
フォレスター納車から2ヶ月半、走行距離も先日5000キロを超え、やっとクルマのあたりも付いてきました。シートポジションも納車当初は全然合わなかったのですが、これもだいぶフィット、やっと車両感覚も慣れてきました。
と言うことで、フォレスターについての雑感をメモ書きします。
〇気づいたこと
●マフラーに水気がたまりやすい?
納車後しばらく、白煙を吹いてるのだと思い嘆いていましたが、マフラー内にたまった水気でした。車庫が尻上り気味に停めているせいか、マフラーに水気がたまりやすい気がします。一晩止めっぱなしにした翌日、アクセルを半分位開けるとブワッと水煙を吹き出し、リヤガラスにも霧吹きしたように水が付きます…が、その1回きりでその後はアクセル全開を繰り返しても目で見える煙は吹きません。(マフラーカッターはすす汚れしますが)
とりあえず煙を吹いてるわけではなかったので一安心!
●レギュラーも普通に使える(個人の感想です)
FA20DITを積むXTはハイオクガソリン仕様です。が、レギュラーは使う事はできないのか?
念の為にお客様相談室に電話したら、「使用に問題は無いが継続使用する前提ではないのでハイオクを推奨します、レギュラーによる故障の保証はケースバイケースです」との教科書通りの返事でした。まぁそりゃそうか。
ハイオク:レギュラー比を1:9にして250キロ程走りましたが、結論から言うと問題なし。もともと出足が穏やかな味付けなのが幸いしているかも知れませんが、街乗り等でターボ過給圧が0.5キロ程度までなら特に不具合やパワーダウンは感じられず、燃費計を見る限りは燃費低下も見られませんでした。
ノッキング音も制御が巧みなのか私が鈍感なのか感じられず。

ただし、アクセルを半分以上踏み込むような元気な走り方(過給圧で1キロを越えるようなあたり。マックスは1.37キロ)だと流石にパワーダウンを感じます。高回転のレスポンスが鈍くなり、速度の伸びが悪く、エンジン音もガサツクような気が。
でもこれもハイオクとレギュラーの比率を半々まで上げたら殆どは感じ無くなりました。多分ゼロヨン加速とか計測したら違いが出てるんでしょうね。
とは言え、レギュラーに変えたところで満タンで500円程度の差なので、これを大きいと見るか小さいと見るかは人によると思いますが、燃料費の節約とは別に、普段はレギュラーを入れつつ、時々ハイオクにして違いを楽しむと言うのはアリだなと感じました。
●燃費計は誤差多目。満タン法と比較して7.7%程甘い数値。
速度計誤差も結構ありそう。180キロリミッターの介入も遅い気が。GPSで計測したいです。
☆良いところ
●アイサイト3の完成度の高さ
私がスバルを選んだ最大の理由です。高速道路はスイッチ一つで自動追従、渋滞疲れ知らず!これは大満足。特に高速の合流や先行車の離合をかなりワイドに検知しているので、レーダー方式によくある唐突なブレーキ介入がとても少なく快適。
カメラ方式は悪天候に弱いなんて言われるそうですが、濃霧や豪雨、豪雪の中も走りましたがワイパーとデフロを動かしてガラス面の視界を確保している限りキッチリ動きます。逆光によるキャンセルも今の所起こっていません。
●燃費は結構伸びる。特に高速
アイサイトによるクルーズ機能を使った時の平均燃費計の数値ですが、
80キロなら20キロ前後、
100キロで16キロ前後、
オートクルーズ最高速の114キロでも14キロ維持します。280馬力にモノを言わせて走ればあっという間に5キロ以下にもなりますが…ジェントルに走る限り、ガソリンターボ四駆なのを思えば結構低燃費だと思います。
ナディアとの比較では街乗りで1割、高速で2割良い数値です。ハイオク仕様なので1割分は燃料価格で相殺されてしまいますが(><)
●全席ヒートシーターは快適
後席にもシートヒーターがあるので寒い日の朝、暖房が効くまでの間ホントに助かります。家人はこれがフォレスターの最高評価ポイントなほどw
●小回りが効く
最小回転半径が5.2mと数値では大したことはありませんが、5.5mあったナディアから乗り換えるとだいぶ小回りが利きます。
●ワイパー払拭エリアが広い
アイサイトの機能確保のためもあると思いますが、ワイパーの払拭エリアが大きく気持ち良いです。他のクルマによくある、あと1サイズ大きくても良いのに…がありません。
●ボンネットがダンパー付き
地味ですがこれ便利。高級感もあって良いです。積極的にボンネットを開けたくなります。
▼改善して欲しいところ
●ターボをもっと低速から効かせて欲しい。ディーゼルターボのような出だしからグイグイ走るキャラではありません。CVTがスムーズゆえ加速感が少ない部分もありますが、出足はモッサリしてます。発進〜20キロ程度までならスタートダッシュはナディアの方が速いほど。ところが、加速がトロイからとアクセル踏み続けてると今度は25キロぐらいから突如ターボパワーが炸裂し慌ててアクセルを離すことに。慣れればこのターボラグが分かってくるものの、やはりこのドッカンターボは改良して欲しいです。
●前席のホールド性を高めて欲しい
表皮の材質が滑りやすく、特に座面の形状がフラットなのでホールド性が低いです。ゆったりしていて乗降性が良いとも言えますが、ワインディングロードではお尻が滑って走りにくい。せっかくSUVにはあるまじきコーナーリング性能を持っているのですから、もう少しバケット形状強めてもいいと思います。
●カップホルダーを増やして欲しい。ロングドライブだと一人で複数の飲み物を置いたりするので。ドア下側のポケットにも置き場はあるのですが、足元なので使いにくく、実質はセンターコンソールの1箇所だけです。ムーヴのようにエアコン吹き出し口下とか、インパネセンター部にももっと増設して欲しい。
●CVTの疑似変速ナシのモードが欲しい。
I/Sモードでは6段、S#モードでは8段の疑似変速をしますが、過度に変速感を演出するのか、強い加速では意図的な変速ショックが起こります。高速合流ダッシュではこれがなかなかウザい時も。これはこれで楽しい機能とは思いますけど、レヴォーグに実装されているローンチモードのように、疑似変速キャンセル機能が欲しいです。
CVT自体、無段変速によるシームレスな加速が特徴なので、その特徴を楽しめるモードもあって良いのでは。
●アイドリングストップが欲しい
燃費優先ならターボなんか買うな、と言うのも正論かもしれませんけど、やはり燃費向上のために欲しい!ムーヴでアイドリングストップが当たり前になってしまったため、信号待ちなどでは無駄にガソリンを燃している感が強いです。付いていれば多分街乗りで1km/Lくらいは燃費向上しそう。
●ラゲッジランプの位置再考を
ラゲッジランプ、位置が低めの為、荷物があると影になってしまい使い勝手悪いです。社外品にあるバックドア中央に付けられるランプ、純正で用意して欲しいです。
●グローブボックスの明かりが欲しい
●助手席補助ミラーが小さすぎて役に立たない
法規変更に合わせて無理やり付けた感が。実際そうなんでしょうけど(苦笑)
ホンダのような大きくて見やすい補助ミラーがあればと思います。実際、それがついていると縁石への幅寄せ等、実用面でも大変便利です。
また思いついたら書きます。
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