
こちらの記事は後編です。
まだ前編をお読みでない方は
こちらからご覧ください。

大渋滞のバイパスを抜けて、ソウル市内の東横インに到着!

ホテルの部屋からは、韓国の高速鉄道「KTX」が見えた。

車内に忘れ物を取りに行ったら、隣にプリウスが停まっていた。
そして、部屋に戻ろうとした時……
1台のパトカーが地下駐車場へ降りてきた。
「韓国の警察は地下まで巡回するのか〜ご苦労さんやな〜」と思って眺めていたら、1人の警官が降りてきて、
「Please show me your passport.」
はい、職質です😇
どうやら「日本のナンバープレートを付けた変な車がいる」という通報があったようで、その確認に来たとの事。
警官にとってもレアケースな事案だったようで、警察本部?みたいな所と電話でやりとりしながら、1時間ほどかけてパスポートや車の書類一式をチェックされた。
何もやましい事は無いけど、異国の地で職質されるなんてドキドキしちゃうね😇
最終的には翻訳アプリを使って「安全運転で楽しんでください」と言ってもらえたので、職質されて良かったって事にしておこう。

ソウルの夜景を眺めながら晩酌。
色々な意味で長い1日だった。
【3月4日】
もともと6日目の予定は決めていなかったが、龍仁(ヨンイン)市にある日本車専門ショップの方にTwitter上で声をかけて頂いたので行ってみる事にした。
シャワーと朝食を済ませて駐車場へ。
すると……

なんと!!
2日連続で差し入れを頂きました。
昨日と違って差出人の名前が書かれていなかったので、お礼したくても出来ず…
とても丁寧な日本語で書かれててビックリ。
ありがとうございました!!
頂いたコーヒーを飲みながら、龍仁(ヨンイン)へ向かう。

休憩のために立ち寄ったパーキングエリア。
トイレとタバコを済ませて出ようとした時、隣に停まってきたSUVに乗っていた若者集団に声をかけられた。
どうやら、韓国版の2ちゃんねる的な掲示板で自分のことが話題になっていたらしい。
車の写真を撮りたいと言われたので快諾。
PAから出る時に「グッバイ!」と声をかけたら、皆さん大きく手を振って見送ってくれた。
韓国の人たちはノリが良くて面白い(笑)

龍仁(ヨンイン)市の日本車専門ショップ、AXIS TRADEさん。

シルビアやロードスターを韓国で見られるなんて思わなかった…

レプリカの韓国ナンバー。
意外と似合ってる…?
その後、社長や従業員の皆さんと昼食を共にして、ショップのお客さん達と交流していたらあっという間に夜になっていた。

お客さんの痛車。
皆さん日本文化が大好きな人ばかりで嬉しかった。

楽しい時間をありがとうございました!
その後、このショップで知り合った4人と共にソウル市内へ。

日本人観光客にもお馴染みの明洞(ミョンドン)。

ナムサンで出会った86。

ビルの夜景をバックに。
こちらの2台は初対面でしたが、わざわざTwitterのアカウントを作って写真を送ってくれました🙇♂️

最後はホテルで解散!
夜遅くまでありがとうございました。
【3月5日】
この日はソウルに住んでいる知人と、その知人の家族と共に昼食へ。
「本当に日本から車で来たのかよ」と軽く引かれたけど、久しぶりに知人に会えて嬉しかった。
その後、帰国のために必要な陰性証明を作るため、仁川空港のPCR検査場へ。

仁川空港のPCR検査場。
自分はワクチン未接種なので陰性証明が無いと帰れない。

「Uターン車両は左折後にPターンせよ」という日本には無い難解な標識。
目が回りそうになる。
その後は一般道をノコノコ走って太田(テジョン)市へ。

入国直後から Twitterで声をかけてくれたEleMasさんとツーショット!
翻訳アプリを駆使しながら雑談を楽しんでいると……
はい、2回目の職質です😇
ソウルの時と違って、パスポートの提示をしてサクッと終了。
巡回中に見かけて気になったから声をかけただけって感じだった。

韓国のお巡りさんはノリが良くて面白い。革靴がピッカピカなのもカッコ良いですな。

韓国版のインターネットカフェ、PC房(バン)の看板をバックに記念撮影。
この日も深夜まで遊んで、ホテル到着後はすぐに爆睡してしまった…
【3月6日】
いよいよ実質的な最終日。
ホテルの人に「駐車場のインターホンを押せば手動で出れます」と言われたが、いくら待っても無反応……
困っていたところ、駐車場に入庫しようとしていた車の運転手さんが「あのー日本の方ですか?」と流暢な日本語で声をかけて頂き、スマホで管理会社に直接電話をかけて助けてくれた。
ありがとうございました🙇♂️
太田(テジョン)は政府機関や研究機関が多い街なので、日本語が話せる方も多いのかな。

韓国の代表的なコンビニ、GS25。

道中で発見した展望台。

初日に記念撮影した場所へ戻ってきた。

韓国の交差点は左折禁止の所が多い。
その場合の迂回路は標識に出ているので、見落とさないように要注意。
【3月7日】
いよいよ帰国の日。
大阪の時と同様、朝10時までに港に行く必要がある。
書類の返却や手数料の支払いを済ませたら、乗船開始まで待機。
ターミナルのレストランで昼食をとることにした。

レストランの入口には釜山名物のテジクッパの写真があったが、ランチタイムは提供していないとの事だった。

釜山港にいた日本ナンバーのトラック。
俺みたいに乗用車で行く人は珍しくても、トラックでは割と日常的らしい。
この他にも何台か停まってた。

積み込み完了。

さらば韓国!楽しい思い出をありがとう!!
往路の時と同様に夕食を済ませて寝ようと思ったら、レクリエーションが始まるとの船内放送が流れたので行ってみる事に。

レクの終盤で行われたジャンケン大会。

まさかの優勝してしまった🤣🤣
これは賞品としてもらったワイン。

「トイレットペーパーは流してください」という注意書き。
冒頭に書き忘れたが、韓国のトイレは基本的にトイレットペーパーを流す事ができないので要注意。
流して良いって書かれてるトイレ以外では、便器の横にあるゴミ箱に捨てましょう。

関門橋の下を通過。
ああ、日本に帰ってきたんだなーと実感……

ただいま日本!
韓国では口蹄疫が流行しているため、帰国後に車のタイヤとアクセルペダルを消毒液で洗浄された。
どうやらTwitterでバズっていた事が船会社の人にも知られていたらしく、自分が旅行中にたくさんの問い合わせが来たとの事だった。
日本の隣国でありながら、交通ルールから文化まであらゆる点が違う韓国。
何もかもが新鮮でとても楽しい旅だった。
また、写真撮影などで声をかけてきた現地の方も友好的な方ばかりで、今までの韓国に対するイメージがガラリと変わった。
島国である日本のナンバープレートを付けてユーラシア大陸の道路を走るという嘘のような本当の話を叶える事ができて、言葉では言い表せない達成感に満ち溢れている。
現地の交通法規を学んだり、最低限の韓国語を学んだり、書類を準備したりと様々なハードルはあるが、皆さんもぜひ一度やってみてはいかがでしょうか……
以上。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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