
第5章 俺たちの英国旅 #1
夢の坂道は♪〜木の葉模様の石だたみ
まばゆく白い 長い壁⤵︎〜♬〜
足あとも影も 残さないで〜
たどりつけない 山の中へ⤴︎〜♪〜
続いている〜 も・の・な・の・です〜♬〜〜
夢の夕陽は♪〜コバルト色の空と海
まじわってただ 遠い果て⤵︎〜♬〜
かがやいたという 記憶だけで〜
ほんの小さな 一番星に⤴︎〜♪〜
追われて消える〜 も・の・な・の・です♪〜
歌:中村雅俊. 作詞/作曲:小椋佳.
と、中村雅俊のモノマネでこの歌を口ずさみながらイギリスでこんなものを見て来たい〜!探して来たい〜!などと考えながら日々過ごしていたけれど…あっという間に2001年2月…「俺たちの英国旅」の日が来た。
確か2001年は本当は宇宙の旅だったはずだけど…6人の男たちは遂に英国に旅立つのでした。
◻︎2月4日(日曜日)
英国風紳士さんと待合せて千歳空港へ向かいます。途中でノッチ君と合流。
集合の約束時間前に余裕をもって到着したが、空港には既に羊さん、YG親分、Kaoga~naさん達もいた。千歳空港からイギリスに向けて飛べることが無駄も無く最高に良かった!^_^

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千歳空港にて。
ノッチ君が写ってないので、彼が撮ってくれたのだろう。
さぁ時間が来ました。
チェックイン→手荷物を預ける→保安検査→
出国審査→搭乗…出発です。
飛行機に乗りノッチ君とお喋りしている間にあっという間に飛び立った。

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KLMオランダ航空
こんな感じの飛行機で飛び立ったはず。
★Image Photo
そしてシートベルトサインが消え、KLMの乗務員が飲み物オーダーに回って来た。
僕はすかさず"Beer Please"と答え、ここで英国の旅が本当に始まったと実感したのだ。隣を振り返るとノッチ君も間髪入れず、まんべんの笑顔で"Me too"と続いた。笑
なんだったか忘れてしまったけれど映画を見たり…ノッチ君とイギリスのことやセブンの話をしたり…ビールが進んだ。そうこうしている間に食事の時間。今度はワインでディナー…そのまま飲み続けました f^_^; へへへ。
いつの間にか眠りについてしまい、目を覚ますとアナウンスが流れ、アムステルダムスキポール国際空港に到着だ。一旦降りて乗り換えです。出発も遅れたが到着も大きくずれ込み、アムステルダムでのトランジットはかなり時間があり空港内を見て回って時間を潰した。
やっと乗り換え出来ることとなり、イギリス ヒースロー空港に到着したのは夜中の12時になっていた。空港内はほとんど人がいなくて、羊さんが予約してくれていたレンタカーのカウンターも閉まっていた。トホホ…

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夜中のヒースロー空港はこんな感じだった。
★Image Photo
しかし…カウンターに設置してある電話から繋がり無事に送迎車が来てくれ、僕らはなんとかレンタカーをゲットすることが出来たのでした!
おそらく真夜中の送迎で案内されたレンタカー屋と思われる貴重な写真。羊さんは手続き中で英国風紳士さんが撮ってくれたのかな〜?元気そうな4人の笑顔です。
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問題は宿だ。行き当たりばったりの旅も到着初日のBBは羊会長が予約していたのだけれど果たしてこの時間からチェックイン出来るのだろうか?
すぐにレンタカー屋さんの電話で連絡をしたところ繋がった…息を押し殺して皆んなで羊さんの持つ受話器の方に耳を傾ける。
「イェ…イェ、アーハー…イェ…シックス、イェ…」こんなやりとりが続き、最後に「オーケーオーケー…テンミニッツ!テンミニッツ!センキュー」と羊会長は電話を切った。
僕には6人で10分後に着きます!と返答していたように感じたが…ヒースローから近いBBとはいっても道もわからない中、絶対10分では着かないであろうと思った。皆んなも同じことを思ったのだろう…同じタイミングで「羊さん10分で着く〜⁇?」 羊さんは「ハハハ〜っ」て笑ってた。僕たちも「ハハハ〜っ」て笑った。こんな場面でも笑顔で我々に心配をさせない姿はこれぞキャプテンの鏡だ!
さぁ急いで今夜の宿…"スカイラーク"に向かおう。しかしナビも無い時代に異国の地の深夜に小さなBBを探し出すのは容易ではない。手元の地図を見ながらなんとなくBBがある街のエリアだなと思うところまで来たけれど暗黒の街だ。どこにあるんだろう?探し出せるかなーって不安になって来た。 が、その時…なんということでしょう!スカイラークの看板を見つけました。奇跡です。\( ˆoˆ )/
でもこの時、ヒースローを出てから40分以上は経過していたと思う。果たして待っていてくれているのか…当然BBは真っ暗でしたが羊さんがチャイムを何度か鳴らすと電気が点いた!また奇跡が起きた!笑

英国BBってのは、家庭的な雰囲気でステラおばさんみたいな感じの人がいるイメージを勝手に描いていたが…ここではターバンを巻いたタイガージェットシンみたいなインド人が出てきて思い描いていたイメージは0.001秒で崩れた。しかし、そのタイガージェットシンは見た目とは逆にこんな夜中の到着に対して優しく丁寧に対応してくれた。
部屋割を事前に決めていたかなどの記憶は無いけれど…2人部屋の組み合わせは「羊さん+YG親分」、「英国風紳士+Kaoga~naさん」、「ノッチ君+僕」。僕とノッチ君ペアは"酒飲み&イビキ"の枠だったんだろうと思う。
部屋に入って少し落ち着いたところで、斜め向かいに小さなガソリンスタンドにくっついている窓口だけのコンビニ的なところがあったのをチェックしていたので、ビール買って来よう!とノッチ君を誘って行ってみた。鉄格子をがあって檻の中と外みたいなお店の窓口でビールをゲットして部屋に戻り2人でカンパイ〜。日本を出てから何時間経ったのだろう…
深夜の到着で波乱のスタートとなったが、「なんて日だっ!」と思うことも無く僕は何もかもが楽しくて楽しくてしょーがなかった。だってここはイギリスだもの…。^_^

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Bed & Breakfast「Sky Lark」。
翌朝…あの暗黒の街は消えて無くなっていて改めて英国の地に居ることを実感できた。
明るいところで見るタイガージェットシンも昨日のイメージとはまったく違っていた。笑

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昨日は真っ暗で見えなかった向かい側のお家を見て、おーなんだかイギリスだ!と思った。

朝ご飯を頂き、荷物を車に積み込みT.Jシンに感謝を伝え出発です。

初日のドライバーはYG親分でナビゲーターは羊会長となりました。
いよいよ英国の旅…1日目の始まりです!
Go Go Go〜
第5章 俺たちの英国旅 #2へ続く…。
I ❤︎ Seven.
Posted at 2023/10/13 14:45:48 | |
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