
先週、アメリカから戻ってきた直後の豚インフルエンザ騒動のあと、しばらくみんカラから遠ざかってたせいか、一部の方から心配のメールやメッセージをいただきました。
ご心配おかけしました。
お陰で大分元気になりました。
先週はそんなことで風邪と時差ぼけ、新しい役職での仕事も始まり、接待や送別会もあったりと忙しく、早く帰ってこれた日はバタンキュー、そうでない日は夜中まで飲んでました。
今週も明日に大きなプレゼンがありますが、その準備でバタバタしてました。
さて、そんな近況ですが、今日はアメリカで買ってきた本を紹介したいと思います。
自分はウィルスなどの病原菌が大好きなんですが、もともとは十数年前に一冊の本との出合いから始まりました。
その本はエボラ出血熱を題材にした
「ホットゾーン」ってリチャードプレストン氏の本です。
映画にもなったので知ってる人も多いと思いますが、内容は【脳、内臓を溶かし、目、鼻、口など、体中の穴という穴から血の滴が滲み出る奇病発生。アメリカの首都ワシントン近郊の町、レストンのモンキー・ハウスに突如出現した、恐怖の殺人ウイルス「エボラ」。その致死率は90%。核攻撃さながらの最高度機密保持態勢のもとに展開された、「エボラ」制圧作戦の全貌を描き出した迫真のノンフィクション。感染の恐怖に耐えながら、ウィルス制圧に命を賭ける兵士や学者の素顔に迫る!!。】となってます。(出版社・著者の紹介より)
そんなリチャードプレストン氏の「The Demon in the Freezer」(写真左)って今度は天然痘を題材にした本があったのでちょっと買うことにしました。
次に同じ棚にあったもう2冊の本も気になってしょうがなかったので買いました。
「Virus Hunter」(写真中)はCDC(アメリカ疾病予防センター)の特殊病原菌対策の長であり、エボラウィルスとの戦いなんかでの指揮官として知られてる「超」がつくほど有名なウィルス学者の書いた本です。彼は世界中に極悪ウィルスと30年以上も第一線で戦い続けてきて、その自伝みたいな本です。
もう見かけたときはヨダレものでしたw
続いて「The Coming Plague」(写真右)。こちらはイマージングディジーズ(新生感染症。新興感染症。新しく知られるようになった感染症のこと)について、これまでどんな病気が、どう出現して、どうこれまで対策されたかについての本です。ざっと目次を見ると、マールブルグ病、黄熱、ラッサ熱、エボラ、豚インフルエンザ、性病、AIDS、ハンタウィルス、コレラ、抗生物質に抵抗を持つ病原菌などなど、とにかく幅広く書かれてます。今はこの本を読んでますが、とにかく読み応えがあります。
うむ、病気になるのは嫌だけど、分野としてはものすごく興味があります。
もう25年前に戻ることが出来れば真剣に勉強してこっち方面の研究したいですねw
Posted at 2009/06/18 23:13:52 | |
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