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2011年05月03日 イイね!

試乗 LEXUS HS(と、本日の1台vol.12)

試乗 LEXUS HS(と、本日の1台vol.12)実家のクルマが、2代目プリウスから出戻ったボルボ850を経てレクサスHSに変わった。
本日、オヤヂとゴルフだったので、片道運転した。

そもそも私、HSには懐疑的。トヨタSAIと灯火類以外は全く同じじゃないか(と思ってたが、よく見るとバンパー・ボンネット・フロントフェンダー・リアドアウィンドウが細かく違う)。
せっかくあれだけの資本を投下してレクサスブランドを立ち上げたんだから、こんなバッチ(とライト)エンジニアリングをやっていては、自らブランド価値を貶める。

この点、上手なのはVW。1つのコンポーネントからVW・AUDI・スコダ・セアトでガワを違えて造り分ける。ブランド戦略とはこうあるべき。レクサスだってマークXとISは見事に造り分けたじゃないか。

だからHSにも専用ボディを与えるべきだったと思う。というか、後にCTを出すんだったらHSは出すべきじゃなかった。「高級小型セダンのハイブリット」という需要をキャッチアップするなら、ISにハイブリットを設定するかCTのセダン版を出すべき。

というどうでもいい話は置いといて、インプレッション。



うん。どこぞのなんちゃってハイブリットと違って、トヨタのハイブリットシステムはさすがのデキ。
そして、2代目プリウスよりさらに進化してる。例えば、回生時のブレーキフィールも以前より自然になったし(いかにも「これから回生します」ってなカックンブレーキも面白かったが)、走行中のエンジンスタート・ストップの振動もほとんど感じない。

ただし、こりゃ、レクサスじゃない。完全にトヨタ。上記の理念的な観点のみならずハードの観点からも、HSをレクサスブランドとして出すべきじゃなかった。

乗り感はまさにプリウスと同様。イメージとしては大きなゴムまりに乗ってる感じ。これはこれで、ハイブリットという革新的システムと相まって「現代のシトロエンDS」ぽくて個人的にはスキなんだが、いわゆる高級感は皆無。
ハイブリットシステムもプログラム次第で走りの高級感を高めるようなセッティングにすることは可能だろうが、プリウスと差別化を図ろうとしているようには感じられなかった。

あと、HS固有ではなくレクサス全体の問題だが、最近、ナビ/情報ディスプレイをジョイスティック状のデバイスで操作するようになっているが、この操作性が最悪。カーソルを合わせるのが至極困難。絶対にタッチパネルにすべき。



見当違いかもしれないが、このようなジョイスティックを採用したのは、HOTAS理論によるものではないだろうか。簡単にいうと、パネル/ディスプレイを操作するより手のひらに収まり指で操作するデバイスを用いたほうが操作の容易性・確実性が増す、というもの。

しかし、これは戦闘機の操縦桿のようにブラインド操作が必須(もしくは望ましい)ものであればその通りであろうが、クルマでは、ウィンカー・ワイパー・ライトのスイッチとは異なり、ディスプレイなんてそもそもブラインド操作は不可能(というか求められていない)。操作を難しくしてドライバーをイラつかせるだけ。ひいては、かえって事故の原因になりかねない。

というわけでHS、ハードの出来は(ジョイスティックを除いて)◎であるものの、レクサスとしては全く×。「ハイブリット」がほしい人はプリウスを、「レクサスのハイブリット」がほしい人はCTを買ったほうがいい。



話は変わって「本日の1台vol.12」。ゴルフ場の駐車場に光岡オロチがいた。ゴルフバック載るのかな。助手席かな。




Posted at 2011/05/04 01:05:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2010年01月24日 イイね!

ベンツのドラポジ

ベンツのドラポジS2000とメガーヌRSとの2ショットを撮ったあと、すぐ隣にあるメルセデス・ベンツのショールームに。

いやぁ、客がいない。大ヤナセの地域旗艦店ながら、日曜の夕方に商談中の客が皆無。大丈夫かねメルセデス。
CクラスがコンプレッサーからCGIに切り替わる直前だったとはいえ、Eクラスだって新型販売開始からそれほど経ってないのに。同系列のアウディショールームの盛況さとは雲泥。ヤナセのベンツは訪問営業の比率がまだ高いんかな。それにしても地域旗艦店ゆえショールームが広大なので、人気のなさが際立つ。

さて。一応、目当てはCクラスワゴン。もう時間も遅かったので試乗はしてないが、展示されてた右ハンドルのCクラスセダンの運転席に座ってみた。



運転席に座る。ハンドルを握るべく両手を前に出す。ハンドルを握ろうとするが、そこにハンドルがない。あれ? ハンドルが左(車体中央方向)にオフセットされてる気がする。丁度ステアリングホイールの握り部分くらいだから2.5cm〜3cmくらいか。座り方が悪かったかな、と思ってもう一度座り直して両手を前に出すが、やっぱりそこにハンドルがない。

とっても気になる。不快。

欧米の左ハンドルのクルマを無理に右ハンドルにした場合、ドラポジが崩れるのはよくあること。しかしそれは多くの場合ペダルのオフセットの問題(右前輪が邪魔になり十分なペダルスペースが確保できない等)であり、ハンドルのオフセットという話はあまり聞いたことがない。
それに、ベンツは古くから右ハンドルを導入しており、ベンツの右ハンのドラポジは問題ないという評判。

試しに左ハンドルのEクラスの運転席に座ってみたが、やっぱり車体中央側にちょっとオフセットされてる気がする。あれ? 右ハンドル固有の問題ではない?

暇すぎてデート中かのように楽しげにくっちゃべってるオジサン&オネーサンに訊いてみる。

H「ハンドルが中央側にオフセットされてる気がするんですが…」
D「ハイ?」
H「いや、運転席に座ってみると、身体の中央にハンドルがなくて、車体中央側に寄ってる気がするんですが…」
D「はい。最近のメルセデスは、ドライバーが車体中央方向にやや斜めに向くようになっています」
H「それは、スペース上の制約ではなくてメルセデスの哲学的な理由ですか」
D「人間工学や安全上の理由によるものだと思います」

とのこと。なるほど、カタログ末尾の三面図をよくみると、確かにステアリングシャフト自体が斜めになってる。その延長線上にヘッドレストがある感じ。



しかし、シートはそれほど斜め向いていないような。そして少なくとも私は、自然に前を向いて座るとどうしても身体の中央にハンドルがこない。それが不快。さらに、ステアリングとシート、すなわちドライバーの身体をを車体中央側に向かせることにより人間工学・安全性にどのようなメリットがあるのか、不快感を超えるメリットがあるのか、全く不明。街中には無数の新しいメルセデスが走ってるが、オーナーさんはハンドルのオフセットは気にならないのかな?

というわけで、もともとウチの相方は現行メルセデスに全く興味がないようではあったが、今回、運転席に座ってみただけで、当家のクルマの選択肢としてはメルセデスは完全に消えた。
Posted at 2010/02/13 14:07:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2009年11月14日 イイね!

試乗 Mini Clubman

試乗 Mini Clubmanもう1か月半も経ってしまったが、11/14の初回点検の待ち時間に行ったもう1か所はMiniのディーラー。

Miniも評判がかなりよく、自分も先代R50・R53から結構気になってたが、一度も乗ったことなくて。また、ホイールベースが長く後席に余裕があり観音開きのドアで後席にアクセスできるクラブマンなら、我が家のファミリーカー部門をかろうじて担えるかと。

というわけで乗ってみたのは Cooper S クラブマン(6AT)。しかし Cooper S クラブマンの試乗車があるとは。驚き。



スタイリング。顔つきは先代のほうが遥かに好み。現行型は目に緊張感がない。目を筆頭に、完全キープコンセプトながら、全てのディティールも全体のフォルムも、自分的には先代のほうがよい。現行型のほうがよい部分が1つもない(とはいえ、他車との比較では現行型も高評価だが)。



そして、クラブマンは、どうしても間延感が強い。そりゃホイールベースだけ延ばしたんだから間延感がして当然だが、うまく消化できてない感じがする。この点、元祖ミニのクラブマンのスタイリングは秀逸だったなぁ。やっぱりリアオーバーハングを延ばさなきゃいけないんじゃないかな。



内装は、いろいろと凝った意匠ながら、(自分はこういったレトロモチーフ系は嫌いじゃないにもかかわらず)デザインも質感もイマイチで、なんだかすぐに飽きそうな感じがした。この点はやはりコストを大してかけずに(よく見ればミニよりずっと安っぽい)上質感を醸し出すABARTH500のほうが上手。単なる好みの問題ともいえるが。

さて、走り。これは、最新Golf GTIの直後というハンディがあったかもしれないが、特に何も感じなかった。ミニといえば「ゴーカートフィーリング」を標榜しているが、確かに着座位置はGTIよりもABARTH500よりも低く、ハンドリングも多少シャープのような気もするが、少なくとも市街地を普通に走る限りでは、とりたてて言う程のものでもないのでは(先代R50・R53はゴーカートフィーリングが強かったらしいけど)。

テンロクターボ175psのエンジンは、街中をちょっと走っただけではあるが、必要十分以上にパワーが出ているものの、特段の感慨なし。


総評。Golf GTI は、素人ながらにちょっと街乗りしただけでその凄さを垣間見れた。ABARTH500は、絶対的なハードの出来はそれなりでも(内外装の雰囲気も含めて)ワクワク感がある。
コレに対してMiniは… 事前の期待がかなり大きかっただけに、どの部分をとってもイマイチ感が否めない。



さらに、一応見積もりを出してもらったが、ほしいオプションを(それでも控えめに)ちょこちょこ選ぶと、すぐに400万円をオーバーする。タッケェ。よくこんな高いクルマがあんなに売れるもんだ。

というわけで、自分としては、ミニはイマイチでした。イマイチでよかった。ABARTH500買った後にミニに乗って感動しちゃったら目も当てられん。

ミニ乗りの方、好き勝手なこと言ってゴメンナサイ。ま、素人の戯れ言であり、かつミニ乗りの方がABARTH500に乗れば「何だこの安っちいクルマ」と感じると思われますので、つまるところ好みの問題、ということでご容赦ください。
Posted at 2009/12/30 00:26:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2009年11月14日 イイね!

試乗 VW Golf GTI

試乗 VW Golf GTIアバルトの点検・オイル交換の待ち時間、まず向かったのはアバルトディーラーのすぐお隣のVWディーラー。New Golf GTIが雑誌でもweb上でもえらく評判いいんで、乗ってみたくて。

というわけで試乗インプレッション。さすがお隣だけあってアバルトと同じコースを巡る。


ボディ、大きい。ABARTH500から乗り換えたこともあるだろうが、運転してみると前後・左右・上下とも大きく感じる。
しかし、重さは全く感じない。むしろ軽快感あり。そしてそれ以上にとってもしっかり感がある。



2.0L TSI、211ps・28.6kgmのエンジンは、必要にして十分以上のアウトプット。普段は存在感を必要以上にアピールしないが、回すとそれなりに存在感を示す。

6速DSGはさすがのデキ。もうホントにスゴい。早い。ギクシャク感皆無。アバルトにもコレ載らないかなぁ。
ただ、パドルの操作感が気になった。右を引くとシフトアップ、左を引くとシフトダウンという理想的なロジックでクリック感も気持ちいいが、パドル操作と変速がズレる。PCのマウスと同様に、パドルを引いたときに変速してほしいのに、パドルを引いて元の位置に戻ったときに変速される。「カチッ」の「カ」と「チ」の間で「クンッ」と変速してほしいのに、「カチッ クンッ」となる。
わざとそういう設定になってるのか、ツインクラッチだって変速時には半クラの制御とかしてるんでそのくらいの間は必要なのかは分からないけど。



サス、これが一番感動した。クルマインプレのボキャブラリーが不足してるんで伝えにくいが、本当にしっかり&すんなり入力をいなす。コイル&ダンパーのパッシブサスでここまでできるなら、エアやら油圧やらのアクティブサスは全くいらない。むしろ完全なスカイフック・フラットライドより、入力があることをドライバーに伝えながら不快感を全く感じさせないGolf GTIのサスの方がよい。

試乗してて思い浮かんだ印象は、自分が、とっても立付けのよいしっかりとしてるケーキ箱に入ったケーキになったような感じ。分かりにくくて申し訳ないが、主に大きいながらしっかり感と軽快感があるボティとしっかり&すんなりなサスの動きから、そんなイメージが浮かんできた。

というわけで、そこかしこがとにかくしっかりできている。Golfがモデルチェンジするたびに世の自動車ジャーナリストが判で押したように絶賛するのも分かるような気がした。

このとってもよくできたクルマがABARTH500の僅か70万円高とは…。理屈で考えれば、絶対にGolf GTIを選ぶ。
じゃあ、半年前に戻れるとしてABARTH500ではなくGolf GTIを選ぶかといえば、選ばんなぁ。
だってGolf、実物を見ても、何枚か撮った写真を見ても、どうもカッコよくない。ボディ色が白・3ドア・ホール部を黒く塗った18inchホイールという組み合わせなら、そこそこいいけど。



あと、インテリアも質実剛健かつ質感高いながら、どうもツマラン。乗っててワクワク感も愛しさもない。この点のABARTH500の演出はコスト掛けてないのにたいしたもの。



総括。今、日本で2Lクラスの4ドア実用車を選ぶなら、プリウスかGolf GTIがよいと思います。あのカッコが気にならないなら。
Posted at 2009/12/06 19:53:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2009年09月26日 イイね!

試乗 Suzuki WagonR

試乗 Suzuki WagonRガラスコーティング時の代車。軽にまともに乗ったのはコレが初めてかもしれない。
グレードとかはよくわからんが、普通のノンターボ4ATのやつ。

最近の軽はよくできていると聞いていたが、感心した。本当によくできている。

よく走る。660ccの4気筒なんで1気筒あたり僅か165ccなのに、市街地を走るうえでは十分なトルクが出てる。登り坂ではブォ〜ンと回転が上がるが、それはそれで内燃機関の正しい使い方だ。

乗り心地もよい。タウンスピードでは必要十分なしっかり感あり。

メッチャ小回り。ABARTH500はナリは小さいのに切れ角が少なく小回りきかない。

室内広い。バカっ広い。ルーミー。

足元もバカっ広い。右ハンのABARTH500の足元がスゴくタイトなのと対照的。ま、もともと右ハン小径タイヤに最適化させて作られた日本の軽と、もともと左ハンを無理に右にして17inchまで履くABARTH500を同列で比較しては酷だが、それにしても雲泥。

いやぁ、ノンターボ4ATのスタンダードグレードでこれほどよくできてるとは。

オイラは幸か不幸かクルマ好きなんで、自分のクルマとして(コペンとかはともかく)このテの軽を買うことはない。足車としても。相変わらずのドアのペナ感も気になるし。
しかし、クルマに興味ない人だったら、移動の手段としてコレを買えば全くもって十分だ。軽が売れるわけがよくわかった。
いや、都市部在住かつ通勤に使わないなら、買う必要すらない。必要なときに軽のカーシェアリングを利用すれば十分こと足りる。クルマが売れないわけがよくわかった。

いやぁ、スズキの、いや日本の工業の底力を実感しました。
Posted at 2009/10/03 23:42:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ

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15年ぶりにホンキでほしいクルマが2台も見つかって1台買ったが、1年後、もう1台のほうに買い直した。
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