
OBD2から拾ったデータ。
MAPがインテークマニホールド内の圧力。
下に水温、ATF温度。
右側の3連の棒グラフは上からEGR(A)が冷却されたEGRの快便。。失礼、開弁率。
EGR(B)は冷却無しそのまんまのEGRの開弁率で一番下がスロットルシャッターバルブの開弁角度となります。
角度が大きくなる(開く)と赤いインジケータが大きくなります
エンジン始動直後のものでPレンジアイドル状態。
外気温2℃。

スロットルシャッターバルブはほぼ閉じ気味で、EGRクーラーバイパスバルブから熱々の排気ガスをインテークマニホールド内に戻してます。
低温時の燃焼の維持のためでしょう。

水温が60℃を超えました。
超えたんですが水温センサーの周りの冷却水が60℃になっただけで実際はエンジンやミッションの各部適正温度にはほど遠い状態です。
ホットEGRで燃焼温度を適正化中。

完全暖機後。
水温が80℃を超えATFもラジエター下部で熱交換され最適温度になりました。
映ってませんが走行中はクールドEGRの導入も行われました。
補器類を含んだエンジン各部全体が温まった状態です。
ここで注目するべきはインテークマニホールド内圧力。
大気圧が1気圧ですからインマニ内部は負圧になってるんです。
インテークシャッターバルブがほとんど閉じてホットEGRのバルブがほんの少しだけ開いた状態。
外気温度が高ければホットEGRバルブは全閉じでコールドEGRバルブがほんの少しだけ開いた状態になります。
この時もインマニ内部の圧力は負圧のままです。
Posted at 2022/03/22 15:57:32 | |
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