
今回は高速道路での燃費の伸ばし方になります。
車によって違いが出る点もありますので参考程度にご覧ください。
先に検証に使った自分の車のスペックを書いておきます。
・車種:三菱eKワゴン(H82W型)
・エンジン:三菱3G83自然吸気(50馬力)
・ミッション:5速マニュアル
・その他:アクセルペダルを踏んだ分だけ吸気スロットルが開く構造
基本編では以下の事を書きました。
【要点】
1.ブレーキを踏む事を減らし、無駄にしてしまうエネルギーを減らす。(アクセルを放して惰性で走る時間を増やす)
2.アクセルを踏んで前に進めるエネルギーを必要最小限にする。(必要以上に加速させない)
【具体的な方法】
・前の車との車間距離を多めに空ける
・2車線以上ある道路は左側の車線を走る
・適切なギヤ・アクセルの踏み加減で走行する
上記の事は高速道路でも同じになりますが、追加で空気抵抗の事を意識すると燃費を伸ばすことができます。
遅くても80km/h、速くて120km/hもの速度が出る道路ですので、車が受ける空気抵抗は非常に大きくなります。
低減するには大型トラックやバスと一緒に走ることが非常に有効です。
以下、具体的な方法を載せていきます。
【大型トラックやバスの車列の後ろを走る】
左車線を80~100km/hで走行している大型車の後ろを走ると、少ないアクセルの踏み加減で速度を維持できます。レースでスリップストリームに入って速度を上げる事がありますが、同じ理論になります。
特に大型トラックが複数台、列になって走行している後ろは狙い目で、1台の時よりも恩恵が大きく得られます。
※必ず車間距離を空けて走行して下さい。
【速度を出し過ぎない】
空気抵抗は速度の二乗で大きくなります。速度を出せば出すほど、肥大化した空気抵抗に打ち勝つ為に多くの燃料を消費してしまいます。
走行車線でスピードリミッターの付いた大型車と同じ速度で走るのが最も理想です。上記の風よけによる空気抵抗低減と相まって大幅に燃費が伸びます。
※自分のeKワゴン場合、80~90km/h巡行が最も燃費が稼げていました。
【登坂車線を活用する】
坂道では登坂車線に移って速度を下げた方が高いギヤ、低いエンジン回転数で進むことが出来ます。パワーが小さい自然吸気(ノンターボ・NA)の車に非常に有効。
80~100km/hもの速度を維持したまま無理に坂を登ろうとすると、ギヤを落としてエンジン回転を高くせざるを得なくなり燃費の落ち込みが大きくなります。
大型トラックは登坂車線に寄る事が多いので一緒についていけばOKです。到着時間も分単位でしか変わりません。
※自分のeKワゴンの場合100km/h維持する場合3速に落として高回転で回す必要がありましたが、登坂車線で60~70km/hで走る場合4速に落とすだけで済んでいます。
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Posted at
2022/12/15 07:40:01