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少し高いところに上り、俯瞰気味にとらえてみた。いつもの見慣れたアングルよりルーフのスペースが多く取れ、バランス的にもいい感じだと思う。

EOS 40D、EF 17-40mm F4 L USM

生憎の天気だったが、恒例となりつつある「日曜午前の首都高ドライブ」へ出かけた。仲間が誰もいなくて寂しかったが、今日の目的は写真撮影。いつものGR-Dではなく、EOS 40DにEF 17-40mm F4 L USMを装着。35mmフィルムカメラのレンズに換算すると28-56mmにあたるこのレンズは、広角から標準域までをカバー。「L レンズ」の名が示す通り写りは秀逸。今回は標準域を多用して撮影。立ったり、膝をついたり、植え込みの脇に上ったり、右に行ったり、左に行ったりと、色々とアングルを変え、120枚ほど撮影。運転もそうであるが、撮影も回を重ねるごとにポルシェのクセみたいのがわかってきて面白い。

名作・頭文字Ｄの舞台。

今日は仕事が休みなので、筑波まで行ってきた。休日は来たことがないのだが、平日の表筑波スカイラインはガラガラで目一杯楽しめた。それなりのスピードでコーナーに突っ込んでいっても、まさにオンザレール感覚。不自然な挙動は全くなく、この車のポテンシャルに感動。帰宅後は江戸川べりを15kmほど走った。ちょうどキロ6分のニコニコペース。秋口に入り、マラソンのトレーニングもしやすくなった。

AMGを試乗するという滅多にない機会があったのでレポートさせていただく。今回試乗した車はこれ、左からAMGのC63とSL63。まず最初にC63に乗った。適度にホールドの良いシートに腰を下ろすと、「やる気」を起こさせる320km/hまで刻まれたメーターが眼前に広がる。過給器無しのV8,6208ccエンジンのレブリミットは7200rpmと、高回転まで回る予感に胸が高鳴る。イグニッションをオンにすると、メルセデスとは思えないような野太いサウンドがあたり一帯を包み緊張が走る。慎重に車をスタートさせ6号線に合流。松戸方面に向かう新葛飾橋の登りの部分でアクセルを床まで一気に踏み込むと、C63はけたたましいV8サウンドを奏で、一気に前へ前へと突き進んで行った。レッドゾーン手前まであっという間に吹け上がるエンジンは痛快の一言。これもまたメルセデスらしくない。トランスミッションは7速ATだが、こんなにギアはいらないという感じ。しかしながらこのATをMモードにしてみると、感動の場面に出くわした。減速時に「フォーン」と空ぶかしをして回転を合わせ、シフトショックをなくしてくれるのである。いわゆるブリッピングという技なのだが、これひとつとっても運転が上手になった気がするのである。いつもの周回コースを感動に包まれながら走り終えた後、次にSL63をオープンにして試乗。C63と同じエンジンを搭載しているこのSL63であるが、やはり車重がかなり増加している分キビキビ感に乏しく、これは攻めるよりもゆったり乗るのが似合っている。C63は約1000万円、SL63はその倍の約2000万円。もしSL63を買えるだけの財力があったとしても、私はC63を選ぶだろう。その理由は、重厚なエンジンにもかかわらず軽快なこと、コンパクトなサイズゆえのボディの取り回しの良さ、足回りの良さ、ぱっと見は普通のCクラスと変わらないので職場にも乗っていける・・・。色々上げればキリがないが、なかなか素晴らしい車であった。試乗させていただいたお礼ではないが、ディーラー担当氏をポルシェの助手席に乗せて同様のコースで走ってみた。まずは件の坂を全開で走行。シートバックに叩きつけられた彼は一瞬言葉を失ったが、その後発する言葉は感動のフレーズばかり。中でも面白かったのが「はっきり言ってAMGより上ですね」だったｗ