
第2章 大空と大地の中で #2
僕は遂にスーパーセブンを手にしたのでした〜!…が、実際はまだ僕の手元には無く、春にD-chan号を迎え入れるためのガレージを冬の間にせっせと整えていた。そして雪溶けも進み路面の雪は無くなり、いよいよ引き取りの日を迎えた。大袈裟だが僕にとって待ちに待った記念すべき日だ。この大切な日にもまた英国風紳士さんのサポートを受けてBBさんのところへ向かったのでした!
この日から「CATERHAM SUPER SEVEN DIARY(Seven File 1998)」というタイトルのセブン日記を始めていて、記憶を辿ることが容易になった。読み返してみると大人が書いているとは思えない夏休みの子供日記的で笑える。よくこんなものを書き綴っていたもんだ。人には恥ずかしくて見せられないが、記念すべき1日をこのダイヤリーから少し拾ってみよう。
2002年まで続いた全5冊のダイアリー
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1998年3月28日土曜日 雲のち晴れ
"Seven引取り《BBセブンからDセブンへ》"というタイトルから始まっていた。
今日は待ちに待ったSevenを引取りに行く日だ!日陰にはまだ雪が残っていた3月…しかし今年はとても雪が少ない。英国風紳士さんの車に乗せてもらい10時に出発した。BBさんは今日は土曜日出勤らしく昼休みを利用して家に戻って来てくれるとのことだったので、12時到着を目指して向かったのです。赤いセブンと久々の再会!嬉しさでいっぱいだった。今日…本当に僕のものとなって家に帰れるのだが、まだ実感が湧かなかった。BBさんから再度簡単な注意事項や基本メンテナンスの仕方など説明を受けたのですが、舞い上がっていたのか頭に全然入って来なかった。BBさんには当然寂しい気持ちもあったのだろうと思う。最後までカメラやビデオで色々撮っていた。Miniを手放した時の寂しさを思い出した。そして僕も記念に一枚カメラにおさめさせて頂いた。

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それがこの一枚
昼休み後すぐに職場に戻らなきゃならないということでしたので、早々に挨拶をして無事引取り完了となったのです。BB邸を出てからの直線ではバックミラーにしばらくビデオを回しているBBさんの姿が映っていた。帰り道はこれまでにない安全運転でとてもとても緊張しましたが、紳士がしっかり後ろから見守ってくれたので安心でした。途中ノッチ君のところへもちょっとだけ寄り道して早速セブンを見てもらい、暗くならないうちに戻ってきた。ひとまず英国風紳士宅の大きなガレージに預かってもらい記念すべき1日が終わったのでした。欲しい車はまだまだいっぱいあるけれど…きっと一生手放すことはないのではないかと、なんとなく思った。
記念すべき1日はこのように綴られていたが、このセブンダイアリーを読み返すまで、あの日…帰りにノッチのところへ寄ったことやしばらく英国風紳士さんのガレージに預かってもらっていたことはすっかり忘れていた。ガレージ準備は全然間に合ってなかったってことじゃん!ってこともわかりました。
ダイアリーには翌日29日日曜付けで…夕方 紳士のガレージへ僕のセブンを見に行き、ちょっと近くまでゼロワンと一緒にプチ出動して乗り比べしたことも書いてあった。
更に引取り前の26日はまだセブンに乗るには寒いだろうと思い、映画ディアハンターの主人公が被っていたような黒の毛糸の帽子を買ったことが脇にメモされていてレシートも貼ってあった。笑 このダイアリーはスクラップブックにもなっており、ガソリン給油の明細書や購入したもののレシート、写真の切り抜きなどがたくさん貼られてて今見るとかなり笑えるのと同時に小さな記憶までもどんどん蘇ってくる。

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今でも大切な本キーは厳重保管
あ〜 憧れのセブンにやっとたどり着いたよー。じわじわと喜びが込み上げて来た。1998年春の話しでした。
第2章 大空と大地の中で #3へ続く…

I ❤︎ Seven.
早くガレージを完成させて、夜な夜なセブンを眺めながらコーヒーを飲みたいな〜なんてあの日考えてたことを思い出す。
Posted at 2023/01/24 08:05:18 | |
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