
第2章 大空と大地の中で #7
セブンのクラブの集まり(一泊ツーリング)に来ないですか〜と、僕と英国風紳士さんにノッチ君から誘いが来た。やった〜ヤッホーと久々にテンションMax〜。セブンのクラブって…スーパーセブンクラブ??? 北海道にセブンのClubがあるんだーと驚いたのだか、詳しく聞くと正確には何台かのセブン乗りさんを中心とした車好きさん達の集まりっていうものだと知った。要はクセがスゴい〜車好きの集まりということだ。笑 のちにClub Transmissionと命名されたとダイアリーに記録が残されていて、メンバー連絡網の紙がダイアリーファイルに挟まっていた。←連絡網って…これまた昭和だなー!
前置きはさておき…ありがたきお誘いにひとつ返事で「参加しまーす」の宣言。そしてこのお誘いに参加したことで、僕にとってまた大きな大きな出会いがあったのでした。
1日目は「見送り出会い編」です。
1998.6.13(Sat)
僕は仕事があったため残念ながら明日日曜の早朝に出発することとして、この日は見送り隊として合流場所への顔出しだけとなった。で、ここで初めてあの!あの!あの!噂の羊先輩と対面することが出来たのです!羊さんは北海道にまだセブン乗りさんがほとんどいなかっただろう頃にケータハムスーパーセブン1600BDRに乗っていた方なのです。車好きの仲間も多く、僕がBBさんから赤いセブンを譲り受け購入していた事も既に知っておられ「ようこそセブンワールドへ!」と言わんばかりの満面の笑みで迎え入れてくれました。いつも思うことだけれど…こうして出会う誰もが何年もお付き合いがあったのかのように極々自然に大好きなセブンや車談義へ仲良く盛り上がるのです。とてもステキなことだなー。

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ノッチ君が羊先輩の誕生日?にプレゼントした羊さんのBDRセブンイラスト。額装されていて素敵なプレゼントだった〜。
※個人情報があり黒の部分は加工しています

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こちらはノッチ君が自分用に頼んだアニバーサリーセブンのイラスト。額装の他、ネームカード(名刺サイズ)もあり、当時お二人からもらったこのカードは大事に小さな額に入れて今でも僕のガレージに飾ってある。あの時ノッチ君に教えてもらって僕も額装でイラスト注文すれば良かったなー。
話しはそれますが… ノッチ君は小学生の時に街でセブンを見かけ衝撃を受け絶対この車を買う!と誓い、中学に上がった時からセブン貯金を始めた(偉い!偉すぎる!)という話しを以前に聞いていました。小学生の時に街で見かけたセブンに乗っていた人は誰だったんだろうと考えたことがあり…その方はきっとこの噂の羊さんだったのではないかと、話しを聞いた時に僕は勝手に思っていたのです。しかし事実は誰にもわからない… 信じるか信じないかはあなた次第です!なーんてね。それはさておきノッチが大人になり貯めたお金でセブンを本当に手にするストーリーも凄いし、その後 羊さんと出会いノッチの結婚式に出席するまでの繋がりになるっていうのも素晴らしいなーと思うのでした。だからこそ、少年があの日あの時見たセブンに乗っていた人がもし本当に羊さんであったのならドラマチック過ぎる話しだ!と、壮大な感動ストーリーを勝手に妄想していたのです。…が実はこの物語を綴っていく中で改めて検証してみたら…アレアレ?どうも単純に年代が合わないですなーってことで僕が願った感動のオチにはならなかったのでした〜⤵︎ ハハハ。
本当の感動ストーリーは小学生ノッチ君がセブンに憧れ、コツコツと貯めた貯金で大人になってセブンを実際に手に入れる話しだったのだ。あ!なんかいつの間にかノッチ君の物語になってしまっているぞ。笑

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ノッチ君が小さい頃に読破していた本だそうです。あの頃の車は個性があって魅力的でしたよねー。今見てもワクワクします。(写真提供:ノッチ)※上下共

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ロータスページの端っこがしっかり折り込んであるしー。なんとSr.4が紹介されているところが渋い!
さあさあ!出会いの話しに戻りますが、羊先輩は朗らかで常にニコニコしていて誰からも好かれるようなとても素敵な方だった。僕もこの出会いをきっかけに親しくさせて頂き、その後 セブンの事、ロータスの事、英国車パーツの話、古き良き時代の車の話、時計、カメラ、ファッション等々… たくさんの蘊蓄を聞くことができ多大な影響を受けたのでした。いつも少年のようなキラキラした目で色々なことを教えてくれたのです。セブンという車を通して、年齢も立場も肩書きも関係なく付き合える仲間は本当に貴重で大切なものだと思う。元のセブンオーナーBBさんの手紙に書いてあった一文を改めて思い出す。 羊さん夫婦とノッチ君夫婦と英国風紳士と早めランチをご一緒させて頂き、時間を忘れて話しが盛り上がってしまったのですが、そろそろ出発とのことでお見送り…この日は皆んなと別れ、トボトボと仕事に戻ったのでした。羊先輩と出会ったこの日を僕は忘れない。さぁ!早く仕事を切り上げて明日に備えよう。
2日目は「早朝合流で皆んなとツーリング編」
第2章 大空と大地の中で #8へ続く…

I ❤︎ Seven.
Posted at 2023/02/15 05:58:26 | |
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