楢本神社 関行男慰霊之碑

太平洋戦争末期の昭和十九年、多数の戦艦を失い戦略的に無力となっていた日本海軍は、爆装した零式艦上戦闘機を駆って、米軍航空母艦に突入する、いわゆる、神風特別攻撃が中心となっていました。
その特別攻撃は、西条市出身の関行男大尉（戦死後２階級特進で中佐）を隊長とする「神風特別攻撃隊敷島隊」に始まりました。
関氏とともに散華した五名は楢本神社の境内に祀られ、慰霊の碑が建てられました。
毎年十月の命日には、盛大な慰霊祭も執り行われています。
今の日本の繁栄と平和は、彼らの郷土愛と犠牲の上に築かれたものであることを忘れてはなりません。





住所: 愛媛県西条市大町1138
電話 : 0897-55-4347