自動車保険には、強制加入の自賠責保険と任意保険とがありますが、今回は任意保険の話しです。
任意保険は自賠責保険で賄いきれない分をカバーする保険で、自賠責保険と違い、強制加入でも無いし、未加入でも罰則はありません。
しかし、掛金が高いからと言って、未加入ですと、万が一事故を起こしたり、ぶつけられたりした際、修理費は自腹で支払う事になります。
お金が湯水のごとくある人や、絶対に事故らないって完全に言い切れる人には不要かもしれませんが、だいたいの人達は、この両方とも当てはまらない方々がほとんどだと思います。
その為に任意保険と言うものがあります。
その任意保険の中でも、対人、対物、搭乗者傷害、車両損害など、項目ごとに設定出来るプランがあります。
その項目の中での車両損害特約の部分の事です。
車両損害特約とは、字の如く、自車の修理費をカバーする特約で、保険会社によって違うかもしれませんが、車両間限定(車同士の事故)と総合(車同士以外の事故を含む)があります。
この車両保険が曲者で、年式が5年を経過した車両の修理費は、当時の新車価格の10%しか保険で支払われない様です。相手の過失が10割の場合の物損支払いも同じです。
(例:新車価格200万円→10%=20万円)
となると、仮に修理費が30万円かかったとしたら、残りの10万円は自腹もしくは、相手側の自腹負担になり、相手に請求するにも、裁判沙汰にしてやっと支払ってもらえると言った感じで、日数もかかるし、弁護士費用もかかり、余計な出費になります。
その自腹分をカバーする為に、私が加入している自動車保険には、「車両超過修理費用特約(最高50万円)」なるものがありました。
これは、例題にて、簡単に説明すると、20万円は車両保険で、10万円は車両超過修理費用特約からと言った感じになります。
保険会社さんによると思いますが、その特約があるか、無いかは、ご自身で加入している損保会社へ確認してみて下さい。
尚、私は保険会社の回し者などでは一切ございません。
Posted at 2022/05/27 14:21:27 | |
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