キャブレター油面調整 四苦八苦‼️(前編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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キャブ2個1ニコイチ化から初試走往復⇆86キロ
一蘭玉津店にプチツー
2
前回 いいとこ取りしたはずのキャブに不調の足音がっ〜 何で⁇
3
帰宅してから早速 ひと通り確認作業
症状
1.エンジン温まるとアイドリング不安定(特に長い信号待ち)
2、アイドリング中一瞬 失火した様な回転の落ち(ある一定のサイクル)
3.パイロットスクリュー4回転戻しで辛うじてエンストしない(規定は2回転と4分の1)
4.アイドリングスクリュー高めにして何とかエンストしない状態⁈
5.燃費が急激に悪化∑(゚Д゚) 22/リツトルから16程度に
4
色々とチェックしながら熟考!
古い車輌なので可能性は無限大♾
色々調べてリスト化
1.前回のキャブ取り付けミス
.キャブのガソリン通路、ジェットの詰まり
2.オートチョーク故障(チョーク効きっぱなし)
3. 2次エアー
4.油面が極端に高くなった(フロートバルブシート不良)フロートの浮力不足
5.電装系(イグニッションコイル、バッテリー、ポイント点火コイル)
6.プラグ回り(プラグ、プラグコード)
7.燃料ポンプ、フューエルホースの不良(燃圧、ホース取り回し)
8.圧縮不足による熱ダレ、熱ぼけ
9.イグナイター故障 などなど
(`・∀・´)あっ〜イヤな予感がしながらも可能性を一つずつ潰していきます。
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イグニッションコイルもチェック(こんなご時世なので出費のない物から順に作業を進めます)
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オートチョーク(社外新品)動作確認後 交換(カプラー加工)
元々 付いてたチョークも動作はしてましたが、通電してからの伸びる時間(長い)と伸び幅(短い)に問題がありそうなので‥
この際 交換します
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パイロットスクリュー、フロートチャンバ、オートチョーク、チャンバドレンスクリュの各部Oリング交換
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モノタロウでフロート新品購入
フロートピンも付いてます。
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ウォー 新品は白なのね!
注文間違えたかと思ったわ
ガソリンが染み込んでオレンジ色になってたのか!驚き!Σ('◉⌓◉’)
フロートピンは半年前に買ったもの
ピシッと ピンコ立ち
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旧フロート 色がエグい こんなに変色するとは‥
発売から20年経ってるもんね
このフロートのピンの挿入部分も浮きと一体型の樹脂製なのでフロートピンの微妙な高さを調整出来ないのよね〜
他のバイクのフロートはピンのお尻の部分が金属製でその金属部分をラジペンで微妙に曲げたりする事でフロートの油面調整が出来るのだけど‥
とりあえず取り付けて油面を見るしか無さそう
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キャブレターのホース類、クリップも全て新調 この作業を終える迄にキャブレターの取り外し、取り付けを4回やりました!(自慢じゃないけど)
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実油面チェック!
ブハッ∑(゚Д゚)高い!高すぎる!
チャンバーとの合わせ面のさらに上2.3ミリの位置に油面が来てます。
停車時 アイドリング中にドンドンガスが濃くなってプラグがカブるタイミングで失火していたのかも‥
幸い ガスケットを替えたのでオーバーフローはしていない様子
さぁココからどうしたものか?
油面を下げるには⁇ (-.-;)y-~~~
キャブの部品を色々 新品に取り替えても油面がここまで上がるとキャブレター本体の寿命であると推測されます。
(手元にある2体のキャブ 両方が似た様な状態です)
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再度 キャブ取り外し!5回目(涙)
フロートとピンの位置をじっくり考察
キャブをひっくり返した時に青丸の様にフロートが斜めになっている事自体問題ですよね。
キャブ本体を逆さまにした時にフロートの上面がキャブのフロート室の天井に(重力により)当たっています。
ピンの付け根がシッカリ密着してない様子
左の新品フロートの方は秘策の加工後の写真です、フロートが逆さにしても真横(水平)で止まってます。
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この部分(ピンは下から入ります)の調整が不可!
樹脂自体も弾力が無いので指の力で曲げるには堅くて、無理に力を加えると折れそう_:(´ཀ`」 ∠):
新しい白いフロートも同様です。
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シートバルブ(ピンの受け側)の経年劣化ですよね
フロートピンを奥まではめると
かなり沈んで止まります
もう少しフロート軸をバルブ側に押し上げて密着度を高める必要があります。フロートピンの穴の位置は変える事が出来ない
大きくなったピン穴を以前 投稿した方法で押し上げるくらいしか〜
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)参った
降りてこい 降りてこい
この状況を乗り切る明案!アイデア☆
キャブレターの神様〜降臨!
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いい事思いつきました!
ゴロゴロ ピッカーン
キャブ神降臨! ふぁーファふぁー
フロートピンとフロート軸の間に薄いアルミの板をかましてピンの底上げをやってみます。
シックスネスゲージの0.8ミリの一部を切り取ってフロート軸の複雑な部分にスライドさせて キッチリのサイズで押し込みます。
ピンのお尻のスプリングは可動する様に確認
たまたま0.8ミリでピッタリ!
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これでキャブを反対裏向きに置いてもフロートが斜めになるまで沈み込まないです。
フロート室の天井との間に隙間ができました〜 ヤッホイ!(*^o^*)
上手くいったかも‥
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上から見るとこんな感じ
以前のフロートピンの持ち上げ技と併せて裏技連発!
かなり長尺になってしまい申し訳ない(^_^*)
油面確認と以降の作業はのちのち投稿します♪
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