
こんにちは、ケンケン66です。
今回スパイダーの購入をきっかけに悲喜こもごも?のカーライフを備忘録兼ねて綴っていこうと思います。
まずは今回のお題のお話から。
なぜネオクラシックなのか?スパイダーなのか?
ここ数年我が家はカイエンS→マカンSとSUVを乗り継いできました。これらはまさしくS=スポーツとU=ユーティリティを高い次元で融合させたクルマで、とても気に入っていたのですが、時折ボクスターやケイマンに乗る機会があり比べてみると、ドライビングプレジャーという観点ではどうしても後者に軍配が上がります。
だから、次はスポーツとユーティリティを兼ねる考えを捨て、まずは前者の役割のクルマを以下方針で探すことにしたのです。いわゆるライトウェイトスポーツですね。
1.オープンカーであること
2.MTであること
3.サイズが小さくて軽いこと
4.電子制御が少ないシンプルな作りであること
5.使い切れるほどほどのパワーであること
実は二十数年前にも同じ趣旨で2代目916型スパイダーに乗っていました。
鬼才エンリコ・フミアによる前衛的なデザインに惚れ込んで、デザイナーたるものこれに乗らずにどうする、という思いで日本デビュー後即購入したのでした。FFながら路面に吸い付くようなコーナリングや、よく回るツインスパークエンジンのフィーリングはいまでもよく覚えています。
ただ、今の時代には安全基準や環境配慮などの点から先の条件に合うライトウェイトスポーツがそれほどありません。予算的に手の届く範囲で新車で買えるものは、ポルシェボクスター、マツダロードスター、といったところでしょうか。ボクスターは悪い選択肢ではないけれどちょっとオーバースペックでどうしようかなあ?新車以外だと何がある?と思いあぐねていたところで、かって憧れていた初代スパイダーのことを思い出したのでした。
初代スパイダー、最近めっきりお目にかかることがなくなっていましたが、その美しい佇まいは時代に左右されないタイムレスなものです。なかでもフミアがリデザインしたシリーズ4はクーラーやパワステといった快適?装備が一応ついているので日常使いができそうですし、初期型のデビューが私の生まれ年の1966年であることも何か縁を感じます。世の中やれEVだ自動運転だと言っている中で、今乗っておかなければもうチャンスがなくなりそう、という気もしてきました。
ということで、方針が決まってスパイダーsr4探しを始めたのですが、案の定なかなかいい出物がなく、ようやくの出会いのお話はまた次回にて。
Posted at 2022/08/11 17:50:30 | |
購入記 | クルマ