
少し仕事でへとへとになっている一摩であります。
とはいっても色々と考える事はある。
その為にみんからに来たのだから。
今日は私のデミオのマフラーの件についてお話します。
車歴で書いた通り先代のDE系のデミオにものってました。
その時はワンオフのマフラー入れてました。
DE系は基本がNAエンジンなので「サウンドの差」でしかありません。
ところが今回のデミオは少し話が変わってくる。
内容としては「音だけの話ではない」という事になる。
車がターボである以上、マフラーの抜けも重要なカギになる。
色々あったが柿本さんの仕様にすることに決めた。
安いところで42千円~5万円位で手に入る。
実際には柿本さんの今回はGTboXシリーズになったのだが。
センターパイプを変える事を前提として、KRという少しサーキット向けの物も存在する。
このkRはGTboXの上位グレード的な商品である。
私が注文した時はリアピース単体の販売が無かった為と、排気シャッターが確認された事によりリアピースのみの交換に至った。
そもそもこのクリーンディーゼルのスカイアクティブエンジンはエンジンの概要こそ記載されているが本当の技術分野の話が実は何もない。
概要としては、エンジン内部の圧力を増加する事に成功したという事しか書かれていない。そのほかの機構的な部分がマツダさん以外に知りえる人がいない。
柿本さんと、雨宮さんくらいであれば聞けば教えてくれるのかもしれないが、素人がそんな質問しても意味が無いし、エンジンを全部ばらすわけでもないので細かい事は聞かずに購入。
新車納車時にはすでに交換済みでノーマルマフラーがトランクに入った状態で手に入れた。
実際に私が手に入れて3年経過したわけだが、サウンドコントロールが非常に難しい。
実際にかなり響くのだが車検の加速音には干渉しないという面白い特性を持っている。
なので少しマフラーの特性を書いていこうと思う。
昔の峠の走り屋仕様の全盛期のような音はすぐにしないのでその点はよろしく。
スカイアクティブの仕様なのかエンジン始動直後は比較的静か。
「ドドドド」というアイドリングのパルス開放音が小さく聞こえる。
エンジンが冷間時はこの状態が続く、どんなにアクセルを開けても音量自体は変わらない。
柿本マフラーの音が変化するのは、エンジンが温まり始めたあたり5分程度走行後からマフラーサウンドらしい音が聞こえるようになる。
これはおそらくEGRの制御が解除される時期ではないかと思う。
高速道路上などでも長い下りなどに差し掛かるとシャッターが閉まるのか静かになる。
ディーゼルターボでのタコメーターでの回転数的に言うと1500回転以上の領域で楽しむことができる。
しかも、面白いのは音域が綺麗に出るのは4000回転付近までのエンジンブレーキ状態でのサウンドが素晴らしいと思う。
ちなみに、わざと、アクセルを開けてみるが閉じている状態の方がしっかりとマフラーサウンドが楽しめるというセッティングである。
つまりこれが柿本さんのマフラーの仕様である。
加速時のマフラー音は抑制されるが減速時の排気音は図太い柿本マフラーらしいサウンドが楽しめるので「近接加速音はパスできる仕組み」である。
昔のマフラーってアクセルオンで「爆音」でした。
この辺の話を突き詰めていくと、ATの車ではあまり音が出ないのかもしれない。
以前、スイスポの、ナイトスポーツ仕様がお披露目されたときに「静かなスポーツカー」というサブネームを聞いたことがあるが、まさにそれである。
実際に私が今の車を全部ばらしたわけではないが、おそらくデミオ、ヤリス、スイスポなどのコンパクトスポーツの制御系がはるか昔の制御の真逆になっている可能性がある事が解る。
デミオの分解はしていないので、詳しくは知らないが、アクセル開度とパワーフィーリングが明らかに釣り合っていないのもうなずける。
しかし、乗り味を比較すると何かぎくしゃくする。
あのスポーツカーに人馬一体とまで言わせたマツダの車である。
おそらくこの謎を解くのがデミオのチューニングのスタートだろうと考える。
Posted at 2022/09/30 23:31:01 | |
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デミオのカスタム | クルマ