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2012年10月08日

最上川源流に佇む名瀑【火焔滝】(ひのほえのたき)

最上川源流に佇む名瀑【火焔滝】(ひのほえのたき) 昨日の達沢不動滝に続いて山形県米沢市にあるお気に入りの滝です。
米沢にこんな滝あったっけ?と思う方がいるのですが、それもそのはず。この火焔滝は秘境にある滝で人を選ぶ滝のひとつです。

この滝に行くには手前の温泉にまずは行かなくてはいけません。ここに行くまでが一苦労です。
まず車で行く際に注意しなくてはならないのがすれ違う事が出来ない、という事。避難所が全くないわけではありませんがほとんどありません。もちろんガードレールなんてありません。しかもヘアピンの連続で私が行った際、ちょうどロードスターとそのヘアピンですれ違う事になりましたが、ロードスターの運転手さんヘアピンのピークで切り返しをしてすれ違うことになりました。(下り坂でのヘアピン切り返し、怖いだろうなぁ・・・。ごめんよ(;´Д`)
あのちいさなロードスターでさえ切り返しをしないと曲がりきれないカーブです、相当ヘアピンですよ。
で、少し登るとこのような景色が見えます。

遠くに米沢市があるのが分かります。絶景なのですが、ここで景色に見とれるのはダメですよ。何せ、すれ違うことも出来ない挟路ですから迷惑になってしまいます。下手したら上りと下りの車に板挟みになります。
ただ、以前来た時と明らかに変わったのが道の多くが舗装されたこと。初めてこの温泉を訪れた時は未舗装でブレーキ踏んでもズリズリ滑る砂利だったのですが、今は舗装されてしっかりグリップします。ただ落ち葉などが積もると怪しいです。

ここを超えると山の尾根をしばらく走り、ようやく駐車場が見えます。駐車場といっても普通車10台も停める事は出来ません。温泉に一番近い駐車場で6~7台です。そこから少し離れたところにもあることはありますが、せいぜい1~2台停める場所が数箇所だけです。しかもUターンするスペースは基本的にないものと心得てください。Uターンは何箇所にある避難所あたりで行います。何度も言いますがガードレールはありません。運転操作を誤ると奈落です。もっと言うとほとんどの場所は強めの勾配があり、そこでのUターンになります。
私が帰えろうとした際にタクシーがお客さんを乗せてきましたが、ベテランのはずの運転手でさえ何度かエンストしてました。あ、ちなみに駐車場は砂利の未舗装です。

車好きな方や運転に自信のある方は(なんだ、そのくらいか・・・)と思うかもしれませんが、まだ試練は続きます。駐車場から温泉は見えません。温泉まで20分ほど歩くことになります。しかもひたすら下ります。行きが下りという事は帰りは当然、上りです。心臓破りの坂ですので飲み物を準備すべきです。

しばらくすると吊り橋が見えます。その横には温泉が!

ここで焦ってはいけません。吊り橋は5人が制限人数です。5人までは大丈夫らしいのですが私一人でもかなり軋みます。本当に大丈夫か・・・?

遂に大平温泉に到着です!

こんな秘境に来る人もすごいですが、こんな所に温泉を作っちゃう人はもっとスゴイですw
大平温泉では日帰り入浴もあり500円だそうです。聞こえてくるのは渓流の水の音と木が風で擦れる音だけの静かな環境です。


さて、一風呂浴びて帰ろうか・・・とはなりません。目的は火焔滝です。
滝へ行くには温泉横の通路を通る必要がありますので、温泉の従業員に一声かけて通りましょう。
この通路脇には露天風呂があり、お風呂目的のお客さんとハチ合わせになる場合がありますので紳士的に挨拶をしましょうw

大平温泉から火焔滝までは約20分くらいでしょうか。ひたすら沢を登って行きます。沢というか岩場です。もちろん道などありません。自分の感覚を信じて右往左往しながら少しずつ進んでいきます。道中のほとんどが水で濡れており、とても滑りやすい状態です。危機意識を持ってヘルメットやグローブなどを持っていったほうがいいと思います。最低限、登山靴もしくはそれに準ずる性能の靴を履いていきましょう。スニーカーは捻挫する可能性が高いのでNG。サンダルなんて論外です。また多少、濡れてしまう覚悟も必要です。その場で着替える必要はありませんが車などに着替えを積んでおいた方がいいですよ。
どんな場所かと言うと、こんな感じです。

この画像に人が写っていますが、見つけられるでしょうか?別リンクで開くと拡大されるので見つけやすいかと思います。
ちなみに写っている方は私よりも先に出発していましたが、結果的に私が滝に到着して15分ほど経って到着しました。選ぶルートでかなりの時間差が出ますのでそこら辺も頭に入れておいた方がいいです。
この方とすれ違う際に大きな三脚を持っていましたが、滝に到着した時には手元にありませんでした。帰り道にその方の三脚が離れた場所に置かれていました。賢い判断だと思います。これだけの岩場で片手に三脚を持っては登れるものも登れなくなります。

これだけの苦労をしてようやく火焔滝にたどり着けます。






段瀑と分岐瀑の複合されたタイプの滝です。ここが最上川水系の最上部になります。
そう言えば火焔滝の由来ですが、この滝は西向きの滝で夕日に照らされた姿が火焔のように見えたことに由来します。是非、夕方に訪れて見たいのですが、そうなると日帰りは諦めて大平温泉に1泊しなくてはいけないので時間に追われてる今の私には無理です(´;ω;`)定年後の楽しみにしたいけど、その頃まで体力が残っているかが問題です。

誰でも行ける滝もいいのですが、この火焔滝のように人を試す滝も中々いいですよ。
アドバイスをするとすれば絶対に無理をしないことです。
ブログ一覧 | 滝 waterfall | 日記
Posted at 2012/10/08 19:24:15

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