2011年12月28日
長い間頑張ってきたグランビアも276000キロを超え、エンジンやミッションは元気なものの、昔のディーゼル車故に排気臭と黒煙が増え、エアコンのコンプレッサープーリーの故障、そしてドライバーの高齢化に伴う運転ミスによる損傷等、最近はかなり傷みが進行していた。更に、2月にある車検をクリアするためには整備にかなり出費が伴う事も判明した為、未練はあるものの、新しいクルマを検討しなければならない事に。
とは言え、多人数乗車する事も多量の荷物を運ぶ事も今はほとんど無くなった為、そしてなにより乗用車三台を維持する負担が半端でないので、ミニバンを離れて大幅にダウンサイジングし、軽自動車を導入する事に決定。長距離任務にはカローラかナディアを充てます。
予算は103万円+エコカー補助金7万円を見込んでの110万円。
まずは今話題のミライースに乗ろうと早速近くのディーラーで試乗。
室内は特に狭さを感じず、我が家のカローラと比べれば広いくらい。走りもCVTが低燃費に振ったセッティングのため加速はもっさりしてるが速度のノリは良く、街乗りなら十分。
一方で時速7km/h以下で作動するという新エコアイドルはほとんど停止後にしか作動しなかった。再始動時のセル音も最初は気になったがしばらくしたら慣れた。
デジタルメーターはこれでもかと言うくらい見やすい。その一方で、明るい時はベージュ色のダッシュパネルがフロントガラスに映り込み、視界を遮るのでこれはいただけない。また、一番高いグレードでもオプションすら設定のないリヤヘッドレストは残念。
が、総じて「これで十分」と言うまとまりの良さと、私の運転で街乗り燃費がナディア7km/L程度の走り方で3倍の20.5km/Lに達する圧倒的な実用燃費の良さに、一気に心が傾きこれに決めようと検討に入るも、詰めて行くと思っていたほど安くはない事が判明して来る。
と言うのも、最安79.5万のDでは営業車カラーのホワイト一色しか設定が無く、10万高いLにしても最低限欲しいキーレスは3.4万のオプション。装備を考えるとキーレスやミラーの電動格納、プライバシーガラスが標準になる99.5万のXを選ぶ事になり、それでもリヤワイパーが欲しければ寒冷地仕様を選ぶ事になり、後席ヘッドレストについては最上級112万のGを選らんでもオプションすら設定が無いという状況。
値引きも5万の本体値引き or 6万円分のディーラーオプションサービスどちらかと結構渋い。予算には収まるものの、自分で勝手に総額100万以下を狙っていた為に膨らんだ心は急速に萎む。
イースの対抗馬になるアルトエコも装備は似たものながら、20Lしかない燃料タンク、細身のタイヤ、値引き無しなどちょっとそそられず。ただ、チョイノリだったが加速はイースより良かったのが意外。後席も広かった。
次に目が行ったのが先月のマイチェンでイースと同じ新エコアイドルを搭載したムーブ。実用燃費こそ一割程ダウンするものの、ふた回り広い室内、ベーシックグレード112万のLでフル装備、キーレスもリヤワイパーもプライバシーガラスもミラー電動格納もついてて、なによりナディアの感覚でも狭さを感じない後席の広さが気に入る。ヘッドレストも付いてるし。欠点は新鮮さが特に無いと言うくらいか。
詰めていったら値引き幅も大きく、本体とオプションサービスで10万以上引いてくれたので、イースXとの価格差は9万円以下まで縮まっていた。数万円の予算超過はあったけれど、最終的には家族の要請もあり、ムーブに決めた。
軽自動車が家にくるのは、カローラの前に知人からもらって半年程乗ったミニカと、父が30年前にフロンテに乗ってた以来。長年乗ったグランビアと言うフルサイズのミニバンを手放すのは一抹の淋しさがあるものの、今の時代や必要を考えるとちょうど良いのかもしれません。納車まで、即ちお別れまで半月。買取専門店でも値の付かぬまでに乗り潰したため、下取後も廃車決定なのですが、最期ぐらい少し綺麗にしてやろうと思います。
Posted at 2011/12/30 03:19:03 | |
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グランビア | 日記
2010年06月23日
6月23日水曜日。
エンジンから激しい振動&音が出て、先日金曜日からディーラーに入院していたグランビアが退院。
14年目・245000キロと結構な御老体の為、一時はもはや25万円に化けるか?と思ったものの、無事に帰ってきた。
実は、20万キロを越えた頃から大部エンジンの振動が大きくなってきたのだけれど、もともと振動の大きなディーゼルだし、距離も乗っているため経年劣化なんだろうと諦めてたら、マウントのへたりのせいだった。
2週間前ぐらいから完全に裂けてしまったらしく、金属部が擦れてゴキュゴキュ凄い音を立てていた。写真の通りマウントは完全に御他界。音が凄かったため、もはや廃車か?とも思ったものの、「マウントだけでした」。
退院してきたらエライ静か&スムーズになっていてビックリ!
直る前は冗談抜きに原付並みにガラ付いていたのが、ビタッと振動も音も無くなったのだから驚く。さすがハイエースの血族だけあって、メカ自体の耐久性は半端じゃないようだ。
何より助かったのが整備費用。
9,901円也。
諭吉さん1人でおつりが来た!

以前ナディアのエンジンマウントがダメになった時は、保証期間内だったため助かったものの、有償だったら5万円は下らなかった。
そういえばこの前タイミングベルトを交換したときも18,000円で済んでくれた。メンテ費用がリーズナブルに済むのも、整備性の良い商用車ベースのおかげか。
この厳しい御時勢に助かりました。
Posted at 2010/06/23 21:23:02 | |
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グランビア | クルマ