京都ディテール贅沢コンパウンド 確かめたい、気に入られた意味を、暗闇の中、面を磨いて。
YouTubeで人気の「まなっちガレージ」が企画した「プロ業者が選ぶコンパウンドランキング」で、2年連続1位に輝いた製品です。200名以上のパネラーによる集計ですので、信頼性は高いものと思われます。
そこで、アマチュアのDIYでもNo.1といえるのかという視点で、レビューを記したいと思います。
有り体にいうと、製品は、すこぶる優秀です。ポリッシャー歴3年未満の私のレベルでも、その高い性能を感じることをできます。ただし、限られた種類のコンパウンドとしか比較できない経験値の壁があり、これがNo.1といい切るのは難しいです。一方で、磨きの楽しさという部分では、「これ以上はないかもしれない」と感じています。端的に、大ファンとなりました。
製品特性としては、自己粉砕型で、1,000番から3,000番まで対応するワイドレンジコンパウンドとなっています。初期研磨から中間を経て、連続的な一連の作業で仕上げまで持っていける設計です。ポリッシャーを走らせることで、大きな粒子が徐々に崩壊していき、最後は、仕上げ磨きの超微粒子となるように設計されています。
この自己粉砕していく機序を理解し、イメージしながらポリッシャーを動かすのが、最高に楽しいのです。コンパウンドの粒子径が変化する状態を数値でモニタリングはできないのですが、「今、2,000番台の重要な過程にある」というような感覚はあり、その緊張感が楽しめます。性状の変化により、仕上げの段階に入っているのも分かります。
反対に、リスクとして、ある部分には2,000番台の粒子がたくさんが残っているのに、別のエリアでは3,000番レベルまで粉砕し、最終仕上げの過程に入ってしまっているような現象は起こり得ます。プロ視点では、2000番台の性能を十分に使いこなせていないということになるのでしょう。
なので、人によっては、3種類の粒子径を3回に分けて使用したほうが確実だと感じるかもしれません。私見としては、これくらいの楽しみというか、腕の見せどころ的な要素はあったほうがいいと思います。そこが、本製品の魅力になっているという考えです。
一丁目一番地の話として、研磨力は、素晴らしいです。自分の愛機「京都ディテールのKYOPES mark III」でも、抜群の働きを示してくれます。序盤は、油性のように粘る感触があるのですが、途中から水性の性状となり、最後はきれいに切れてくれます。また、終盤になると、研磨中にターゲット部位の状態が見えるようになるため、作業しやすくなっています。
濃色車では、適宜、FunCruise H5等の仕上げ用のコンパウンドを投入する必要があるかもしれませんが、かなり精度の高いところまで一発で持っていけることが多いです。
同種品の選考も楽しいプロセスです。Sam’s Detailing ONE STEP POLISHも自己粉砕型のコンパウンドで、よりインテンシブに攻めたい場合に考慮します。Sam’s Detailing 3 in 1 POLISHには、傷を埋める成分が入っており、ミニポリッシャーしか投入できない狭い場所等では、有力な候補になります。トータルでは、贅沢コンパウンドの出番が最も多く、ワイドレンジに適応しやすい性能を示す証左になっています。
▼関連情報
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/7762849/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/7811222/note.aspx
http://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/13174574/parts.aspx
http://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/13089107/parts.aspx
http://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/12797810/parts.aspx
定価 | 6,050 円 |
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購入価格 | 6,050 円 |
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入手ルート | ネットショッピング(その他) |
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