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2012年11月10日 イイね!

続: Primary Open Loop Fueling

続: Primary Open Loop Fueling今日は時間が取れたので、前回に引き続き「Primary Open Loop Fueling」についてじっくり調べてみた。

よくよく見てみたら燃調マップは、もう1つあった。つまり燃調マップは全部で6つあるということだ。


各マップはPrimary Open Loop Fuel Map Switchで切り替えているわけだが、従属関係は下記のようになることも分かった。


1.メイン
Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B High)
Primary Open Loop Fueling (Failsafe)(KCA Alternate Mode)

2.サブ①
Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B Low)
Primary Open Loop Fueling (KCA Alternate Mode)

3.サブ②
Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B Low)
Primary Open Loop Fueling (Failsafe)


KCA(knock Correction Advance)の状態によってそれぞれのマップを参照しているのだが、KCAの値がマップ値よりマイナスされていない状態の時は、Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B High)を読み、KCAが補正されてマックス値にならない時は、Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B Low)を読むようだ。

ただ、サブ①に関しては、 (KCA Additive B Low)と(KCA Alternate Mode)が同じ値なので、これは従属関係とは言えないかもしれない。

下記のスクリーンキャプチャーは、メインマップの切り替えサブルーチンだ。
dword_837B8というところが通常の燃調マップ、dword_837D4がフェールセーフのマップを指しており、IAMの値を見て、どちらかのマップに移動するようになっている。




あと、薄い燃調マップもサブルーチンまで追いかけた結果、関係している項目がようやく分かった。
あの薄い燃調マップは、燃調値として使われるのでなく、比較参照として次の項目に関係することが分かった。

Minimum Primary Open Loop Enrichment (Throttle)
Minimum Primary Open Loop Enrichment (Accelerator)



あのマップがこれらに関連しているのなら合点がいく。ただ、どのように比較計算しているかは不明だ。

とりあえずこれで「Primary Open Loop Fueling」に関する疑問は消えたのですっきりした。
Posted at 2012/11/10 21:31:05 | コメント(5) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2012年11月04日 イイね!

Primary Open Loop Fueling

Primary Open Loop Fueling仕事が忙しくてぜんぜん手が付けられなかったD型スペCのECU解析。

今日やっと時間が取れたので解析しようと思ったら、もうRomRaiderで公開されていた。


早速DLして見てみたのだが、メインとなるマップはだいたい正しく表示さるものの、いくつかのテーブルでは大きさの指定が間違っていたり、まだ解析されていない項目もあった。それでもこの程度ならECUチューニングすることは十分可能だと思う。
肝心の中身の方だが、D型のスペCは、C型のスペCと同じようだ。

ところで、C型から気になっていたのが「Primary Open Loop Fueling
のテーブル群。
C型とD型の定義では、次のような順番で
5つのテーブル名で設定されている。

 「Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B Low)」

 「Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B High)」

 「Primary Open Loop Fueling (Failsafe) 」

 「Primary Open Loop Fueling (KCA Alternate Mode)」

 「Primary Open Loop Fueling (Failsafe) (KCA Alternate Mode)」


上記のように5つもテーブルが存在するのだが、実際のデータは通常版とフェールセーフ版の2つだけだ。

通常版のテーブルは今回も変化はなし。B型と比較しても2800rpmの高負荷側がちょっと変わっているくらいだ。

ちなみに公開されている定義では、LowとHighの読み出しアドレスが同じになっているが、これは明らかに間違い。Lowのアドレスにプラス22Cしたものが正しいアドレスになる。


さて、ここからが本題。


「新たな燃調テーブルを発見」で、燃調テーブルは5つ存在し、その中の1つは非常に薄い燃調テーブルが存在すると報告したことがある。しかし、C型とD型のスペCには、そのような燃調テーブルは存在しないのである。
その時のテーブルをD型の定義に合わせてみると次のようになった。


 「Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B Low) 」
  通常版のテーブル。

 「Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B High) 」
  値は上記のものより濃い。自分はフェールセーフとして定義していたもの。

 「Primary Open Loop Fueling (Failsafe) 」
  「新たな燃調テーブルを発見」で報告したとんでもなく薄い燃調テーブル。

 「Primary Open Loop Fueling (KCA Alternate Mode) 」
 「Primary Open Loop Fueling (Failsafe) (KCA Alternate Mode) 」

  この2つのテーブルに関しては、最初の (KCA Additive B Low) と同じ値のもの。

最初に見た時は、テーブル名と違うデータが表示されたので、アドレスの割り当てが間違っているのかと思ったくらいだ。しかし、各テーブルのアドレス間隔などを調べてみたがやっぱり問題なし。

このようなことから、B型ではテーブルの順番が違うのではないかと思う。それにしても薄い燃調テーブルの存在がまた気になってくる。

Posted at 2012/11/04 20:02:17 | コメント(6) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ

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