羽蝶蘭(ウチョウラン)の仲間である夢ちどり

ホームセンターで何か部屋に置ける観葉植物でいいのがないかなぁ、と思い観葉植物コーナーをうろちょろしていたら、このランに出会った。名を夢ちどりと言う。

この夢ちどりは蘭裕園が作出したもので純粋種のアワチドリおよび、アワチドリを交配親に使用した交雑種です。
このアワチドリというのが自生しているのが何でも世界広しといえど千葉県のみらしいです。





トップ画像だけでは普通のランにしか見えないと思いますが、全体像を写すとその個性が際立ちます。


左の10円玉に注目！
この小ささです！！この可愛らしさに負け購入してしまいました。
交配に使われたアワチドリは千葉県の房総半島にしか自生していない日本の固有種でアワチドリという和名は発見者の鈴木吉五郎氏の話では「亀山から清澄山に行く途中、上総の国からわずかに安房の国に入った場所、清澄山四方木付近で発見したため付けた」とのこと。しかし実際には安房の国よりも上総の国に多く自生しています。
蘭裕園から抜粋


見れば見るほど繊細で美しいランです。これまでランという植物にはまるで関心がなかったんですが、いわひばと一緒で一気に目覚めてしまった気がしますw
この夢ちどりが出来るまで約35年もかかったそうですが、こういうのはやはり作り手の情熱になるんでしょうねぇ。
自分でも何かこういうの作ってみたいなぁ。