新型タイプRに乗りました
本当にたまたまで、お世話になってるディーラーさんのご厚意で試乗させてもらいました。

タイプRを主張する赤いシートとマット。基本的な内装は、普通のシビックとあまり変わらないですかね。
まず、エンジンスタートボタンがどこにあるか分かりませんでした。そして、エンジンをかけ、発進しようとサイドブレーキを探しました。
ない。
普段S660に乗ってる、乗った経験のあるスポーツカーがスープラ除く全てサイドだったので、まさかボタン式とは思わず探し回りました。
タイプRなのにボタン式?高級車かな?
FK8乗ったことなかったので先入観でした。
シートの座り心地は最高の一言。ホールド性で言えばフルバケには劣るでしょうが、コンフォートかつスポーティな座り心地です。

リアシートは真ん中にカップホルダーが陣取る2人がけ。

運転した感想は、欲しいという気持ちが一瞬にしてゼロになった、というところです。
といっても車が期待外れとかそういうことではなくて、ニュル最速FF奪還を視野に開発されたピュアなハイパワースポーツカーという点では文句なしの素晴らしい車でした。
レブマッチの挙動は全く違和感もなく、少し踏んだだけで一瞬で加速する感覚は何者にも代え難い魅力です。
簡単に言えば、公道で乗るものではないということです。これだけの性能を発揮できる道は日本にはないでしょう。少し踏んだだけで一気に加速するハイパワーを持て余すのは、車にとっても人にとってもストレスになります。
タイプRという称号はここに極まったと言っていいでしょうが、若者が買える値段のそこら辺のサーキットで走れるスポーツカーという立ち位置は完全に86やスイスポに奪われました。
確かに逆に言えば、これだけの性能の車をよくこの値段で抑えたものだと感心するべきだと思います。
一方で、ホンダからお手軽なライトウエイトスポーツカーがラインナップにないというのは非常に残念なところです。
まあ、そういった車を出したところで、文句だけ言って買わない消費者も悪いのですが。
Posted at 2023/01/27 12:27:58 | |
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