マテハンを自動化することによるメリットは大きいものですが、デメリットもあります。デメリットについても理解しておきましょう。
①導入コストがかかる
マテハンの自動化においては、導入する機器や工場の規模にもよりますが、数百万円〜数千万円の導入コストがかかります。それだけでなく、操作する技術者の教育や雇用、工場全体の運用フローの見直しといったコストもかかるため、自動化にあたって必要なコストをすべて試算した上で、費用対効果が見込める場合に自動化を実施すべきです。
②トラブル発生時の対応が大変
何らかの原因でマテハン機器が停止した場合には、製造や出荷ができなくなってしまいます。復旧に時間がかかるとそれだけ損害も大きくなるため、トラブルを未然に防ぐために定期メンテナンスを実施したり、復旧手順を学んで練習しておく必要があります。また、トラブル発生時にはバックアップとして、人の手でも作業が出来るように考慮しておくことも重要です。
③対象となるモノの制限
マテハン機器はどんなモノにも対応できるという訳ではないので、工場で取り扱うモノが大きく変わった場合、機器を変更したりシステムを見直さないと使えなくなる場合があります。あらゆるモノに対応できるように自動化すると導入コストも運用コストもかかってしまうため、どんなモノを対象とするのかを定めて、そのモノに合わせたマテハン機器を導入するようにしましょう。
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Posted at
2022/08/12 15:31:58