刻の旅人のブログ一覧

訪れたダム一覧へ
所在地：山形県西置賜郡小国町
河川名：荒川水系横川
型式：重力式コンクリートダム
ゲート：クレストリングゲート装置付き回転式スライドゲート×3門、オリフィス鋼製ローラーゲート×2門、選択取水設備側壁付円形多段式ゲート、利水放流設備ジェットフローゲート
堤高/堤頂長：72.5m/277m
総貯水容量：2460万㎥
管理者：国土交通省
本体着工/完成年：1990/2008年

～ランダム情報～
旧越後米沢街道の宿場町だった市野々地区より貯水池を望むと、地域のシンボルでもあり町の天然記念物にも指定されている「飛泉寺のイチョウ」がある。元々このイチョウは銀杏モニュメントの位置にあり、ダムより3m程度水没し枯死する恐れがあったため、現在の場所へ移植した。

～こだわり技術～
ダム工事では多量の骨材を使用することから、一般的には原石を調達する方式が採用されている。横川ダムでは原石山の候補地点にクマタカの営巣が確認された事やコスト面での検討により全国で初めてとなる購入骨材でのダム工事を行った。