
輸入車SUVというとベンツのGクラスやランドローバーのレンジローバー、BMWのX5等挙げ始めたらキリがないほどある。
昨今電気自動車の普及により今後どう車を選べばいいのか、よくわからないという方も多いのではないだろうか。私もこれからどのくらいの速度で電気自動車が普及するのかは予想できない。(ただ、国が充電器などを設置するのは金銭的な余裕がないため他国よりは遅いだろうというのは確か。)
そこでたまたま身内がベンツのEQS SUVという電気自動車の四駆を購入したため試乗してみた。
結論からいうと、派手なパネル、上質なシート、かなり大型なモニター類と装飾は凄いが一切の感動はなかった。3tに及ぶ超重量級の車体をいとも簡単に動かす電力はさすがと感じたが、車がバッテリーで重すぎることや今後のバッテリーの持ちなどを考えるとどこか車を購入する際の愉しみのようなものが無いように感じた。
最近は夏の気温もどんどん上昇し、確かに進行する温暖化が気になる瞬間はあるが、それでもまだ電気自動車には移行できない気がする。
個人的な意見にはなるが今後車を選ぶ基準、それは今までと変わらず、というか今までよりもっとデザイン性や音を重視して選んでいきたいと思う。マニュアル車なども乗るなら今のうちかとさえ思う。まだまだ新型で排気量の多い車も販売されている。それはもちろん私のようにすんなり電気自動車へ移行できないステレオタイプのための市場を作ってくれているのかもしれないが、車とはやはり移動手段というモノを超えて相棒に近い感覚がある。どんなに爆音で排気量が大きくても、一概に避難だけをうけることはないと思う。
3tの電気自動車を動かすその巨大なバッテリーを作るのはどこでどうやって作ってるのか、それを考えるとまだまだ温暖化への対策にはなりきらない気がする。たまたま電気自動車に乗る機会があったから少し考えてみたが、もう少し趣味趣向の強いクルマを愉しみたいと思う。
Posted at 2023/07/31 20:32:24 | |
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