
自分のeKワゴン(H82W)の弱点を埋めるべく、複数のチューニングショップを周っていた時の事です。高速道路での直進性、山道等で旋回している時の安定性を上げたいと考えていました。
サーキットを走る車をメインで扱っているお店を訪問し作業の見積もりをしてもらった際に、以下のようなアドバイスをもらいました。
「ノーマルの車、特にトヨタの車をよく見るといい。メーカーが純正で採用している部品には採用している理由が必ずある。」
街乗り向けに設計されていたeKワゴンをどこでも安定して走れるオールラウンダーに仕上げるにあたって、大きなヒントになりました。
H82W型には採用されおらず最近の車には採用されている部品が複数あり、それらを導入すると激変。効果があったものを紹介します。
1.カナード(フロントバンパー)
スバル車で純正採用されているものを参考に装着。
高速道路を走行している時の左右方向のふらつきが減り、直進性が上がっている事を確認できました。
角度を付けず水平に、寝かして取り付けると燃費を悪化させず恩恵を受ける事が出来た事も確認。
2.ストレーキ(フロントタイヤ前)
フロントタイヤを覆うように装着。
装着後、山道の少し急なカーブを60~70km/hで旋回する時に安定性が増しました。ふらつきが減った印象です。
3.ボルテックスジェネレーター(エアロスタビライジングフィン)
トヨタ車で純正採用されているものを参考に装着。
通過した後の空気の流速が上がるという効果がありますが、得られた恩恵が部位によって違います。
特に効果が出たのは車体後端。トラックやバスに追い抜かれた時の車体の揺れが大幅に軽減され、燃費も向上しました。
ドアミラー周辺は風切り音が軽減され、サイドガラスの水滴が走行風で流れやすくなりました。
4.アルミテープ(静電気除去)
トヨタ車で純正採用されているものを参考に装着。
ボディに埃が付きにくくなり、燃費が向上しました。タイヤハウス等の回転部品周辺、各配管などの液体が常時移動している箇所への貼り付けが燃費に大きく影響を及ぼします。

Posted at 2022/12/05 23:47:41 | |
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