
(題目写真は帰路の豊田城)
【10月30日】
納車後2回目のドライブです。妻と息子は中学受験のお勉強で今週も参加せず。声を掛けても「一人でいってらっしゃい」。我が家はよくいう中学受験の「父親はATM」、母親は「狂気」のスタイルであります、あと1年半一人ドライブは続きます。
せっかくだから紅葉を見がてら蓼科ビーナスラインや軽井沢の碓氷峠に行きたかったのですが、根っからの貧乏性。一人で行くのにそんな遠方で高速代、ガソリン代がもったいない。と結局いつもの筑波山。いつも高速でちゃっちゃと早朝にみんなが起きてくる前に行ってましたが今回はそこもケチって、下道で行くことにしました。というか少しでも長く乗車していたかったのと、「一人でいってらっしゃい」のお許しがでているので、ゆっくり行ってこようと思ったが所以です。
筑波山は毎回、土浦北ICからつくばフルーツライン経て表筑波スカイラインに入り、朝日峠展望公園で小休止して、不動峠から風返峠までのワインディングを堪能して筑波山神社正面を下って、沼田屋本店で名物カリントウ饅頭を買って、筑波学園都市を抜け谷田部ICから帰路につくワンパターンかつそのルートしか行ったことがありませんでした。

(いつもの朝日峠公園での一枚)
せっかくなので今回は地図と睨めっこして、フルーツラインから表筑波スカイラインに入らず、そのまま北上し茨木フルーツパークの先の県道42号線で風返峠に行き、そこから筑波山に向かうとしました。というのも慣らし中なので峠道でエンジン回転をあげられないので、ハンドリングと機械式LSDの効果を試したいのがメイン。グーグルマップの写真を見る限り県道42号線の風返峠は道は狭いので速度は出せないがクネクネしているので、テストに丁度いいだろうと思っていました。
ところが大変!風返峠の手前500メートルくらいから路面は滑り止めのためアスファルトからコンクリートの円盤模様に変化。嫌な予感、この模様、急登の証です。以前、BMW116iで佐渡島の急登道に入り1速でエンジンが悲鳴をあげながら、心臓バクバク状態で登り切った記憶や去年行った最大斜度41%の超有名な東大阪の暗峠(くらがり峠)(国道308号)を彷彿させます。暗峠は国道ですがすれ違いも出来ない狭道なのでふもとに車を駐車して歩いて走破しました。
さて県道42号線、先頭車、続いてフリードの後に続いてでしたので、やや安心してそのまま進みましたが、ス、凄い急登、しかも道はクルマ1台程度の幅、なんといっても他に無い怖さは両側に結構大きい蓋無し側溝が50センチ位下側にあります。すなわち道路が花道状態でオートバイの試験場の一本橋のクルマバージョン!これはかつてない怖さ!引き返すにはバックしかなく、それも急坂一本橋!フリードはぐんぐん登っていく!対向車来たら大変、ついていかないと!とんだ道に来てしまった。走行距離まだ400㎞なのに事故?慣らし中なのにいいのコンナ道来て!機械式LSDのテスト、ハンドリングテストどころではありません。もう冷や汗タラタラで脱輪しないよう慎重にカーブを曲がりながら風返峠に到着、約200mくらいの恐怖ゾーンでした。でも今思うとジュリアはさすがのハンドリングで「一本橋」から脱輪することなくきれいにライン取りでき、ミッションも余裕が無いんで確認していませんがオートマモードでたぶん2速でエンジンも唸ることなく走破してました。さすがのパワー&トルクとハンドリングが実証されました。あとでネットで調べたら酷道として有名で「県道だけど車で入っちゃダメ。下りはブレーキが利かなくなる」という怖い書き込みがいくつかありました。怖いもの見たさの方は風返峠から42号線入ったところが即急坂が見下ろせますので覗いてみてください。もちろんチャレンジされたい方は上りでも下りでもどうぞ。恐怖のあまり写真も撮れませんでした。

(恐怖道後気を取り直し、筑波山頂上前のパーキング)
さてその後はもう峠はこりごりと筑波山の北側を抜け、外周路で沼田屋本店に寄りカリントウ饅頭を買い、ナビの精度も確認したく高速に乗らず下道を帰るべくナビに設定。下妻経由豊田城経て帰ってきました。
機械式LSDは未装着車と乗り比べないとわかりませんがハンドリングにあわせてリアもクイクイ、非常にスムーズに曲がれる、ついてくる感じがそうなのかなという印象。ナビは思いのほか精度よく、渋滞回避して的確に誘導していました。7時に出て昼過ぎには帰宅、いつもの儀式で軽く洗車して充電器セットし3台連続愛用のカバーライトボディカバーかけておやすみなさい、しました。
積算走行距離500㎞まであと少しの状況。まだまだ慣らしですね。
Posted at 2022/10/31 12:14:04 | |
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