学生時代の愛車を思い出すセキュリティシステム

今日、アルファードハイブリッドにセキュリティシステムを取付していると、大学生だった20年以上前に乗っていた愛車を思い出しました。日産のY32グロリアです。黒本革で、ターボのアルティマ。とても気に入っていました。色々DIYでカスタムを楽しんでいましたが、一番苦労したのがセキュリティシステムの取付でした。
2001年に映画のワイルドスピードが公開され、映画館で観ました。ＦＤのセキュリティサイレンの音がカッコよく感じたのを覚えています。そんなこともあって大学の友達の間でもセキュリティシステムは憧れのアイテムでした。
業者でつけれもらうなんてことは経済的に無理なわけで、当然、自分でやってみようとなります。ありがたいことにヤフオクには沢山の海外製のカーセキュリティシステムが出回っていました。一万円するかしないかで液晶ディスプレイ付きの双方向カーセキュリティシステムを手に入れ、英語の取付マニュアル読みながら、ディーラーでもらった配線図のコピーと睨めっこしながら取り付けました。ドアカーテシー？マイナスコントロール？ダイオード？オルタネータの配線？わからないことばかりで、試行錯誤の末、リモコンでエンジンがかかって、ハザードが点滅しながらアイドリングしている愛車を見た時は本当に嬉しかったものです。リモコン操作をするとチープ音がなり、ハザードが点滅し始め、数秒後にクランキングしてv6エンジンのサウンドが響く。最高でした。今のくるまはそれにくらべるとなんとも寂しく感じます。