FunCruise SUNNY お願い、これがいい、傷つけないで。
日本におけるスノーフォーム用品市場が劇的に動いたのは、2023年だったと思います。当時は、Autobrite direct同士の組み合わせとなる「ヘビーデューティフォームランス×マジフォーム」が最強の一つとみられていました。Auto Finesseにもかなりの勢いがあり、二強を追っていたのが、Sam’s Detailing等でした。何故、そう明言できるのかというと、Samが、Autobrite directとAuto Finesseへの対抗意識をむき出しにした情報発信をしていたからです。
日本市場においては、MJJCが低価格のスノーフォーム用品をフルラインナップで揃え、年毎に性能をアップデートして、品質面でも世界レベルまで到達しました。これに続けとばかりに、いまだに新興メーカーが勃興してくるほどで、スノーフォームをはじめとするプレウォッシュ向けの製品が、市場を活性化させたのだと思います。決定的だと思ったのは、老舗のシュアラスターが、後続品の立場を甘受して、スノーフォーム用品を上市したことでした。用品メーカーは、洗車傷の抑止効果を競い合っています。
先日、自分が保有するスノーフォーム用品のpH測定を実施し、測定誤差を想定した暫定値ながら、pH2~11までの幅広さを立証できました。マジフォーム系の分厚い泡が生成されるものから、あえてシャバシャバに抑えられている流動性重視の製品に至るまで、性状も多彩です。
充実を極めてきた感のあるスノーフォーム用品ですが、機序の兼ね合いでどうすることもできない限界も存在します。基本的に、スノーフォームでは、濃度による力価の調節がしにくいのです。濃くすれば、泡が分厚くなり、効果とパラレルにはならないことのほうが多くなります。薄くして流動性を高めるのが関の山でしょう。また、汚れがひどいケースでは、洗浄力の限界もあります。こきたなと形容されるレベルまで汚れが蓄積してしまうと、濃いAPC等で下処理をしないとプレウォッシュが成功しません。同じ論理で、局所だけ強く効かせるような使いかたも難しいです。
こうしたなか、電動ハンディスノーフォーム向けの製品にも注目するようになりました。調製濃度と力価がパラレルとなりやすく、汚れ具合に応じた戦略が策定しやすくなります。スノーフォームを補助する目的で、特に汚れがひどい部分だけ下処理として噴霧するような使いかたも可能となります。私の手元にある製品としては、Sam’s Detailing CITRUS PRE-WASH(4~40倍希釈程度)とFunCruise SUNNY(10~100倍程度)が重宝しています。前者はpH7~8くらい、後者がpH8~9程度と推定され、ともにトップコートへの影響はミニマムです。
洗車界には、pH7というセントラルドグマが存在しています。トップコートに影響を与えないpH7至上主義であり、アルカリ性アイテムに対する偏見です。実地を通して感じるのは、pH10以下のアルカリ性洗浄剤をプレウォッシュとして使用する分には、さほど影響は出ないことです。影響が著しくなるのは、コンタクトウォッシュをした場合であり、弊害の部分だけが誇張された洗車界におけるレジームのようになってしまっています。
一方で、細部洗浄の部分では、動く泡の集合体としての性質が強い通常のスノーフォームが圧倒的に勝っていると思います。両者は、二項対立で語るべきものではなく、相補的に使用していくことが、洗車の品質を上げるポイントになるのではないかと考えているところです。
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