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オッチーsr1のブログ一覧

2022年05月03日 イイね!

MAZDA3で行く能登旅行 3日目!

MAZDA3で行く能登旅行 3日目!能登旅行3日目!(3日遅れ)今日は本州を横断して小牧に帰ります。
ちゃんと帰ってきてましたが、いろいろあって投稿が遅れました。

基本的にのと里山海道⇒能越道⇒東海北陸道⇒東海環状道⇒国道41号で小牧に帰ります。
途中、氷見の道の駅に寄り道してお寿司を買います。また、五箇山IC~白鳥ICの間は高速を降りて国道156号で山越えします。

やっぱりはじめに車の感想を。といってもそろそろ書くことも尽きてきましたが。今日は高速道路はMRCC(マツダレーダークルーズコントロール、わざわざマツダとつけるあたりがマツダらしい)を活用して走りましたが、まあ使えるなって感触です。GWだけあって周囲の速度の変化が激しいですが、大体追従していたと思います。加速時はときどき遅れるので、アクセルを踏んで補正するときがありましたが、あくまで補助と思えば十分かなと。車間の変化が気にならないならまかせっぱなしでもよいとは思います。(ブレーキ踏む準備は必要ですが)
山間の国道を走っていると、メガーヌにあったスピードリミッターがほしくなります。クルーズコントロールと同じように速度を設定すると、それ以上の速度にならないようにトルクの制御が自動でされる機能がメガーヌにはありました(フランス車にはよくついているらしいです)。設定速度以下では普段通りアクセル操作で速度をコントロールするのがクルーズコントロールとの違いです。この機能を使うと、きついカーブの手前でエンブレかけたりといったことは普段通りできて(クルコンはこれができない)、かつ速度の出しすぎを防ぐことができるので、山間の国道を走るときは便利でした。

さてこっからは旅行記もどきです。

今日も朝からいい天気。能登半島に告げたくもない別れを告げて帰路につきます。まずはのと里山海道経由で能越道に入り氷見北ICでおりて、道の駅 氷見と併設されているひみ番屋街へ。氷見の特産品を買えるお店やフードコート、回転寿司が並ぶショッピングモールです。GWだけあって混んでますね。自分は夕食用のおすしを買って帰りました。

能越道に戻り、そのまま東海北陸道 五箇山ICへ。ここからしばらく国道156号を走ります。その前にICそばの道の駅 上平ささら館で昼食。ここはイワナ料理を食べられるお店が有名ですかね。今日は何組かならんでました。自分は前回いただいたので、今日は斜向かいの蕎麦屋で熊肉そばをいただきました。熊肉は初めてでしたが、弾力が強くて食べ応えのある肉でした。あと、ここで五箇山の酒、三笑楽を購入。

国道156号をしばらく南下すると飛越峡に差し掛かります。ここは名前の通り飛騨と越中の国境、現代では岐阜と富山の県境になる峡谷です(飛び越えたら危ないので、ゆっくり走りましょう)。道沿いに何度も県境をまたぐ峡谷として一部で有名ですね。MAZADA3のナビは違う県に入ると「〇〇県に入りました」と教えてくれます。このあたりを通ると何度も教えてくれます。何度も。橋を通過するたびに。

飛越峡を越えてしばらく行くと、かの有名な白川郷です。さすがGW、めっちゃ混んでましたね。白川郷ICから合掌集落の駐車場までみっちり車がならんでいて、抜けるのにほぼ1時間かかりました。だからホントは1日目に走りたかったんだよな…。南から近づけば駐車場からの帰り道になって、ほとんど渋滞しないので。しかし、白川郷は素晴らしいところですが、集落内の道もお店も広くない、というかせまいです。こんなに人が集まったらごった返して風情もなにもないような?

渋滞をやっとの思いで抜けると、新緑の気持ちいい道が続きます。この辺りは、道の駅 飛騨白山(からの景色)、御母衣ダム、荘川桜など見どころが随所にあります。昨日は1日中海を見ていたので、山の景色が新鮮に映ります。

さらに南下して、ひるがの高原はスルーして道の駅 大日岳でソフトクリームを食べます。ここのソフトクリームもひるがの高原牛乳を使っていますが、たいていすいてるので穴場です。

峠を下って長良川鉄道と並走し始めるとそろそろ白鳥の町に入ります。白鳥ICから東海北陸道に戻りそのまま東海環状 美濃加茂ICから国道41号へ出て小牧へ。これにて能登旅行は無事完了。能登半島は雰囲気がいいのでまた行きたいですね。
燃費は大体18.5km/L。ほとんど信号のないところばかり走っていた分、前回の諏訪よりすこしのびました。エコランを心がければ20km/Lに乗るかもしれません。
Posted at 2022/05/06 16:59:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | MAZDA3 | 旅行/地域
2022年05月02日 イイね!

MAZDA3で行く能登旅行 2日目!

MAZDA3で行く能登旅行 2日目!能登旅行2日目!今日は能登半島をうろちょろします。

具体的には、ホテル⇒気多大社⇒巌門⇒白米千枚田⇒すず塩田村⇒禄剛崎灯台⇒旅館です。ちなみに、出発のホテルはロイヤルホテル能登、到着の旅館は見附島珠洲温泉のとじ荘です。

みんカラなのではじめに車の感想を。やっぱり今日みたいなそこそこの速度でそこそこのアップダウンとワインディングが続く道がMAZDA3の真骨頂ですね。SKYACTIVE-Xの低中速トルクとGVC+のおかけで気持ちよ~く走れます。ロードノイズと制限速度以外。ロードノイズは毎回書いてますが、これさえどうにかできればドイツのBIG3とも勝負できますよ、ほんとに。今でも「まわりの車、全部いなくなればいいのに…」とか思うくらい、気持ちいい走りをしますので。

さてこっからは旅行記もどきです。

昨日とは打って変わって朝からいい天気。まずはホテルから南下し気多大社へ。主祭神は大国主命。どこにでもいらっしゃいますね、このお方。縁結びの神様ということにされていますが、ぼくは縁より円がほしいです。ドルでもユーロでもいいですが。あと拝殿でヒーリングミュージックがかかっていて不思議な雰囲気。

北上して巌門へ。巌門は波に浸食された岩が門のような形になっていることからその名がついています。地上と遊覧船で海から見ることができます。なかなか面白いです。頼朝に追われた義経がこのあたりに潜んでいたとかで、このあたりの地形にいろいろと義経伝説が残っています。

白米千枚田は海辺の崖に棚田が作られていて、他では見られない景色が見られます。あと隣の道の駅で、棚田で作ったお米のおにぎりが食べられます。おいしいです。ただGWや稲が実る季節はめっっっちゃ混みます。今日も駐車場に入る車が列を成していて、入るのに2,30分待ちました。

塩田村はその名の通り、塩田に隣接する道の駅です。能登半島の北部では昔ながらの、砂浜に海水を揚げる塩田で塩を作っていて、ここではその塩が買えます。ここの塩ソフトはおいしいのでお勧めです。

禄剛崎灯台は能登半島の先端にある灯台です。日本で唯一菊の御紋がついた灯台だとか。近くの道の駅に車を停めて上ります。結構な急坂を上る必要があります。自分は平地の民なので、巌門と合わせて半年分くらいは坂を上ったような気がします。その分眺めはいいです。いいんですが、能登半島はこの手の崖の上から海を見渡す場所が多いので、だんだん麻痺してきたのは内緒です。
ちなみに、このそばに日本三大パワースポットのひとつがありますが、はっきり言って微妙です。今回は見送りましたが、前に行ったときは坂の上から入り口を見た時がクライマックスでした。というか日本のパワースポットって、神社と山で三大どころか30以上うまるような…。

そんなことを考えているうちに旅館について、2日目終了。明日は山越えしつつ愛知に帰ります。
Posted at 2022/05/02 23:10:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | MAZDA3 | 旅行/地域
2022年05月01日 イイね!

MAZDA3で行く能登旅行 1日目!

MAZDA3で行く能登旅行 1日目!ゴォォォルデンウイィィィク!!3日目!!!
今から能登いくぜぇぇぇ!ヤッフゥゥゥゥ!!

待て、落ち着け。運転には冷静さが不可欠。
深呼吸してから玄関開けるんだ。
スゥー、ハァー…。
よし、行くぜって、

雨降ってるじゃないですか、やだぁぁぁぁぁぁっ!


茶番終了。というわけでMAZDA3で2泊3日で能登行きます。
本当は行きは一般道で山越えしていこうと思ってましたが、雨降ってるんで帰りとスイッチ。
高速で一気に行って、能登島ガラス美術館によってからホテルに行きます。
経路は、小牧⇒国道41号⇒美濃加茂IC⇒東海環状道、東海北陸道、能越道⇒七尾城山IC⇒道の駅のとじま(能登島ガラス美術館)⇒ホテルです。

さて、乗り込み出発。やっぱりMAZDA3のインテリアはいいですね。もうすぐ納車から1か月ですが、乗り込むたびに「いいねっ」ってなります。ポップスやテクノじゃなくてジャズやクラシックをかけたくなる雰囲気のよさ。

今回はずっと高速道路で、初めて200km通しで走りましたのでその印象を。そろそろいいところに慣れてきまして、だんだん悪いところが目立ってきます。だから今回は多分辛口です。

まずはロードノイズ。前回も書きましたがやっぱり大きいです。特に路面が荒れていると。高速で山越えすると大体雪のせいで荒れているところがあるので気になりますね。逆にこれがどうにかできればMAZDA3は本物のプレミアムコンパクトになるんじゃないかなと思います。
次に気になったのは操作系の敏感さ。ステアリングやアクセルが高速巡行においては敏感すぎるかなと思いました。まっすぐ一定速度で走るのが難しいなと。ただこれは「機敏さ」とのトレードオフとなるところではあります。でももう少しよい落としどころがあるんじゃないかなとも思います。
あとひとつ。ないものねだりではありますが7速がほしいですね。自分のは6MTですが、低速トルクがあるので巡行用に7速があっても十分走れるんじゃないかなと。そうすればもっと燃費もよくなるのになと。

まあこういう細かいところが気になるのも基本的にできがいいからこそです。全体的にはよくできていると思います。それにマツダは常に商品改良をしていますからね。ディーラーの営業に話しておけばそのうち改良されるかもしれません。

そんなことを考えているうちに道の駅のとじまに到着。疲れは全然感じません。これはMAZADA3のいいところ。昼食を取った後、となりの能登島ガラス美術館へ。メイン写真の建物です。

すごくひさしぶりに美術館と名の付く施設に来ました。ここには名前の通りガラスで作られた美術品が、歴史的資料から現代美術まで展示されています。自分はぼーっとながめて、きれいだな~、おもしろいな~って感じです。現代美術は正直よくわかりません。理系の自分としてはどうやって作ったかの方が気になります。
しかし、マナー悪いな、周りの人たち。美術館って物音立てたらころされるような場所だと思ってたんですが…。いやこういう時は自分の常識を疑うべきですかね。

道の駅のガラス工房でグラスを買ってから、ホテルへ。つく頃には雨も上がりいい眺めです。明日は能登半島をうろうろします。
Posted at 2022/05/01 20:53:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | MAZDA3 | 旅行/地域
2022年04月24日 イイね!

MAZDA3 初ロングドライブ!

MAZDA3 初ロングドライブ!MAZDA3 X Burgandy Selection 6MTが納車されて初のロングドライブ!!
FIRST IMPRESSIONでは分からなかった長距離走行での印象を旅行記風にまとめました。
ちなみにFIRST IMPRESSIONのレビューはこちら

経路は以下の通り。高速道路、山間の国道、ワインディングがメイン。
中央道 小牧東IC~中津川IC⇒国道19号20号 塩尻、岡谷経由で上諏訪温泉で一泊、翌朝は茅野から国道152号361号 杖突峠、高遠経由で伊那⇒中央道 小黒川IC~飯田山本IC⇒国道153号256号 清内路峠経由で国道19号⇒中津川IC~小牧東IC

主な比較対象は前の愛車のメガーヌハッチバック GT220。どんな車か知りたい人はこちら

ここから本題。

空はあいにくの雨模様。しかし、ポリメタルグレーには曇天も似合います。
乗り込んで小牧東ICへ。そして初の高速合流。初回のオイル交換前なので3000rpmの自主規制中ですが、4⇒5⇒6とギアを上げていくと滑らかに速度を上げていきます。メガーヌに比べると加速感は乏しいですが、実際はちゃんと加速してますし、より低回転からトルクが発生する分、より滑らかな加速が得られます。まあ普通の状況で困ることはそうそうないでしょう。
高速域でのフラット感はなかなかです。GVC+の効果か、カーブの多い中央道も快適に走り抜けられます。遮音性はなかなか高く風切り音はあまり気になりません。しかし、ロードノイズは大きい。早めにタイヤ換えようか思案中。
ACCは、実はまともに使うのが初めてなので他車と比較はできませんが、前車に追従するときの速度のコントロールがちょっと荒いように感じます。十分使えるとは思いますが、慣れたドライバーの運転の方が乗り心地はよいでしょう。

中津川ICで中央道を降りて、国道19号の山間部に。そこそこの速度でそこそこのカーブと勾配が続きます。これぐらいがMAZDA3とSKYACTIVE-Xの良さが一番味わえる領域だと思います。とにかく走らせていて気持ちがいい。カーブのたびに運転がうまくなったと勘違いするぐらい。

塩尻から国道20号。途中の道の駅でワインかシードルを買おうと思っていましたが、リニューアル工事で休館中!予定が崩れましたが、帰りにどこか酒屋によることにしてリスタート。
岡谷の辺りは急勾配と急カーブが連続しますが、SKYACTIVE-Xの低速トルクとGVC+の効力ですいすいと駆け抜けられます。気持ちいい。

気持ちよさに浸っているうちに諏訪に到着。御湖鶴酒造の看板を発見。学生時代に大学近くの居酒屋でよく飲んだのを思い出し、思わず寄り道。おりがらみを購入しました。GWに開ける予定。さらにたけや味噌で味噌を買い、時間が余ったので片倉館で入浴。歴史的な建造物で、深さが1mぐらいある変わったお風呂です。上がったらいい時間になったので宿にチェックイン。1日目終了。

2日目、雨もあがりいい天気。ポリメタルグレーに曇天が似合うといいましたが、もちろん晴天も似合います。
まず諏訪湖畔に移動しお散歩。メイン写真はそのときに撮ったものです。桜とポリメタの対比がいい感じ。続いてセラ真澄でおりがらみとこの時期限定のすずみさけを購入。酒ばっかですね。まあこの後もまだ買うんですが。

茅野から国道152号に入り杖突峠へ駆け上がります。なかなかの勾配とヘアピンが続くつづら折り。MAZDA3で走る初めての本格的な峠道。前走車もいるのでペースは速くないですが、中低速トルクがあるので4速40km/hでもすいすい上ります。GVC+の効果か、ヘアピンカーブもスムーズに曲がります。反社会的な速度を出さないのであれば、峠道をこれだけスムーズに走れる車もなかなかないような気もします。

高遠の桜もそばもスルーして伊那に到着。ローメン食べて、信濃錦の天墜とかもしかシードルを購入。今回の酒はこれで最後。ちなみに天墜はてんおつと読みます。余所にはあまり出回っていませんが、旨みたっぷりなのにキレのよいいいお酒です。あ、ちゃんと帰ってから飲んでますよ。

小黒川ICから再び中央道。飯田山本ICへ。この区間は路面が荒れているところが多いのですが、そういったところではロードノイズがえらいことになります。音楽の音量上げて対処。他は1日目と大体同じ印象。

飯田山本ICで中央道を降りて清内路峠へ向かいます。この通りは昼神温泉のあたりからハナモモ街道という別名がありますが、ちょうど見頃だったので車が多かったです。清内路峠も車列を作って下ることに。

さて、清内路峠。今度は下りの峠道。車列を作っての走行。やはりカーブはまあまあ得意。ブレーキの調整もマツダ特有のペダルセッティングのおかげでしやすいので、下りも危なげなく走れます。ただエンブレの効きが弱いような。まあ今後3000rpm縛りを解いて低いギアに入れれば解決するでしょう。

妻籠宿もスルーして国道19号に到達。ここからは中津川ICから中央道で小牧東ICへ。そして帰宅。帰宅前に給油して満タン法で燃費を計算するとだいたい17km/L。思ったより伸びなかったけどメガーヌに比べると40%ぐらい改善してますね。まあ、燃費はそんなに気にしてません。

全体として、そこそこの速度であくせくしないで上品に走らせたくなる印象です。鷹揚ということはないですが、どことなく品の良さを漂わせるような、そんな挙動に感じます。今回はあまり試せていませんが、そこそこ速く走れるポテンシャルも感じます。でもなんというか滑らかにとか、スムーズにとか、そういうふうに走りたくなる車です。
長く付き合っていけそうですが、そのためにもロードノイズ、まずはこいつをどうにかしなければいけません。他が良いだけにすごく気になります。まずはタイヤ交換からかなあ。

しかしマツコネよ。Amazon Musicの曲名1個も表示できないのはどういうことだ。メガーヌはフランス車なのにひらがなとカタカナは表示してくれたぞ。(漢字はだめだったけど)
Posted at 2022/04/24 22:48:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | MAZDA3 | クルマ
2022年04月24日 イイね!

前愛車 メガーヌHB GT220

前愛車 メガーヌHB GT220しばらくの間、MAZDA3を紹介するときに比較対象になる、前の愛車のメガーヌハッチバック GT220についてご紹介。ほかの記事に入れようと思ったけど、どうしても長くなっちゃうので分離しました。

車好きならメガーヌという車を知っている人はたくさんいると思いますが、まず思い浮かべるのはRSですよね?シビックType-RとFF最速を競ってるあれです。GT220と聞いてすぐにピンとくる人はなかなかのルノー通。
GT220をおおざっぱに説明すると、1個前のメガーヌ(=メガーヌⅢ)のRSをデチューンして5ドアのボディを載せたモデルです。トランスミッションは6MTのみ設定。ハンドルは基本右。最初にエステートが導入されてあとからハッチバックが追加されました。(本国では3ドアもあったみたい)

来歴をもう少し詳しく説明しましょう。
まずベースとなったメガーヌRSには2種類のシャシーがあるのはご存知でしょうか?シャシーカップとシャシースポールといいます(スポーツじゃなくてスポール。フランス語だから)。カップの方がよりハードなセッティングになっています。じつは先代メガーヌRSはカップだけが日本に導入されました。
GT220は導入されなかったシャシースポールをベースに専用のセッティングがされた車です。おおむね公道の走行により適するよう調整されているようです。RSがベースなのでフロントサスペンションはルノースポールご自慢のダブルアクシスストラットサスペンション(DASS)です。
エンジンはRS用をデチューンして搭載しています。デチューンの結果、最大出力は220PSと控えめですが、最大トルクは34.7kgf・mを2400rpmで発生させます。当時のゴルフGTIとほぼ同じ数値ですね。中低速重視のセッティングになっているらしく、実用領域のトルクがかなり太いです。
一方、ベースモデルが古いこともあって、衝突防止ブレーキとかレーダークルーズコントロールとかの先進装備はありませんでした。普通のクルーズコントロールやフランス車特有のスピードリミッターはありましたが、カーナビですら後付けしかできないほどです。(この辺は欧州のカーナビの普及率も関係していたでしょうが)
ちなみにですが、輸入車の右ハンドルMTにありがちなペダルレイアウトの不自然さはありませんでした。

エクステリアは、自分のは後期型なのでいわゆるヴァンデンアッカー顔でしたが、かっこよさと愛嬌が程よくあるデザインで好みでしたね。ボディラインも抑揚があっていい感じです。チャームポイントはヘッドライト下側のホワイトの縁取り。ボディカラーはブルーアイロンメタリック、目が覚めるような鮮烈な青でした。この色だけでも買った価値があると思えるくらいいい色でした。
反面、インテリアは質素といえるぐらいシンプル。シートの出来がいいのもあって、居心地はよかったですけどね。

このメガーヌGT220には5年半ほど乗りました。運転してきた感想を1行でまとめると、ホットハッチなグランツーリスム。
高い旋回性能、高トルクでレスポンスの良いエンジン、「自然な」応答を返す操作系により、ワインディングでも町中の交差点でも、「曲がる」という行為そのものが楽しくなります。それでいて高速道路ではクラスを超えたフラット感を発揮し、高トルクと相まって高速巡行もとても快適に行えました。それまで「やっと着いた」と思っていた距離でも、「あれ?もう着いた?」と感じるようになりました。まあ遮音性はいまいちなので、ちょっとうるさくはありましたが。

この車に出会ったことで、自分が車に求めるものが定まったように思います。普通のファミリーカーだと退屈だけど、カリッカリのスポーツカーも疲れちゃう、てところでしょうか。言い換えると、よく曲がって加速もよくてそれでいて長距離も快適に走れる車、でしょうか(燃費?積載性?聞こえませんねえ)。スポーツに振りすぎると長距離が微妙になっちゃうんですよね。もっと高価格な車はわかりませんが。
あと、見た目が自分の感性に響くこと。これも重要。

西は長崎、東は山形、仙台までいろいろ連れて行ってくれましたが、輸入車によく言われるような故障もなく走り切りました。メンテナンスもこまめにしてきたつもりです。次のオーナーのもとでも元気に走ってくれるといいなあ。
Posted at 2022/04/24 22:27:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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