こうみえて私、
クラシック音楽も好きなんです。
と言っても、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入している
ミーハーファンです😅
ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです<(_ _;)>
あぁ聴いたことある!でも曲名が分からなーい!というのを解決したい😊
今回紹介するのは、
F.メンデルスゾーン作曲、
無言歌集「春の歌」です。
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-47)。19世紀ドイツロマン派の巨匠で、「
バイオリン協奏曲ホ短調」や「
夏の夜の夢(結婚行進曲)」は特に有名曲です。
メンデルスゾーンは裕福なユダヤ系銀行家に生まれました。クラシック音楽家の中では、
ダントツの金持ちです。
幼少より神童といわれ、12歳で既に多くの曲を作曲、文豪ゲーテには
「モーツァルト以上の神童」と評価されました。17歳にして夏の夜の夢序曲を作曲して音楽家としての名声を得、20歳の時、埋もれていたバッハのマタイ受難曲を復刻公演し絶賛を浴びました。この公演は国王をはじめ著名人を含む数千人が訪れたそうです。
以後ゲヴァントハウス管弦楽団指揮者、ベルリン宮廷楽長就任、ライプツィヒ音楽院の設立など活躍し、ドイツ音楽会の重鎮となりました。
無言歌集はピアノ曲の小品としてメンデルスゾーンの生涯にわたり多数作曲され、全8巻・48曲あります。その変わった題名は、姉
ファニーとのやりとりの中で生まれたと言われています。
比較的わかりやすいメロディー、広すぎない音域からなる曲を、姉ファニーが
「まるで歌詞のない歌みたいね」と言ったことから名付けられたとか。最近の研究では、ファニーのほうが先に無言歌集を作ったとも考えられているそうです。
実際、親しみやすいピアノ曲の小品が数多く納められていますが、中でも有名なのが第5巻6番
「春の歌」です。
ファニー・メンデルスゾーン
ファニーとフェリックス、メンデルスゾーン姉弟はお互いの良き理解者でしたが、ファニーも職業婦人が一般的でない当時、多くの曲を作曲しており、ライバルでもあったようです。
ファニーが1847年5月に若くして亡くなると、フェリックスもその半年後、後を追うように
38歳にして突然死しました。病状からは脳卒中のようです。メンデルスゾーン一家は祖父、両親、姉ファニーも脳卒中で亡くなったとされており、何らかの遺伝的疾患があったのではないかと言われています。
天才の早すぎた死。もし長寿であったなら、さらにどんな名曲が世に出ていたことでしょう。
時代を超えて愛されるクラシック、
やはり本物はすばらしい\(^o^)/
メンデルスゾーン 真夏の夜の夢
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
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Posted at
2020/08/04 23:46:45