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バックアップ電源DRB-24B
Makuakeプロジェクト中です。
https://www.makuake.com/project/drb-24b/
活動レポートを更新しております。
以下引用~
昨今の夏の気温は異常で車内温度も以前とは比べものにならない位高温になっています。
今回もマニアックな活レポです。
今のところ、以前から私が製作したバックアップ電源は温度的には十分耐えられる仕様になっています。
旧型のDRB-24AもDRB-05Bも問題ありません。
しかしながら、周囲温度が上昇したまま充放電を行うと自己発熱があって、想像以上に機器が熱くなります。
夏場の車内でバッテリーを使っても大丈夫か?と心配になるかもしれませんが、現実的にはバッテリーが熱でどうこうなるよりも実際の事故は制御する回路に懸念があります。
リチウムだって適切に運用すれば、怖い物では無いはずです。
熱によって各制御基板が動かなかったりエラーを起こしたりするとバッテリーへの負荷をかけた充電、放電の仕方をしてしまう場合があります。
日本ではPSE認証という制度がありますが、これを取得しても事故が多いのは制御に問題がある場合が多いです。
昨年くらいからPSEの試験内容に変更があって複数バッテリーの場合のバランス管理が必要になりました。
DRBシリーズはもともとバランス回路があったので問題ないですが、さらに充電のバランスを整え、管理する保護回路が追加になっています。
この新タイプの保護回路はDRB-05Bからになります。
もちろん、DRB-24Bも新調した保護回路で構成されています。
これらの安全制御系が熱で動かないと安全管理ができなくなります。
そこで、稼動耐久温度を150℃で動くパーツを揃えています。
電源回路から制御回路まで使っています。
DRBシリーズは液晶も無ければ通信機能もなく、あまりにもシンプルだと言われることがありますが、余計な回路を追加するとリスクがドンドン高くなります。
家庭用機器と車両用機器は設計の根本が異なるため、特にバッテリー機器は必要以上に気を使って設計する必要があります。
この高温対応のパーツは1年以上まえから設計してサンプルまで作ってテストしていました。
実際製品化したのは短時間バージョンのDRB-05Bで採用しています。
電流負荷が少ない短時間バージョンで市販しながらテストを続け、DRB-24Bとなりました。
温度耐久が上がったので、機器全体の耐久性が飛躍的に向上したので負荷の高い急速充電を採用したとなります。
充電する電流が0.5A上がっただけでもパーツ負荷は結構な負担になります。
これに合わせて付属するシガーソケットケーブルも内蔵ヒューズを5Aにあげています。
DRB-24Aのシガーソケットケーブルは3Aが入ってますので両方持たれた場合はご注意ください。
是非ご検討ください。
Posted at 2025/03/03 18:37:33 | |
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