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2018年03月09日 イイね!

Fuel cell vehicle

Fuel cell vehicle
仕事の合間、ある車の試乗に。



向かったのは東京タワーの麓にあるトヨタMIRAIのショールーム。


そう、今日乗ったのは水素を使ったFCV(燃料電池車)、MIRAI!


最近、EVPHEVに試乗した事で次世代自動車に興味がわき、じゃあ燃料電池車ってどうなの?とMIRAIの試乗を申し込んでみた。


MIRAIの試乗はちょっと変わっていて、トヨタのディーラーではなく、TOYOTA MIRAI SHOWROOMという、水素ステーションが併設された専用の施設で行われている。

※ディーラーで行っている所もあるそう

ちなみに、このショールームのある場所は 昭和37年に創業した現トヨタ東京カローラ株式会社の発祥の地として、トヨタグループにとっても歴史的な土地でもあるんだそう。


いまだに官公庁での使用が多いFCVという事もあり、港区のど真ん中という立地も条件に合ったのだろう。


約束の時間に到着後、まずは「FCVとは何ぞや?」というPVをお姉さんの解説と共に視聴。

要は“水素と酸素を化学反応させて電気をつくる「燃料電池」を搭載し、モーターで走行する車”という事らしいが…


文系の私にはよく分からん (^_^;

PVが終わると、ショールームに展示してある実車を見ながらガソリン車との違いを聞く。


当たり前かもしれないが、マフラーが無い事に驚く (°□°;)


マフラー交換の楽しみがないのか…(^_^;


そして、いよいよ試乗へ。


この試乗、1時間掛けてお台場まで行き、帰りは首都高速に乗って帰ってくるという、なかなかサービス精神に溢れた企画。


ディーラーの周りを10~15分走って終わりじゃ、よく分からないしね。

特に都内は渋滞だらけだし。


まず、助手席に乗った担当者に操作系の説明を聞く。

FCVと言ってもPHEVやEVと基本そんなに変わらない。

ジョイスティックでシフト入れたり、パーキングはボタンを押すだけだ。


と言うわけで出発!


ちなみに、今回後席にも高そうな一眼レフを持ったお兄さんが同乗。

何と、今回の試乗はトヨタ広報の取材付き。

私の試乗風景や後ほど行われるインタビューがWEBに載るんだそう。

いつもは取材する側だから変な気持ち。

そして、小っ恥ずかしい (〃'▽'〃)


まずは一般道をゆっくり流す。


やっぱりガソリン車と違って静か!

今日は小雨が降っていたのだが、フロントガラスに当たる雨音がやたら大きく感じる。

車内の会話は快適だが…

車を運転しているという高揚感は皆無だな。


アクセルを軽く踏めば、グンと体が前に押し出されるトルク感はEVと同じ。

いや、それ以上に力強さを感じる。

MIRAIの大きさはトヨタで言うとクラウンとほぼ同じ大きさ。


そして、車重はバッテリーを積んでいる事もあり1.8トンと重め。

それでいて、馬力は155PSと並みの数値なので鈍重な走りを予想したが、乗ってみたら意外にもキビキビ走る。

これが次世パワートレーンの特徴なのだろう。


ブレーキのタッチは、EVはオンオフがハッキリしていてカックンブレーキになりやすいのだが、このMIRAIはかなりスムーズでガソリン車並みの自然さを感じた。


続いてレインボーブリッジへ。


ループ状のカーブでアクセルを強めに踏んでみたが、ロールが少なくハンドリングも安定しており、非常に安心感がある。

重いバッテリーを床下に積んでいる事で低重心となっている恩恵だろう。


お台場に入り車が少なくなったので、モードを「POWER」に切り替え、少し強めにアクセルを踏んでみた。


すると、「クゥーン」というモーター特有の駆動音を発しながらスルスルと加速し、あっという間に法定速度いっぱいに。

カッコよく言うと「初めてこいつの声を聞いた気がした」(笑)

この加速はターボとはまた違った気持ち良さがある。

ターボは後ろから「ドンッ」と蹴られる感じ。

こっちは前から「グンッ」と引っ張られる感じ?

まぁ、ある程度まで加速したら頭打ちになるんだけど。


続いて「ECO」モードも試してみたが…

このモードは純粋に電費を稼ぐためのもので、レスポンスが顕著に悪化しイライラする。

私が買ったとしても、まずこのモードは使わないでしょう (笑)


ちなみに、コンソールの操作パネルは全てタッチパネル


スマホみたいで面白いが、振動のある車内では物理ボタンの方が正確性は高いかな、という気が。


その後、高速に乗りまたレインボーブリッジに。


通常モードでも、本線に合流するための加速に何ら不満はない。

高速上で急加速、急減速を試してみたが、ふらつきもなく終始安定している事に弱冠のつまらなさも感じつつ、おおむね好印象。

1時間の試乗を終えてショールームに帰還。


水素ステーションで水素の充填方法も見せてもらった。


充填時間は約3分と、ガソリン給油とほぼ同じ。

満タンで5㎏(という単位らしい)入り、それでカタログ上は650㎞走れるらしい。


ここの水素ステーションは1㎏の単価が1,100円だったので、満タンで5,500円

こちらもガソリン代とほぼ一緒か。

ちなみに、水素の充填は専門の資格を持った人でないと行えないので、法律が変わらない限りセルフスタンドは作る事が出来ない。

さらに、EVのように家庭の電源から充電という方法も現在は無理。

そして。

気になる水素ステーションの数は…

全国でわずか92箇所!(2017年8月現在)


少なっ!!



今後の水素ステーションの目標建設数は、2020年度までに160箇所、2025年度までに320箇所と設定されているそうだが…

それでもどうなんだろう?

EVは充電時間、FCVは水素ステーションの数を増やす事が早急の課題なんだろうな。


さて。

試乗後は、ショールーム内でインタビュー取材を受ける。


MIRAIに乗った感想などを聞かれ、テキトーな事をいっぱいしゃべってしまったが、ちゃんと記事になるのだろうか?(^_^;

そして、最後の質問に。

「10年後の車に何を望みますか?」

私の答えは…

「EVやFCV、そして自動運転がかなり普及しているとは思いますが、MTを含め自分で運転して楽しい車を選べる車社会であってほしいです」


ちょっとMIRAIを否定してしまったかもしれないが、本音である。

ま、そのためにも10年、20年、自分で運転して楽しめるよう健康でありたいですな。


なんて未来を考えさえてくれたMIRAIの試乗でした (*^_^*)

※画像の一部をトヨタさんからお借りしました
Posted at 2018/03/10 03:22:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | 試乗・レンタル | クルマ

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