パワステ・エアコン不具合との戦いの記録(ラスボスは、ECUでした。)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
昨年夏のパワステ・エアコン不具合との戦いの記録(ラスボスは、ECUでした。)
■21年4月9日
P/S警告ランプ点灯とともに、重ステの症状発生。40kmほど走ってエンジンを掛けなおすと、復旧しP/Sランプも消えた。
この時は、パワステリレーの接触不良だと思っていた。。
■21年5月22日
FSWで、24h耐久を観戦。夜になり夜食を求めて、コンビニに行こうとすると、またパワステが効かなくなった。
エンジンの掛けなおしで復旧した。
まだ、パワステリレーだと思っていた。だがなぜか重ステ時に、P/Sランプ
は点灯していなかった。
■21年6月7日
重ステ再発。P/Sランプは点いていない。リレーを軽くたたき、エンジン掛けなおしで復旧。
完全に、原因はパワステリレーだと思った。
■21年6月14日
新品パワステリレーを購入し交換。
これで安心!と思っていた。
■21年6月21日
重ステ発生!?P/Sランプは点いていない。エンジン掛けなおしで復旧。気のせいだと自分に言い聞かせつつ、他の原因も探し始めた。
2
■21年7月17日
重ステ時にP/Sランプが点かないため
パワステドライバ・パワステコンピュータを疑う。それぞれの基板を目視で確認。しかし、基板自体もキレイで、コンデンサのパンクなども見つからなかった。
一緒に、パワステリレーの助けになればと思い、フロントトランク内にアーシング3本を実施。
パワステが、ほんの少し軽くなった。治ったのかも!と思っていた。
■21年7月18日
重ステ発生。断続的に頻繁に起こるようになった。なにも治ってなかった。
交差点を低速で曲がる時など、パワステに負荷がかかる時になるようだ。
そしてなぜか、重ステ時には、エアコンも冷えない。
■21年7月19日
ほぼ重ステ状態となった。エアコンは、ファンは回るもののエアコンコンデンサーが止まっているようで冷えない。
真夏日が続く。。窓を開けても、車内は、地獄のように暑い。
3
■21年7月21日
小さいバッテリーを載せていたので、ためしに純正サイズに戻してみた。「Panasonic Blue Batteryカオス N-100D23L/C7」パワステ不具合が解消した!エアコンも冷えている!
100kmほど走ってみて正常の動作できている!戦いが終わった!と思っていた。
■21年7月22日
また重ステ、扇風機の症状が再発した。。
4
■21年7月25日
ステアリングセンサーを疑う。バラシ確認と清掃を実施。まったく問題はなかった。。
■21年7月26日
エアコンガスクリーニング(全入れ替え)を試してみる。
クリーニング後、5分ほど正常だったが、その後、また重ステ、扇風機。。
5
■21年7月31日 昼
エアコンのマグネットクラッチリレー(058700-0360)を交換。ものすごくカチカチ連続で鳴るが、エアコンは冷風が出ている!パワステは重ステのまま。
写真は、何km時に交換したかの記録用に撮った写真
■21年7月31日 夜
エアコンまた扇風機化。。マグネットクラッチリレーも動いていない。
マグネットクラッチリレーを動かしているエアコンアンプを疑い始める。
■21年8月1日
ECUを見てみる。目視ではオカシイところは見つけられなかった。(2段基板をキッチリ開けてまでは確認できなかった)
たぶん、この時点でECUに不具合があったのに見逃している。
■21年8月4日
エアコンアンプを外すと、なぜかパワステが動くことがわかった。
エアコンアンプが犯人?と思った。
即、ヤフオクでエアコンアンプを購入。
コンデンサーがパンクしたゴミが届いた。たしかに商品ページには、動くとは書いていなかった。ヤフオク怖い。。
6
■21年8月12日 昼
もともと付いていたエアコンアンプの基板を確認。見た目はキレイ。着いているコンデンサを全取り換えした。
■21年8月12日 夜
パワステ・エアコン、正常作動!
やはりエアコンアンプが犯人だった!
と思っていた。
■21年8月14日
重ステ・扇風機再発。。
■21年8月15日
ベーンポンプのブラシ・ブラシホールの確認。問題なし。症状はなおらず。
■21年8月16日
パワステドライバのコンデンサを新品に全取り換え。症状はなおらず。
7
■21年8月21日
パワステフルードをリザーバタンク内だけ入れ替え交換4回実施。(トヨタ純正パワーステアリングフルードEH(08886-01206))
えぐい色をしていて、粘り気があった。新品はキレイな琥珀色でサラサラ(汗
ごくまれに一瞬パワステが効いているときは、かなり軽くなった。症状はなおらず。
パワステコンピュータのコンデンサも新品に全取り換え。症状なおらず。
■21年9月8日
発電が足りないのかも?と思い、オルタネーターをリビルト新品に交換。
症状なおらず。
■21年9月11日
フロントトランク ヒューズボックス内のリレーを全チェック。問題なし。
■21年9月21日
クーリングファンコンピュータのコンデンサをチェック、問題なさそう。
8
■21年9月23日
回路図とにらめっこ(何百回もしたけど)、もはやECUしか思いつかず、ECU基板を再確認。
いた。。。。
異形のラスボス:パンク コンデンサ
液漏れが周囲の配線におよび、断線しているであろうレベル。
こうなっては、自分ではどうすることも出来ず。。基盤業者様へ修理依頼!
■21年10月2日
修理に出していたECUが戻ってきた。
やはり、周辺配線は断線していたらしい。
該当箇所の修理と、全コンデンサの交換、クリーニングもしてもらいピカピカ。
9
■21年10月3日
戻ってきたECUを取付。
パワステ・エアコン正常作動!
こころなしか、トルクも上がっている気がする(リセットされただけかも?)
取り付け後、そのまま150km走行チェック。問題なし!
■22年6月25日
上記の修理から、8000km走行。
ここまで、問題なくパワステ・エアコン動作してくれています。
■まとめ
今回のコンデンサパンクと腐食断線が、その箇所に該当するかは不明ですが、高速走行&加速時には、パワステOFF、エアコンOFFの制御が入るらしく、今回の箇所がその制御に影響していて、低速時にも制御が入るように誤作動していたのかもしれません。
上記の修理箇所以外に、書いていない箇所もかなり確認し、結局ECUの不具合。
現象的には、問題があれば、何が起こるかわからないのがECUなので、ECUを確認したときに、ちゃんと確認できていれば長引かなかったかも。
とりあえず、替えようと思っていたオルタネータの交換もできたので、良しとしよう!
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