刻の旅人のブログ一覧

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所在地：宮城県刈田郡七ヶ宿町
河川名：阿武隈川水系白石川
型式：中央コア型ロックフィルダム
ゲート：オリフィスラジアルゲート×2門、クレストラジアルゲート×3門、スライドゲート×1門
堤高/堤頂長：90/565m
総貯水容量：1億900万㎥
管理者：国土交通省
本体着工/完成年：1981/1991年

ランダム情報
水道用水、工業用水として、仙塩地区と、仙南地区に水を供給。
日量最大650900㎥の水を確保している。

こだわり技術
洪水吐コンクリートを打設する時は通常、ケーブルをクレーン工法、タワークレーン工法で施工するが、本ダムは地形的制約により、日本初となるベルトコンベア工法で施工した。

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所在地：宮城県柴田郡村田町
河川名：阿武隈川水系白石川・支流荒川
型式：アースダム
基礎岩盤：第三紀凝灰岩
ゲート：側溝式
堤高/堤頂長：36.7/182m
総貯水容量：1660千㎥
管理者：宮城県
本体着工/完成年：1972/1979年

　昭和41年（1966）春，蔵王連峰濁川上流の振子沢付近に強酸性の温泉の湧出が確認され，阿武隈川水系松川へと流入しました。このことより松川の河川水が水稲栽培に不適な強酸性となったため，下流1,600haの水田の代替え水源（用水の転換）として村田ダムが建設されました。
村田ダムは，堤高３６．７m，堤長１８１．７ｍ，総貯水量１，６６０千ｍ３で，昭和５５年に完成しました。完成当時，宮城県では最大のアースダムでした。技術的な特徴としては，中央コア型のゾーンダムであること，傾斜式シリンダーゲートを日本で初めて採用したことなどが上げられます。

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所在地：宮城県仙台市
河川名：名取川水系大倉川
型式：ダブルアーチ式コンクリートダム
ゲート：
堤高/堤頂長：82/323m
総貯水容量：2800万㎥
管理者：仙台地方ダム総合事務所
本体着工/完成年：1956/1961年

こだわり技術
ダムは当初ゲート3門を有する重力式コンクリートダムとして計画されていた。そして両岸が安山岩やデイサイトを中心とした堅固な岩盤であったため、コンクリートの量を減らすことの可能なアーチ式コンクリートダムが型式として採用された。ところがダム地点は左岸が険しい峡谷であるが、右岸はなだらかな平地であり、広い谷であったことから通常の方法ではアーチダムの建設は困難であった。このため右岸の谷と平地の境目に人工的な支壁（アバットメントと呼ぶ）を造り、それを支柱として両岸にアーチダムを並べて2つ建設することとした。
このような型式をダブルアーチ式コンクリートダムと呼び、複数のアーチダムが連なることからマルチプル（多連式）アーチダムに分類される。日本においてはマルチプルアーチダムは2箇所しか存在せず、大倉ダムの他には香川県に1930年（昭和5年）に建設された豊稔池ダム（柞田川）がある。なお豊稔池ダムは五連式のアーチダムである。大倉ダム以降、日本ではマルチプルアーチダムは建設されていない。

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所在地：宮城県大崎市鳴子温泉
河川名：北上川水系江合川
型式：アーチ式コンクリートダム
ゲート：ローラーゲート×2門、フィクストコーンバルブ×1基
堤高/堤頂長：94.5/215.0m
総貯水容量：5000万㎥
管理者：国土交通省
本体着工/完成年：1952/1957年

ランダム情報
半世紀にわたり大崎平野を守りそして潤いを与え続けている。
日本のダム史の黎明に建設されたダムであり、国産アーチ式ダムの歴史を拓いたダムとも言える

こだわり技術
日本人技術者のみにより設計・建設された純国産アーチ式コンクリートダム第1号。
放流設備であるフィックストコーンバルブは発明者にちなみハウエル・バンガーバルブ(H.B.V)とも言われる。

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所在地：宮城県柴田郡川崎町
河川名：名取川水系碁石川
型式：重力式コンクリートダム
ゲート：コンジットラジアルゲート×3門、クレストラジアルゲート×4門、フィックスコーンバルブ×1基
堤高/堤頂長：45.5m/177.0m
総貯水容量：4530万㎥
管理者：国土交通省
本体着工/完成年：1966/1970年

ランダム情報
国営みちのく湖畔公園は、東北の国営公園として平成元年に釜房湖畔にオープン。
年間を通じて様々なイベントが開催されており、子供から大人まで1日中遊べる公園となっている。

こだわり技術
釜房ダムでは貯水池内の富栄養化、夏季強循環曝気装置6基、深層曝気装置1基を設置し、水質の保全に努めている。