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はじめに
信じない方は笑い飛ばして下さい。

最近　登山を始めた私達夫婦ですが
昨日は生瀬の廃線跡を歩きに行って来ました。

午前中に目的地点に到着した為、物足り無さもあり
大峰山（552ｍ）に登る事に。
登ってる時に私の視界の端っこの奥の方で
何やら動く・・さっと何かが動く・・・。

気のせい・・気のせい・・と思いながら山頂に
到着したのは既に午後３時前。

小休止をして直ぐに下山を始めたのだが
山の中は既に薄暗くなってき始めた。
下山中も何やら　たまに視界に入って直ぐ消える物がある。
何かはわからない。

ほぼ下まで下山して最終の分岐点に差し掛かった所で
違う迂回ルートで帰ろうと思っていたら　なんと
そこが土砂崩れで通行止め、引き返す羽目になる。
仕方ないので昼、通った道から帰る事に。
（体力はかなり消耗、他の登山客とは全く出会わない）
既に４時を過ぎていて　森はかなり暗い。

沢沿いに上る急な階段状の道を嫁と黙々と歩く。
嫁は全く話をしない。
そりゃそうだ　沢沿いに何かが音も出さずについて来る。
イノシシなどの４つ足の類ではない。

霊感皆無の私にも視界の端々に何度か見える・・
いや正確には何かがチラチラする黒い物って方が正解かも。
５０段くらいの急な階段を休まないで一気に駆け上がる。
（体力の限界に近く心臓が止まるかと思った）
そこから反対方向に下って１０分進めば　ふもとの公園だ。
息切れ切れ、ふらふらで到着し、とりあえず何事もなかった訳だが
あれは　一体なんだったんだろう。

写真は登り始めたときに撮った沢の写真だが
午後　４時を過ぎた沢は　空気が重く感じた（そう感じた）

帰りに車の中で嫁に聞いたら　霊の類ではなく
物の怪（もののけ）らしい。

ここには２度と行きたく有りません。

※廃線のトンネルでは嫁から写真撮影禁止令が
　　でていたので一切撮っていません。