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2018年01月05日 イイね!

MAZDA CX-8 試乗と雑感

今回MAZDA CX-8を試乗する機会を頂いたので、感想をまとめたいと思います。
なお、画像はすべてMAZDAのHPより抜粋させていただいております。

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■まえがき■
私は購入する予定がない場合、販売店(ディーラー)へ試乗をお願いすることはほとんどないのですが、今回は直近の購入はないことを前提に了承を得たうえで実車を見せて頂きました。
しかし、オデッセイも去年車検を更新して今年で4年。リセールを考えるとそろそろ買い替え時ではあり、生活環境として多人数の乗車もあることから、万が一買い替えるとなった場合(普通に無いですが…)は十分にCX-8もターゲットとなるからディーラーへと足を運んだ次第です。
感想はあくまでも私見であることを最初にお断り致します。

■外見■
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デザインはすでに販売されているCX-5のロング版のように見えます。
この辺りは個人の感性によると思いますが、外見の雰囲気は日本車というよりはイタリア車に影響を受けているように思えました。これにはFCAとの業務提携の絡みもあるのでは?と個人的には勘ぐってしまいます。
いずれにせよ、デザインについては私の好みでいうと、”可もなく不可もなく”といったところでしょうか。ただし、3列シート車が欲しいとの観点の中では高レベルにあると思います。
ディメンジョンについては全長×全幅×全高(㎜)は4900×1840×1730とと全高以外はRC1オデッセイとほぼ同じサイズ感と言えるでしょう。
※営業の方に、「奥様はこのサイズは平気ですか?」と尋ねられました。「妻は(車体が)多少大きかろうが小さかろうが、マニュアルミッションだろうが、左ハンドルだろうが運転に問題はありません」と答えました(笑。

■インテリア■
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内装の質感は国産車としては高レベルと思います。私の場合は昔所有していたMBの内装が好みだったので、それと比べてしまうと、所々プラスチッキーな箇所が気になります。しかし、車両価格を考慮すると十分なレベルかと思います。
そして、気になる3列シート。
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乗車する際はセカンドシートを倒しての乗車となりますが、これが結構タイト。乗り込んだ際のヘッドスペースは身長170㎝ほどの方を想定しているとのことですが、実際はヘッドスペースはタイトであることからおしりを前に少しずらして乗るようになってしまいます。参考までにサードシート座面から天井までは865㎜とのこと。
また、セカンドシート座面下とフロア間に足の逃げ場があると違うのですが、残念ながらNBスニーカーのように爪先に高さのある靴では窮屈になってしまう程度のスペースしかありませんでした。
その反面でシートの質感は高く、ちょっとした窮屈さを我慢出来るのであれば座り心地は悪くはありませんでした。
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しかし、サードシート使用状態ではラゲッジスペースが限られてしまい、これも2者一択を迫られそうであります。
つまり、サードシートの用途については限定的になってしまう可能性は否めないのですが、私のように年に数回あるかないかの多人数乗りであれば、十分用途を満たしてくれそうです。

■走行性能■
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乗車してすぐにアクティブ・ドライブ・ディスプレイの説明受け、表示位置の調整をしました。上の画像では近くに見えますが、実際はフロントガラスのもっと前(遠く)に見える不思議な感覚。使い勝手のよし悪しは慣れにもよるとは思いますが、こういったギミックが好きな方も多いのでは?と思いました。
今回試乗したグレードはXD PROACTIVEと呼ばれる中間グレード。と言いつつもこれより上級車はレザーシートとなる以外は殆ど装備に遜色はなく、事実上トップグレードと言っても問題なさそうです。
駆動方式は2WD(FF)と4WDと選択できるのですが、試乗したのはFFモデル。4WDと言ってもオンデマンド方式であることから、スリップ等の条件が揃わない限り2WDにて走行となるので、市街地走行のフィーリングに差異はないと思われます。
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気になる駆動方式による重量差は約70kg程度で成人男性約一人分程度の差であります。これは街乗りをメインにする車であれば誤差範囲と言えそうです。
エンジンはお馴染みのSKYACTIVE-D2.2l。独自の技術でディーゼルエンジン特有のノック音を最小限に抑えられているとのことで、車外で聞いていてもディーゼル車であることを意識しないで済むレベルのエンジン音だと感じました。
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走り出すとすぐに力強いトルクを感じる事が出来ます。それはスロットルの早開きによる飛び出す感じではなく、トルクの立ち上がりで車両が押し出される感じ。厳密にはFFなので引っ張られると表現するべきなのですが、そうは感じないのはトルクステアがうまく抑えられているのでしょう。
ちなみに、エンジンスペックは、
最高出力(ネット):140kW〈190PS〉/4,500rpm
最大トルク(ネット):450N・m〈45.9kgf・m〉/2,000rpm
ストレスの無いようにエンジン・ATが上手く適合されており、アクセルに対するレスポンスが良いことから、市街地の運転ではディーゼル車であることを忘れてしまいそうな気分になりました。
ステアリング操舵に関しては、直進安定性を良くすること+車のキャラクターに合わせてギヤ・レシオをスローに設定しているとのことですが、操作に対する応答が良く、大きな車体がヒラヒラと軽く動くように感じられました。これは高いボディ剛性とトルクベクタリングコントロールが寄与しているかもしれません。
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最小回転半径は5.8mとなっており、今時の車両にしては少し大きめ。よく道を間違えてUターンする私は5.5m位に抑えてもらえると助かるのですが、仕方ないですね。
しかし、ちょっと気になったのが足回り。車体のピッチングがやや多いように感じました。これは試乗車の個体差かショックがまだ馴染んでいないのか、はたまた19インチタイヤがオーバースペックなのか。運転している分には構わないのですが、同乗者が不快にならぬか心配になってしまいます。
ちなみに、ピッチングの指摘をしたのは私だけだそうで、他に試乗された方は気になさらなかったとのことです。
しかし、大きな車体のSUVでありながらも前途の通り軽く走るフィーリングはとても好感触。もっと運転をしていたいと思える車であることは間違いありませんでした。欲を言うなら高速道路も走ってみたかったです。出力点が4500rpmとのことから、よほどの状況でない限りは頭打ち感は少ないと思いますが、やはりその領域のフィーリングも気になります

■あとがき■
軽い気持ちで書き始めたら、随分と長くなってしまいました。乱文をここまで読んでいただけたとしたら、感謝申し上げます。
MAZDA CX-8は販売開始時点で約7300台の受注を受けており、販売は好調とのことです。価格帯は売れ筋グレードにオプション付けて450万円前後と予測されます。数字だけ見ると高いのですが、BMW X3が本体価格639万円~であることから、バリュープライスと言えなくもないと思います。(もちろん、BMWにはそれに応じた付加価値もありますので比べることはナンセンスですがあくまでも物の例えでございます。)
しかも、XD PROACTIVEを選択するとプロアクティブセーフティーと呼ばれる安全装備が標準となりさらには低速追従のできるレーダークルーズも標準装備。走行や安全性能に力を入れていることは好感が持てます。

正直、国産車で久しぶりに欲しいな…と思ったのですが、奥様が首を縦に振ってくれない模様。まだもうしばらく悩むとします(笑

Posted at 2018/01/06 01:38:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | Nooryのひとりごと | 日記

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