
仙台に来てもうすぐ2か月。今日は職場の先輩をお誘いして仙台市内の観光地の定義山(じょうぎさん 仙台弁ではじょうげさんとも)まで、えぬちゃんに乗って行ってきました。
親族以外でえぬちゃんの助手席に乗せるのはぉn職場の先輩が初めて。
先輩も単身赴任されていますが、マイカーのハリヤー(現行型)は千葉のご自宅に置いてきているとのこと。えぬちゃんを見て「かっこいい」と言ってくださり、謙遜しつつも素直にうれしかったです♫ガンメタっぽい車体色がいい感じだそうです。
さいたまの女子の皆さまが一緒に選んでくれた色ですが、本当にメテオロイドグレーにして良かったです♫
定義山は仙台の中心部から一般道で1時間弱。
西の方角に車を進め、整備された山間部の道を進みダムを越えると、控えめな駐車場表示。
本当にここでいいのかな?と車を止めて先輩と周囲を歩くと、お寺に向かう参道っぽい道が出てきました。道の片側にはお店が何件か立ち並んでいて、ここで正解だったみたいです。
この定義山のお目当ては「三角油揚げ」。
とても有名だそうですが、正直転勤になるまでその存在を知りませんでした。
スーパーでやたら普通の油揚げとならんで三角の油揚げが売っているので、ちょっと気になっていました。
早速、1日1万枚売れると言われる「定義とうふ店」(そのまんまの店名)に立ち寄って油揚げを購入(@150円)。お店の周りにはベンチなどで油揚げを食べている人たちがたくさんいましたが、幸い店内は行列もなくすぐに買うことができました(先輩におごってもらったけど笑)。
たかが油揚げ、と半信半疑で揚げたての油揚げに醤油と七味をかけて食べてみたところ、実に美味しかったです!!
油揚げなのに肉厚で、食べると「サクッ」と音を立てます。
先輩は「これ、油揚げというより揚げ豆腐だよね」と言ってましたが、私もそう思いました笑
定義山でのもう一つのお目当ては「やきめし」。
これはそれほど有名ではないのですが、私が個人的に食べたった”味噌を塗って焼いたおにぎり”です。
焼きおにぎり、というと醤油を塗るのが一般的ですが、私の家庭では子供の頃から母親が作る味噌を塗る焼きおにぎりを食べて育ちました。
長い間、味噌焼きおにぎりを食べていなかったのですが、仙台に来たらなんとスーパーやコンビニで普通に売っていたんです。
母親が山形県出身なので、味噌焼きおにぎりは東北地方がルーツなのだとこっちにきてやっと分かりました。
中に何も入っていないシンプルなおにぎりなのですが、私にとっては懐かしさもあって一層美味しく感じました(これも先輩のおごり♫)。
定義如来西方寺には立派な五重塔がありました。
東京で毎日のように池上本門寺の五重塔を見て写真に収めていた私は、異なる塔を見て写真に撮れることが嬉しく感じました。
ちょうど花しょうぶ(あやめ)の花が咲いていてきれいでした。
春は色とりどりの花、夏は蝉の鳴き声、秋は紅葉、冬は白い雪と、季節ごとに異なる景色を見せてくれる素晴らしい場所なんだろうなぁと思いました。
ちなみに定義山は源平合戦で敗れた平家の家臣が追ってから逃れて建立したところだそうで、見つからないように山の中にひっそりとたたずんでいるのですが、パワースポットになっていて、職場の若手女子も「定義山の雰囲気が好き」と話していました。
職場仲間から教えてもらったお蕎麦屋さんでせいろを食べて帰りました。
お店はほぼ満員で、注文してからおそばが出てくるまでかなり長い時間がかかったのですが、お客さん(たぶん地元の方々ばかり)は誰一人文句や不満を言う雰囲気もなく、「東北の人たちは忍耐強くてすごい!関西とかだったらすぐ騒ぐだろうに」と先輩と感心していました。
天候にも恵まれて、先輩とたくさんお話しできて良い休日となりました♫
(その後、夕方から職場メンバー20人くらいで集まって深夜まで飲み食い騒いで長い1日でした。。。)
Posted at 2023/05/28 16:45:37 | |
トラックバック(0) | 日記