
1994年6月18日
2代目
スバル ドミンゴ 発売
2代目ドミンゴは、本日発売から30年が経ちました。
2代目ドミンゴ発売時、
初代ドミンゴは累計販売台数が約10万3千台となり、ワンボックス市場に独自の地位を獲得

「1200cc、7人乗り、1BOX」というコンセプトはそのままに、安全性等の基本性能の向上させ生まれ変わりました。
商品コンセプトは、
家族で行動する人のために
カーライフを広げる楽しさを提案する
ジャストフィット コンパクトワゴン
商品の狙いは、
※ スペースフル&クリーンを基本イメージとしたデザイン
・シンプルでクリーンなスタイル
・人に優しいインテリア
※シャシフレームの強化と、小型車として相応しい安全性の確保
※パワフルでスムースな走りと優れた静粛性の実現
・EMPiの採用と3気筒エンジンの熟成
・ECVT の採用
※しっかりした造りと無駄のないコンパクトなボディで,小回り性、取り回し性の良さの実現
※優れた使い勝手の快適な居住空間
・RR方式の特長を生かしたワイドな居住空間
・強力ツインエアコンによる優れた空調性能
でした。
当時のスバルは、2代目レガシィを始め、WRCで大活躍のインプレッサ、ヴィヴィオや、サンバーディアスクラシック等、話題の車が多いスバル。

世の中はRVブームで、RAV4、デリカスペースギア、パジェロミニ等が発売前で話題騒然。

そんな中、2代目ドミンゴは発売となりました。
私としては、当時スバルにてドミンゴのカタログを頂き、2代目ドミンゴが大好きな車となり今に至ります。
2代目ドミンゴは、海外で先行発売。
自動車評論家によっては、ドイツにて先行試乗する方も出てくる等、意外と注目されていたのです。
当初市場の要望から、初代ドミンゴより一回り大きいサイズでの開発も検討されました。
試作車等も作りましたが、他の車と同じになってしまうことや、売価が上がってしまうことから、サンバーのボディをベースとすることが決まります。
開発の狙いは、安全性や耐久性の向上でした。
フレーム延長による衝突安全性能の向上
EMPiエンジンによる高出力化

グレードによりABSを設定
4WD車はイージードライブが可能なビスカスカップリング式に

ECVT車を新採用
更に快適性能として、
全車にパワーステアリング標準装備
また、
パワーウインドウ
集中ドアロック
ツインエアコン
をグレード別に装備

快適性を向上させました。
発売後は、RVブームもコンパクトな多人数ミニバンブームへ
初代ドミンゴに匹敵する程、販売台数の向上とはいきませんでしたが、
リフトアップルーフを装着した
ドミンゴアラジン

キャンピングカー登録の
ドミンゴアラジンキャンパー
を発売し、

コンパクトなキャンピングカーとしても独自の路線を追求
しかし、1998年秋
静かに生産終了となるのでした。
7人乗りのコンパクトワゴンは、他社には無く、日本を始め海外でも、ドミンゴで無くてはならない方々、

そして、ドミンゴファンの方々により、

今でも世界中で大切に乗られています。
不定期開催ではありますが、ドミンゴオフ会等で、ドミンゴ乗りの方やドミンゴが好きな方々と会える機会を作ってくれたのも2代目ドミンゴが発売されたおかげです。
感謝しております。
2代目ドミンゴ発売おめでとうございます。
そして、これからもドミンゴ共々宜しくお願い致します。
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2024/06/18 01:27:10