
たった一館の上映から全国300以上の映画館での上映に成り上がった話題作「侍タイムスリッパー」を観てきた。
タイトルから想像できるようにタイムスリップ映画だ。テレビドラマ「JIN-仁-」とは逆で幕末の武士が時空を超えて現代にやってきた、という設定だ。タイムスリップという設定は、特に目新しくない。むしろ使い古された設定だ。だからこそ観客を引き込む難しさがあると思う。この映画は、幕末の武士という主人公をうまく使っていた。
私の地元は映画館がない田舎町だ。時々隣県まで出かける。新潟市や米沢市までのプチドライブは、とても楽しい。今日ドライブの相棒は「あいみょん」を選んだ♪近いうち行くからね😏
車もあまり走っていない山道。これから峠を越えて目的の映画館まで約90分の道のり。
上映15分前に到着。ちょうどいい👍️
ふと気づくと見たことがない虫が愛車に…😵💫
私の予約席はほぼ中央のど真ん中だ。
周囲に気を遣う近さの観客がいなくてちょっと安心した😅
肝心の映画は…131分という上映時間を感じさせない面白さだった✨
主人公は幕末の会津藩士だ。私の地元でもある会津藩士が主人公となれば思い入れも上昇したのは間違いない🤭
私が今年観た映画、サブスクを含めても3本の指に入ると思った。
低予算でも大物俳優がいなくても面白い映画は作れるというお手本だった。
ただひとつ、映画とは関係ないが、観客の高齢男性のマナーがよくなかった😵ワンシーン毎に笑い声を響かせていた。確かに面白いシーンやセリフは多かった。だが、ここは自宅のお茶の間ではないのだ。特に声に出すほどのシーンでもないのに大袈裟な笑い声に集中を欠くこともあった。ジーンとくるシーンでも笑い声…隣席の妻は何とも思わないのか?長年連れ添って麻痺しているのか?それが残念だった😡
地元会津藩士のキャラクターが見事に描かれていた。そして演じた山口馬木也さんも素晴らしい演技だった。
会津藩士の教えを現代に受け継いだ【あいづっこ宣言】という会津若松市の行動指針がある。
やってはならぬ
やらねばならぬ
ならぬことはならぬものです
この映画が描いているのは、現代人が忘れかけているこういうことなのかも知れない。
あのジイさんにも見せてやりたい…。
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2024/10/23 16:39:35