今日は5月30日。語呂合わせで【ゴミゼロ】の日。
ここ最近SDGSがそこかしこで言われ持続可能な〜って目標を元に全世界で頑張ってる訳ですなぁ。
最もこういう目標というか指針を出さないと人間意識しないモノ、全ての人がそうではないが心無い方も、またはそれに気が付かない方もいるんだよねぇ。
ワタクシも以前から極力意識してゴミとか無駄のない様にしてはいますが、気が付かないうちに無駄にしてしまったこともあるはず。
人間生きてるだけで誰でもゴミを出す生き物ですからなるべく無駄をなくしてゴミを出さない様に意識しないといけないなぁと思ってます。
まぁ【無駄の美学】というモノには非常に心惹かれますがww
SDGS的な事といえば自分が30年近く前にやった事を思い出します。
当時ヤング(死語)でヤンキー(死語)っぽいカッコをして無駄にイキっちゃった高校生の時。

こんなタイプの方もいたけどスラムダンクが流行り、だんだん淘汰され
男子はボンタンからストレート腰パンに
女子はくるぶしクルクルがルーズソックスに
まさに転換期でした。
そしてこういう話ではありません(マテ
皆様、というか特定の世代より上の方

この温度によって色が変わって表示される温度計って子供の頃お風呂の湯温測るヤツをオマケでもらったりしませんでした?
子供心にこの温度計って【なんで色変わるの?不思議!】と思ったものです。
ワタクシ高校は化学が大好きでして。
その時何気にこの温度計ってどういうモノなんだろうと調べました。
簡単に言えば今は当たり前の液晶。
当時はまだ液晶テレビもなかった時、パソコンもDOSでブラウン管モニターの時代、身近に最先端なモノがあるのに驚きましたっけ。
当時クラスメイトが
「れいめ、知ってっか?液晶ってよぉ、【イカスミ】できてんだってよ?」
とこんな感じで屋上で口走ってたっけ。
その後他のヤツらにフカシてんじゃねぇゾ!?
とフライングニー喰らってたのもいい思い出(違
そして化学大好きなワタクシ、更に調べました。
実際はイカスミではなく世界で最初に液晶らしきモノの原料は【イカの肝臓内のコレステロール】でした。
まぁイカスミも粘性があり脂質が含まれるので成分にコレステロールがあってもおかしくないけど。
ちなみにこの液晶を【コレステリック液晶】と言います。
時代は90年代前半、美容整形というものが流行り出し脂肪吸引手術なるモノがよくテレビでも流れてました。
手術で吸引した脂肪を廃棄するのに苦心してる〜とか。
その時高校生のワタクシのスカスカ頭で
脂肪=コレステロール
コレステロール=イカスミ&肝臓
イカスミ&肝臓=液晶
コレ人間のコレステロールで液晶作れんじゃね!!?(°▽°)
そうしたら無駄に廃棄される脂肪が有効活用できんじゃん!!(°▽°)
と、そこから始まった液晶作り。
さすがに直で人様の脂肪をって訳にはいかないかったので先生に掛け合いコレステロールの粉末と塩化チオニルなる薬品を入手。
コレステロールを融解し特定温度で湯煎しながら劇物の塩化チオニルを滴下混合。
この作業をフライングニー喰らったヤツとやったヤツを剛腕でねじ伏せ(ウソ、巻き込んで
当時のスカスカ頭と技術で出来た液晶(?)はホットプレート最高温度じゃないと液晶の虹色っぽいのが出なかった。
出来た時には自分の所属科の1〜3年の前で発表する事に。
色が変わり皆のどよめきと共に成果が結果として出た時は
生活指導の先生に追っかけられるより刺激的でした。
実験精度が悪く微々たる結果でしたが、捨てるはずのモノを有効活用するという事に先生方は高評価だった事を今日、ゴミゼロの日で思い出しました。
今では結構簡単に液晶オパールとかいう品名で安全かつ誰でも作れる様になってるみたいですね。
結論としては
イカスミは普通に食べようぜ。
皆様も無駄のない利用を楽しんで考えていきましょうね(о´∀`о)
Posted at 2023/05/30 13:02:48 | |
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