BMEP(Brake Mean Effective Pressure)(正味平均有効圧力)
Brake Mean Effective Pressureを直訳すると「ブレーキが示す有効圧力」になる。
私も正確な把握はできなかったが、
「エンジンの排気量によらず、トルク特性を横並びで評価するため用いられる理論的な数値」と理解しました。
その計算方法が
BMEP=最大トルク÷排気量×4π×10
B4164Tで計算すると、
約18.899bar
現行V60のB420T5で計算すると、
約19.146bar
B4164Tもいいとこ行ってますね。
当時のone fordを掲げたフォードの威信を感じられますね。
ちなみに、これを記事にするキッカケは先頃発売となった、mazda CX-60に搭載されたSKYACTIV-D3.3。
SKYACTIV-D2.2が BMEP 25.84bar だったが
SKYACTIV-D3.3が BMEP 21.05bar
各所で記載はあるものの詳細は出ていないSKYACTIV-D3.3だが、出力を抑え、燃費・排ガス浄化・フィーリングのための直6ディーゼル、という事だけは記載がある。
つまり、今まで、そういう考え方のエンジンはあまり無く、今後は、そういう考えのエンジンも、まだ少しは出てきそう。。。たぶん。。。
エンジンの出力を控える事が珍しかったからBMEPは一般ユーザーにも意味のある数値だったが、
これから開発現場のみで飛び交う数値になりそうですね。
とはいえ、内燃機関がどういう未来を辿る事になるかも、大きく影響しますけどね。
という訳で、私がBMEPを使った最初で最後の記事かもしれませんw
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V60 | 日記
Posted at
2022/10/28 22:23:48