Sam’s Detailing Exterior Detailer 心の岸辺に咲いた、あらいいスイートピーエイチ。
花粉汚れには、アルカリ性洗浄がよいという話があります。正反対に、酸性がよいとの説もあります。実際に洗車用品を探してみると、花粉洗浄向けに、アルカリ性と酸性の両者が販売されています。どちらかが、人狼的商法を行っていることが疑われるところです。
私見としては、どちらも人狼的だと思っています。花粉の有害物質を分解する成分が配合され、それを表示しているのなら、人狼という形容を訂正しますが、花粉汚れを特異的に溶解する液性が果たしてあるのか、疑問を抱いています。
そもそも花粉は、経時変化をするものです。洗車の視点では、飛来して車体に軽く乗っているだけの状態から、降雨等で花粉の殻が破れ、ペクチン等の成分が漏れ出して糊状に接着している状態まで様々です。なので、pH不問で簡単に落とせる場合から、ルシャトリエの原理(中和ではなく、イオンの動き)に基づく、強めのアルカリや酸が有効なステージまで様々であろうと推察しています。洗車傷をあまり気にしないのであれば、pHは無関係となり、普段よりも強めに擦る対処でも有効かもしれません。
洗車業界には、pH7を中性とするセントラルドグマがあり、このこと自体は、無機化学の教科書どおりで、間違いはありません。実地の視点では、水道法による中性の定義 pH5.8~8.6があり、この範囲内の液性で、酸やアルカリを語るのは、おかしいと思います。自然の降雨が、pH5~6である点にも考慮が必要でしょう。だとすると、実用的には、pH5~8.6を中性とみなしてもよいとの考えです。
春季に、花粉だけが飛来してくることはなく、黄砂や土埃等、様々な汚染が起こりやすい時期だと思います。いつもより汚れが多くなるのは事実なので、プレウォッシュの強度を上げることが有効になるというシンプルな考えです。車体を隅々まで覆うことができるスノーフォームが特に有効で、大活躍します。酸性洗浄は通年で有効です。
3月になると、洗車中に大量の花粉が飛来してくるほどになるため、ひどい場合には、カルナバワックスを施工する意欲が萎えてしまいます。花粉が大量に散らばっている上からのワックス施工には躊躇します。
こういうときに便利なのが、クイックディテイラーです。自分は、Sam’s Detailing Exterior Detailerを愛用しています。軽い酸性洗浄の効果に加えて、即効性の滑沢膜を形成してくれますので、まだ殻が割れていない微粒子の花粉をそっと拭き取ることができます。光沢増強剤としてのExterior Detailerがもたらす効果の持続期間は、1週間程度しかありませんが、実情としては、花粉が数日間で積もってしまいます。
総じて、洗車業界には、過剰に「中和」という概念が蔓延しているのを感じています。そんな単純なものではないと思います。基本的に、水難溶性の汚れを可溶化させるための洗浄が主体ですので、中和よりは、「イオン」と「可溶化」に着目したほうが、実学に即しています。
なにをするにしても、汚れやすい季節には、洗車頻度を高めることが、最適解でしょう。――誰にでもいえる絶対正しい当たり前の論理ですが、KOMAMEARAIを凌駕する洗浄剤は見当たりません。
▼参考にしている値
水道法による中性の定義 pH5.8~8.6
歯のエナメル質が溶解し始める pH5.5~5.7
(pH5.8では、洗車での酸性効果が期待できない)
自然の降雨 pH5~6
▼関連情報
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/8556953/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/7700348/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/7699665/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/8520227/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/8507125/note.aspx
| 定価 | 3,380 円 |
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