
免許を取って40年以上経ちましたが、その約半分のカーライフをスバル車とともにしてきました。なぜ、こんなに永くスバル車に乗ってきたのかを自分なりに考察してみました。
スバル車の特徴をあげますと…
①水平対向エンジン
最大の特徴はこのエンジンを国内で唯一採用して、幅広い車種に搭載していることだと思います。以前のブログでも”お豆腐”を使って説明いたしましたが、搭載することで、低重心による路面に吸い付くようなナチュラルなドライブフィールを手に入れることができます。
しかし、シリンダーがどうしても短くなり、ショートストロークになり、高回転型になるので、燃費が良くありません。搭載位置(シリンダーやピストンが横向きになる)のために、メンテナンス性が少々悪く、またオイルにじみも発生することがあるようです。(わたしは、結構な年数[6車種21年間]をスバルの水平対向エンジン搭載車に乗っていますが、運が良いのか一度もありません。)
②AWD
二つ目の大きな特徴が、これだと思います。”ff-1 1300G 4WD”時代から、AWDにこだわり続けています。タイヤの4輪ともに力が加わって廻っていることの安全性能は、2輪駆動では絶対に味わうことができません。 それは、世界中の悪路を極限の全開走行でコーナー等を走り抜けていくWRC(世界ラリー選手権)の最速クラス出場のマシン(現在はトヨタGR YARIS Rally1 HYBRID、ヒュンダイi20 Nラリー1、フォード・プーマ・ラリー1等)が四輪駆動車であります。このことからもわかりますが、四輪駆動が安全かつ速さを提供していると世界的に認められている証だと思います。(もちろん、平坦で良い路面のレーシングコースなら、F1のような後輪駆動車が速くなります。(メカニカルロスが少なく軽いので、最高速が速くなる)
しかし、これまた、四輪駆動にすると部品数が多くなり、重量増やメカニカルロスのため燃費がよくありません。
③アイサイト
3つ目が、安全性能を追求しているアイサイトです。米国で販売しているSUBARUの2021年モデルが、米国IIHS(Insurance Institute for Highway Safety[道路安全保険協会])によって行われた2021年安全性評価において、5つの「トップセイフティピックプラス(TSP+)」と4つの「トップセイフティピック(TSP)」の、計9つの賞を獲得するほど、世界的に安全性はトップクラスです。TSP/TSP+の獲得条件として前面衝突予防評価に対歩行者の項目が新たに追加されており、アイサイトを装着した全車がこの項目で最高評価となる「Superior」を獲得しており、長年取り組んできた安全を追求したクルマづくりが第三者機関からの高い評価にもつながっています。
最近のスバルのキャッチコピーに”クルマに乗るすべての時に安全を”、”2030年、SUBARUは死亡交通事故ゼロへ”とありますが、アイサイトXがさらに改良されていけば、実現可能な目標であると感じています。
以上の特徴から、スバル車を選ぶ方々にとって、”燃費”面は、”ドライブフィール”や”安全性能”の次になっていることと思います。このすべてを兼ね備えたクルマが理想でしょうが…。スバル車にお乗りの方は、「スバルを乗るもんは、燃費なんて気にせーへんわ❣」と異口同音に言われます。(わたしも同じくそう思っております。)わたしは、確かにEJ20搭載の車のガソリンの減り方は、ただものではありませんでしたが(笑)、FA20搭載のS4はそんなに気にするほどのことではないと感じています。(EJ20より燃費が改善されたことで、スバルにうまくやられていますかね?[苦笑])
Posted at 2022/10/01 17:22:25 | |
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