自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
少年時代に、キャンディーズの「やさしい悪魔」がヒットしており、サビの部分だけは、覚えています。アニメでは、「デビルマン」が流行り、デビルが正義の味方となる設定になっていました。思えば、本郷猛も、ショッカーの兵士「仮面ライダー」として改造されている最中に逃げ出し、悪の一員から正義の味方に転身していました。タイガーマスクも、悪役を養成する「虎の穴」出身ですし、こういった表裏一体の図式は、定番だったといえるかもしれません。
今、身近には、「嬉しいゲリラ」がいます。スマホのバイブレーションを感知し、画面を覗くと、菊池桃子公式ファンクラブMOMOCANS‘の通知だったりします。
――今朝、メイク前の画像をアップしてくれたばかりなのに、夜もなにかアップしてくれるんだ。
そんな軽い気持ちを抱きながら、着ていたスーツ等を脱ぎ、パンツ一丁になっていました。でも、やはり、MOMOCANS’の通知が気になります。
――まさか!
そのまさかの出来事になっていました。
既に、画面はコメントだらけで、同時接続者数が100を超えていました。ゲリラライブに出遅れてしまったのです。
桃子さんにとって、MOMOCANS’は、一つの集合体であり、その塊に対して友人に近い感覚を抱いてくれているようです。操作法を覚えてからは、ご自分で思い立ったときに、トークライブを開始するようになりました。
奇襲を受けるこちら側は、寸鉄帯びずで、このときの私に至っては、寸鉄どころか下着1枚でした。とはいえ、桃子さんにも脚本等がありませんので、抜き打ち検査のような不利はなく、お互いイーブンです。
この日は、「今度のコンサートで聴きたい曲はありますか?」という桃子さんの発言に対して、リクエストが殺到していました。寒い日が続いているという話題から、「その中に何を着てますか?」という際どい質問もあり、普通に「UNIQLOですね」と答えていました。
たちまち、想像力のスイッチがONになりました。――自分で買いにいくのかな。マネージャーの仕事か。いや、リンガーハットに1人でいくこともあると言ってたから、きっと自分で買ってるんだろうな。
とりとめもない話題での至福のときが過ぎていきます。
最後にハプニングがありました。「じゃあね」となってから、しばらく画面が桃子さんのアップになり続けていました。
「あれっ、あれれ、動画が切れないな、ここ押すんじゃなかったっけ」
MOMOCANS’のコメント嵐が再来し、「このままずっと延長戦」というような文字で画面が埋まりました。結局、20秒後くらいに切れたのですが、百単位のファンに対しても積極的に交流してくれるサービス精神に感謝しています。まさしく、嬉しいゲリラでした。――でも、寒かったです。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、俺との距離を縮めたい本能で、カメラにずっと接近していたんじゃないの~。
乱反射している陽射しよりもまぶしい君
Posted at 2025/01/19 07:29:03 | |
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