• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

haji.のブログ一覧

2009年08月22日 イイね!

試乗 ABARTH500

試乗 ABARTH500以前も書いたが、ポルシェ997後期型がほしいながら、唯一のライバルはABARTH500。てなわけで1か月以上前の7月アタマ、仕事が猛烈に忙しい中、息抜きがてら東名阪福と全国で4箇所しかないアバルトディーラーへ行ってきた。

クルマを停めたバックヤードには色とりどり(といっても白・白パール・赤だけだが)の納車待ちABARTH500が。



カワイイ。並んでると特に。



白パールはキレイだし高級感がある。ソリッドの白よりいいかな。

ショールーム内のアバルトブースには赤のABARTH500(と白のABARTHグラプン)。カワイイし、隣のとってもカワイイが、カワイイだけの素の500に比べて、程よい後付感のエアロがいい感じ。車格が1つ上がったような雰囲気がある(価格も上がってるが)。



う〜ん赤もいいねぇ。

インテリア、もともと500がスピード・タコ同軸で中央にインフォメーションを配した一眼風メーターやハンドル脇まで嵩上げしたシフトレバー等、小技が効果的でステキ。
で、ABARTH500のインパネは、樹脂部分とハンドルを黒くしてシフトレバーをアルミに変えたくらいだろうけど、グっとしまってホットハッチの演出として高得点。



そして、使ってる素材にはたいしてコストをかけてないと思われるが、何故か安っぽさがない。イイモノ感すらある。インサイトなんかと比べても遥かに。上手い。大したもんだ。

ただ、座面が赤革のシートは好みではない。
あと、ブースト計の位置は左ハンのメーター脇のほうがいい。なんで場所を変えたかな。左ハンと同じ場所に移設できるかな。何かと干渉するのかな。

後席はそこそこの広さ。911よりは実用になる。

試乗車は黒(写真を撮り忘れたんでコチラ参照)。黒もいい。ただでさえちっこくて凝縮感があるのに、黒だと一段と精悍さが増す。あと、白・赤だとサイドのABARTHストライプがないとチョイ腰高感があるが、黒ならストライプレスでも気にならない。

さて、乗り味。ますはノーマルモード。ハンドル超軽い。そしてそれほどブーストがかからないうちに shift up サインが出る。燃費対策モード。
途中でスポーツボタンをポチる。ハンドルにグッと手応えが。そして十分に上まで引っ張らせる。楽しい。

エンジン、最近流行のNAライクな下からトルク感があるタイプではなく、回転が上がってからヒョンっとブースト計が動いてグワっとパワーが出てくる。古典的なホットハッチ風味。ターボ付とはいえ1.4Lながら、パンチある。大人3人乗ってても十分パワフル。

シフトは、(おそらく)ワイヤーかリンケージで引き回しているにもかかわらず、コクコク軽く入る。ただストロークがちょっと長いかな。ま、比較の対象がS2000なのでしょうがないが。

サスは、雑誌等では「硬い」「乗り心地悪い」と言われてるが、気にならない。ま、比較の対象(以下略)。

総評すると、とにかく乗り味全てが小気味いい。ホントに気持ちいい。アウディレクサスなどとは違い精緻な感じは全然ないが、とにかく気持ちいい。

う〜ん、もともと愛らしくも程よくアグレッシブなカッコが気に入ってたABARTH500、乗ってみると更にいいなぁ。自分の好みというか感覚にとてもシックリくる。

というわけで、もう997を買う気になってたのに、ちょっと迷いはじめた。
Posted at 2009/08/23 00:38:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2009年08月13日 イイね!

試乗 Lexus IS-F

試乗 Lexus IS-F2か月以上前、アウディSライン試乗会の翌日のこと。相方とレクサスのディラーへ行った。初めてのレクサス。その日、ヤマダ電機と無印良品に用事があり、この2店(距離100m)の中間にあるレクサス販売店に「寄ってみよか」てな感じで。単なるついで。

でも、レクサスにはあんま興味ない(ISはそこそこイイと思うが)。なので、営業マンさんに「どのクルマに興味をお持ちでしょうか?」と聞かれて、適当に「ええと… IS-Fとか?」と言ったら、「IS-Fの試乗車あります!」てことでIS-Fに試乗することに。

IS-Fの印象。まとめると、踏むと排気音がちょっとウルサめの、よくできたトヨタ謹製セダン。
V8・5L・400psオーバーのエンジンが載ってるとは思えないほど、よく躾けられている。ただ、別の表現をすれば、ド級エンジンのハイパースポーツセダンに乗ってるという高揚感は薄い。まぁ、これがレクサスの演出なので、これはこれでありだと思う。

ロックアップを駆使してツインクラッチに近い変速スピードと高効率を実現した8速ミッションのデキについては、あんまりよく分からない(オイラの感受性の問題だが)。ただ、ポルシェPDKのスパッという感覚に比べるとタイムラグを感じる(ような気がする)。そして、ロックアップがきかない1速→2速の変速は、普通のトルコンオートマの変速感だ。

う~ん… ISはそこそこスキだが、どうせIS買うなら尖ったIS-Fがほしい。でも、V8・5L・400psオーバーのエンジンながら躾がよすぎて高揚感の薄いクルマにゃイマイチ魅力ない(矛盾してるようだが)。そしてレクサスは全車、内装(インパネ・ダッシュボード)の造形がツマラン。てことでIS(および他のレクサス車)を買うことはないだろうなぁ。

IS-Fの試乗を終えてショールームに戻ったら、ISCの発表展示会やってた。ディープレッドのISCが置いてあり、結構な人だかり。
このクルマ、オープン時はそこそこかっこいいが、クローズ時は不恰好。そしてもともとオープンに思い入れはないので、自分は興味ない。

ところが… ふと気づくと相方がISCに心奪われてた。「S2000の次はコレにする」と言ってた。
え~ 「クローズ時は不恰好じゃ」とか「S2000に7年乗っててもほとんど屋根あけてないんじゃ」とか言ってみたが、とにかく気に入ったらしい。クローズ時の格好も気にならないらしい。
てなわけで相方はISCのカタログもらってきて家でも見ていて、外装色も内装色も決めたらしい。

前日には当家の将来のラインナップ予定は911+AudiA4だったのに、翌日には911+LexusISCになってしまった。2ドアスポーツ +(4シーターとはいえ)2ドアオープンという組合せは如何なもんかと…



と、当家の将来を懸念していたところ、その1週間後には、相方はISCへの興味を既に失っていた。とりあえずよかった。
Posted at 2009/08/14 01:28:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2009年07月19日 イイね!

試乗 Honda Insight

試乗 Honda Insight相方のS2000が車検。ディーラーに預けるのに付いてった。ちなみに車検直前にエアコンのコンプレッサー部品が粉砕してキリコが配管に回り、車検代12万円+修理代18万円の30万円コースとのこと。

で、代車、フィットぐらいかなと思ってたところ、「インサイトですっ」とのこと。思わず「旧型ですか?」って聞き返した。まさか新型インサイトを代車に使ってるとは思わないんで。しかし「いや新型ですっ」と。そりゃ冷静に考えれば2シーターで極レアな存在の旧インサイトを代車に使うはずないか。

そんなわけで我が家に1泊2日で新インサイトがやってきたので、大人の階段を上った経緯を差し置いてインプレ。



結論を先に言うと、こりゃダメだ。「プリウスが納車9か月待ち」てこと以外に、わざわざ選ぶ理由がない。

そもそもホンダのハイブリットシステムは、エンジンを効率のいいところで常時回しておき、モーターで補助する(のに加えてアイドリングストップ機能)というもの。プリウスのシステムに比べれば「簡易型ハイブリット」、もっと言えば「なんちゃってハイブリット」である。
そりゃ、内燃機関は回転を上げ下げするより一定回転数で回しておくほうが遥かに効率がよい。しかし、プリウスは、そんなことは分かっちゃいながら、エンジンとモーターの同調を工夫し、システム全体で更なる効率(燃費)アップを図っている。しかも、12年前にデビューした初代から。

このシステムの違いが、乗り味にも明確に差が。
ウチの実家は初代プリウス後期型・先代プリウスを乗り継いでおり、自分も結構乗った(実家にいる頃は850よりプリウスに乗ることが多かった)。
で、市街地に限定するなら、乗ってて世界一楽しいクルマはプリウスである。ディスプレイを瞬間燃費表示にしておき、できる限り(周囲に迷惑をかけない範囲で)エンジンを掛けずにモーター(もしくは惰性)のみで走れるよう、アクセルを右足親指付根の肉球部分でピクピクと微妙にコントロールする。これがゲーム感覚で楽しい。

コレに対してインサイトのなんちゃってハイブリットは、動いてる限りエンジンが回っている(ブレーキを離すとエンジンが始動する)。これじゃあ、アイドリングストップシステム+CVTと大きく違わない。
そして、エンジンが回転を上げずに一定回転を維持しようとするから、従来の内燃機関の吹け上がりは全く楽しめない一方で、ドライバーがハイブリットシステムを駆使して燃費を向上させる醍醐味も薄い。
結果、いわば、「ツマラナイとこ取り」みたいな乗り味のクルマになっちゃってる。

これなら、先代プリウスのほうが、いやひょっとしたら初代プリウスですら、ハイブリット車としてオモシロいし、わざわざ乗る意味がある。

そういや、この代車のインサイト、営業さんが言うには「既に試乗用に1台あったが、最近もう1台入ってきたので代車用にした」とのこと。
要するに、デビュー直後はバカ売れしたインサイト、現行プリウス発売後は売れてないんだな。で、バカ売れしたときに増産した分が余って、ディーラーに無駄に重複して配車されたと(ディーラーは有償で買ってるだろうが)。

あと。



人間×4+エンジン・モーター+電池+荷室のスペースを確保したうえで空力をよくしようとしたら、全体のカタチがプリウスに似てしまうのは仕方ない。
とはいえ、スタイリングなんて全く好みの範疇の話だが、個人的にはこの最近のホンダ顔は全くダメ。リアの造形は、特にコンビネーションランプなんか、プリウスよりシャープでいいと思うが(クリアテール嫌いだし)。



インパネの造形も、未来風味を演出しようとして、結果ゴチャゴチャになってるだけに感じられる。表面をあえて革風のシボにしなかったのは評価できるが、しかし残念ながら安っぽさを増長させてる気もする。
機能的には、せっかくスピードメーターをハンドルの上から見るようにして視線移動を少なくしてる(モーターアシスト時とチャージ時で背景色が変わるのも分かりやすいしエコ運転の目安になるのでよい)のに、ディスプレイ画面が中心線から助手席よりにあるのも問題だろう。瞬間燃費等、種々のインフォメーション画面の出来も12年前の初代プリウスレベルだし。

というわけで、新インサイトに乗ってディーラーを出た当初は嬉しくて相方と「ちょっとドライブでも行こうか!」と言っていたが、ちょっと乗ったらそんな気もなくなり、そのまま自宅に帰った。

ハイブリット車はほしいが来年3月以降という新型プリウスの納車時期まで待てないという方は、インサイトを買うくらいなら、先代プリウスの中古でも買うか、ハイブリットシステムをエコ方向ではなくファン方向に使う(らしい)CR-ZXまで待つか、どうしても即納のハイプリット車がほしいなら電動アシスト自転車でも買ったほうがよいと思います。辛口ですが。
Posted at 2009/07/19 20:06:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2009年05月24日 イイね!

試乗 Audi TTS & S4 Avant

試乗 Audi TTS & S4 Avant相方宛に「Audi Sモデル試乗会@ノリタケの森」の案内が来た。

ここんとこのアウディのスタイリングは、パーテションラインひとつとっても、あるべきところ、美しく見えるところに配する努力を感じる。精緻。他社のクルマより遥かに。来年デビュー予定のA1(←)にも大いに期待してる。


そして当家、850エステートの代替にA4 Avantを考えている。さらに夫婦ともTTがスキ。オイラが「キューキューナナ、キューキューナナ」と言い出す前は、TTを見かけると「やっぱイイねぇ」と言っていた。
てなわけで、TTSとS4 Avantに乗ってみた。

■TTS 




スタイリングは何度見てもいい。特にサイドとリアは完璧。ライン1本に至るまで。全体の造形もさることながら、細部を観察すればするほど感心する。とっても気を使ってる。
ま、自分がTT買うとしても、このオレンジを選ぶ勇気はないが。



内装。雰囲気の作り方がとってもステキ。造形も素材使いも質感もカラーも全部ステキ。

メカニズムは、横置の直4ハイプレッシャーターボ+6速Sトロニック+クワトロ。
混み合った市街地のチョイ乗りでは、オイラじゃTTSの真髄を引出すことも感じることも難しいものの、軽いながら硬質感がある吹け上がりと素直で気持ちイイ挙動が好印象。

でも、何と言うか、なまじTTが好印象なだけに、さらにその延長線上に位置するポルシェがほしくなるような。実際、TTから911に乗り換える人も結構多いそうな。


■S4 Avant



実は今年1月、A4の1.8 TFSI(FF+CVT)に試乗したが、印象は悪かった。
単なる信号発進でも、前後の荷重変化が激しく(フロントが浮きリアが沈む)、フロントのトラクションが足りない感じがする。それほどアクセル踏んでないのにフロントタイヤが空転しそうな感じ。
新型A4はフロントアクスルを前進させてフロントオーバーハングを短縮したが、そうすると特に加速時にフロントタイヤにかかる荷重が少なくなるわけで、その影響が出ている?直5縦置FFミッドシップのアコードインスパイアもトラクションで苦労したようだし。
mistbahにコメントいただいたようにサスの煮詰めの問題かもしれないが、いずれにしても不快。

しかし今回試乗したS4は、7速Sトロ+クワトロの恩恵か、サスが1.8より堅いからか、↑のような感覚は皆無。とっても好印象。しっくり。相方も好印象とのこと。
そして、A4 Avantのスタイリングは美しい。現行の世界中のセダン・ワゴンの中で一番。

そんなわけで、850エステートの代替ならコレかなぁ。
ただしS4のV6+スーチャー333psは我が家には過剰なので、買うなら先ごろ追加された2.0TFSI+7速Sトロ+クワトロになるだろうが。
そして、今回試乗したS4が好印象でも、それでもなお850エステートの魅力は色あせない。先々A4 Avantを買うとしても、850の維持費が負担に感じるようになってからかな。



以下は試乗してないクルマ。

■S5 



S4のV6+スーチャーとは違い、こちらはV8NA。
最新アウディだけあって面構成は綺麗ながら、ちょっと間延び感は否めない。


■S6 Avant



最近のアウディには、こんな赤もよく似合う。A4 Avant買うなら赤も有力候補。


■RS6 Avant



V10+ツインターボで580ps。お値段16,800,000円。冗談みたいなクルマ。要するにアウディのブガッティベイロン。どんな人が買うのか想像つかないが、ま、アウディとしてはあくまでイメージリーダーであって、別に数が出なくてもよいのだろう。



今回、S4 Avantの印象がよかったこともあり、当家の将来のラインナップは997/2+A4 Avantかな。スポーツカーとワゴンでバランスもいいなぁ。

と思ってたところ、意外な伏兵が登場し、予定は大きく狂いかねない事態に。詳細次号。
Posted at 2009/05/24 22:57:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ

プロフィール

15年ぶりにホンキでほしいクルマが2台も見つかって1台買ったが、1年後、もう1台のほうに買い直した。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

BMW i3 BMW i3
2015年(H27年)9月納車。 2か月モニター(という名の在庫車処分のための撒き餌)を ...
ポルシェ 911 ポルシェ 911
2010年(H22年)9月13日納車。 自分にとって「上がりのクルマ」
アウディ A4 アバント (ワゴン) アウディ A4 アバント (ワゴン)
2010年(H22年)2月納車。S2000に替わる妻の通勤車。 LEDランプ&DVDナビ ...
アバルト 695 (ハッチバック) アバルト 695 (ハッチバック)
2009年(H21年)9月25日納車。 これまた長い付き合いになりそうです。 と思いき ...

過去のブログ

2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation