
①”チョーク”をひく
キャブレターを利用してエンジンに燃料噴射していたころ(今は燃料噴射が電子制御になっています)、冬の寒い時期、チョークを引っ張って流入する空気を減らしてガソリンを濃くして始動させていました。しかし、始動に失敗すると、点火プラグがガソリンで”かぶって”しまい、ガソリンがすべて気化してしまうまで、しばらくエンジンがかからなくなりました。寒い時期にこうなったとき、ガソリンが気化しにくく、エンジン始動までに結構な時間がかかっていました。
②エンジンを切る前の”空ぶかし”
なぜか、エンジンを切る前に空ぶかしをして、エンジンを切っていました。キャブレター内のガソリンやカーボン屑等を除去排出させて、次の日のエンジン始動がしやすくなるようにしていたのでは・・・と予想いたしますが…。うちの亡くなったがんこ親父も、ダイハツから帰ってきて、毎日、これでもかというぐらいにエンジン回転をあげて騒音をまき散らして、空ぶかしをしていました。本当に近所迷惑な事でした・・・。(泣笑)
③オートアンテナ
一時期、フロントのボンネット付け根やリヤトランクわきに装備されたクルマがありました。ラジオのスイッチがオンになると、「ウィーン」とモーター音とともに、天に向けて(ラオウのように)伸びていきました。”西部警察”の石原裕次郎さんが乗られておりました特注の日産ガゼールのオープンカーのオートアンテナが強く印象に残っています。そして、自分もそれが格好よく見えて、ラジオを聞かなくても無音で、スイッチオンにしてアンテナを伸ばして走っていた記憶があります。(間抜けですよね・・・[苦笑])
④どこにあるのか”エンジンキー穴”(いつもと違う車に乗った時、暗いと苦労したなぁ。)
キーレスがふつうになった現在、エンジンを始動することもプッシュ式になり、エンジンキーをさして廻しながらエンジン始動する必要がなくなってしまいました。プッシュ式は、レースカーからのフィードバックで最初はスポーツタイプだけでしたが、今は、広く採用されています。わたしは、ドアにキー穴があった時代、ドアをこじ開けられてカーステ(めっちゃ古い言い方ですが[笑]。わからない人も多いのでは…。)を盗難にあったとき、ドライバーをキー穴に突っ込まれてドアをこじ開けられました。その際、キー穴周辺がへこんでしまい、キーシリンダー交換代金より板金費用の方が、高くなった記憶があります。(「泥棒さん、こじ開けるんならもっと上手に鍵を開けろや!!と違う意味で腹がたちました。[泣笑])そして、以後、運転席側と助手席側のカギが2本必要になり、よく間違えて差し込んだものです。(困泣)
⑤うるさい”速度警告音”
軽四なら80km/h、普通車なら100km/hになりましたら、「キンコンキンコン」という鐘の音や「ブーブーブー」というブザー音が、結構な音で車内に鳴り響いていました。わたしの連れ(昔の走り仲間)は、警告音がうるさいので、長々時間、警告音を鳴らし続けて、故障するまで鳴らせ続けました。そして、めでたく警告音が鳴らなくなったのですが、スピーカーが故障した時のようになり、変な音が時折なるようになりました。(苦笑)
⑥この車、”土禁”やで
豪華な絨毯をフロアマットにして、スリッパ履きをされていた方々がおられました。(スリッパ運転はきっと違反じゃないのかなぁ?)乗車する際に、横向きに座席に座り、下靴を脱ぎ、スリッパに履き替えてから、前向きに座り直します。この頃、よく夜間のコンビニや遊園地の駐車場で、一人寂しく残された上等の革靴やブーツ等を見かけました。(苦笑)うちのがんこ親父も高級車でもないファミリーカー(ベルリーナ、初代シャレード等々)でしたが、土禁にしておりましたので、雨の日は、乗せてもらえませんでした。(子どもながら、雨の時乗れなくて何のためのクルマなの?って思っておりました。どつかれるので、口が裂けてもいえませんでしたが…。[泣々])
ちょっとなつかしく思い、書いてみました。まだまだあると思いますが、今日はこのあたりで♪
Posted at 2022/10/07 15:33:14 | |
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