ヴィヴィオのアイドリング不具合対策（対策1）　2/7

隙間は0.03～0.04mm

けっこう広いなぁ・・・

スロットルバルブは削れている

段付が大きいけど治せるだろうか？


まあ、ダメなら造ればよろしい

スロットルボディ側も磨耗が見える

サーモエアバルブ観察

おやっ？
バルブの蓋が緩いような気がする

しかし手の力ではきつくて動かせない

略図を描いて考察

サーモエアバルブはサーモワックスの膨張収縮を利用した
古典的な物理アイドルアップ装置で
ヴィヴィオはセンサーが介在していない

左図
冷間時はサーモワックスが収縮
バルブが開いているため
エアはバイパスポートを通り
エンジン回転数が高くなる

右図
水温が上昇するとサーモワックスが膨張し
バルブが蓋に押し付けられてエアを遮断
エンジン回転数が下がる

恐らく温間時にエアを吸っているのでバラしてみたいが
バイブル（整備解説書）には
サーモエアバルブの構造や調整の記載がないので
ここからはカンを頼りに整備を進める

蓋の深さを測定

冷間時のバルブ出量測定

これが開いている状態の高さなのだな・・・

サーモワックス近辺を暖めてみる