
昨日にSUBARUが富士重工業の時代の2003年3月までに日産ディーゼル工業(現UDトラックス)やいすゞ自動車(日野自動車と現ダイムラーHD子会社の三菱ふそうトラックバスに分社化された三菱自動車工業のふそう製シャシーへの架装は1997年度に終了)製シャシーに架装を行っていたバスボディ事業の部品供給を今年度末となる2022年3月で終了すると発表が出た。
自動車・航空機メーカーとして有名なSUBARUと言えば2023年3月に終息から20年経過するバスボディ事業事業と同時撤退した鉄道車両製造事業を行う富士重工業宇都宮製作所が製造するディーゼルエンジンを搭載する特急用気動車についてもカーブで直線に近い速度で走行するために台車に搭載された「制御式振り子装置」のメンテナンス対応ができなくなっていることからJR四国(四国旅客鉄道)2000系をはじめにJR北海道(北海道旅客鉄道)キハ283系の後継車両への置き換えによる引退が進み智頭急行HOT7000系やJR北海道キハ281系についても引退が検討されているようです。
いすゞ自動車が2002年度に乗用車事業完全撤退を行いビークロス(UGS25DW)のように早期部品供給を終了した車もありますが117クーペ(PA9#系)などの一部車種の部品供給を行っているだけに富士重工業製バスボディの部品供給終息はまだ早すぎると言う声もあるが日産ディーゼル工業(現UDトラックス)指定ボディメーカーとなった西日本車体工業が2010年度で解散して部品供給早期終了を進めてるだけに仕方がない部分も多くなっていると言えます。
日本では部品の金型に税金が課税されると言え日野自動車やいすゞ自動車と三菱ふそうトラックバスと言った日産ディーゼル工業(現UDトラックス)以外の大型メーカーをはじめにトヨタ自動車や日産自動車とマツダの一部車種を除く20世紀の日本車の部品供給はダイムラーHD傘下のメルセデスベンツなどのドイツ車や現在では中国企業の傘下ではあるが民族系時代の車種の部品を供給するボルボ・カーの本拠が所在するスウェーデン車に比べて脆弱と言えます。
部品供給を今年度末となる2022年3月で終了する理由としては「COVID-19(SARS-CoV2)」と言われる新型コロナウイルスだけではなく今年に入ってから感染・発症が大きく広まった「SARS-CoV2」の一種でイギリス由来の「N-501Y変異株」やインド由来の「B.1.617」とΔ株やλ株、今月から話題になっている「ミュー株」の感染蔓延による「コロナショック」不況の影響による選択と集中をはじめに観光バス事業の低迷と国土交通省と日本バス協会による安全対策強化により一般的には自動ブレーキまたは衝突軽減ブレーキと言われる衝突軽減回避自動制動装置(AEBD オートマチックエマージーブレーキデバイス)をはじめに「ACC」と言われる前方向追尾型クルーズコントロールや車線逸脱警報搭載のQDG-/QKG/QPG-/QRG-/QTG-と言われる平成21年排出ガス規制適合車若しくは2DG-/2KG/2PG-/2RG-/2TG-と言われる平成28年排出ガス規制適合車で「ADAS」と言われる先進運転支援システム搭載車両へ置き換えが進み「マキシオン」と言う名称のR17型M7HDをはじめにR17型S7SHDや2000年から2003年まで製造されたR21型M/S型ボディ架装車が少なくなったのも大きいと言えます。
今回の画像については本文とは関係ありませんがBF5型ツーリングワゴンGTが大ヒットとなったが現在では部品の出ないと言っていいBF/BC系レガシィでも1991年6月のビッグマイナーチェンジ後のモデルのスバルレガシィツーリングワゴンGT後期型(BF5 アプライドD型 1992年6月以降)です。
Posted at 2021/09/10 09:43:09 | |
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