2023年10月26日
20年間乗ったAlfaRomeo156を車検の為にディーラーまで運転して行ったのは、
2022年11月9日だった。
数日後ディーラー連絡があり、手動運転装置(当然足でも操作可)の関係でピット内に突っ込んでしまったと言う連絡が来た。
カーボン製のリップスポイラーと156GTAのキセノンヘッドライトが破損。
これらを取寄せ(カーボン製リップスポイラーは受注生産)ると車検の期限が切れる。
仕方が無いので、示談廃車となった。
20年間大切に乗って来た愛車が思い出になってしまうのは、こんなにあっけない物かと思いつつ、
前年2021年に他界した父が気に入ってくれてよく箱根を走ったAlfaRomeo156。
父があの世に乗って逝ったのだと想い自分自身を納得させた。
それからネットをくまなく探し、
Rosso winner micalizzatoの115を発見し、現車を見に行ったのは、
2022年11月17日であった。
マセラティやフェラーリを扱うショップの代表の方が、
「車椅子ユーザー古いヴェローチェを見に我がショップに来てくれた」
ともの凄く感動され、大歓迎で迎えて下さった。
そして、
「何かあったら大変だからレストアしてから乗って欲しいと仰り」
私自身も右大腿骨に巨大な褥瘡が出来入院する事となっていたので、来年(2023)私の身体が良くなったら納車という約束をした。
入院中やその後も進捗がある度にレストア中のヴェローチェの画像をこまめに送ってくれた。
入院中や退院後の闘病生活はかなり厳しい物であったが、治った先に描いた115Spiderの事を考えなんとか耐え現在に至る。
そして、あの日ショップに伺った日から344日
本日はれてAlfaRomeo Spider Veloce S4の納車となる。
昨日、セルボSRに取り外し式の手動運転装置を取付け、かなり無理をしてしまったので、
本日は大事をとって庭には出ず、
Spider Veloceを納めて貰い、キルスイッチを切り、カバーをかけて貰う事にする。
とはいえ、本日352日振りに
我が家にAlfaRomeoが戻って来る。
Posted at 2023/10/26 11:13:49 | |
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2023年10月19日
今まで幾度も購入を試み、その度に何かしらの要因により購入を断念し、今回購入後も私の身体の都合で実に1年近く納車を待って貰ってきた。
私の長年の夢である
Alfa Romeo Spider Veloce S4の納車が決まりました。
また12月には、
イタリア製の手動運転補助装置の取付予約も完了した。
この手動運転補助装置は両手でステアリング操作が可能な物である。
これにより、従来の左手アクセル&ブレーキ
右手でハンドルを旋回機で操作した物とは違い長時間の運転も飛躍的に楽になる。
Pininfarinaの宝石のようなボディーにAlfa伝統のTwin Cam Engineを持つ古典的なFRがやっと私の手元にやって来る。
Posted at 2023/10/19 17:06:28 | |
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2023年10月18日
未だ要注意ではあるが、気が遠くなるような長い療養生活がそろそろ終わりを告げようとしており、私にとって唯一の趣味である車が帰って来る。
まず第一弾、セルボSRさんの帰還。
丁度一年程前に埼玉県で購入したセルボSR。
購入直後に入院した事もあり、入院中の暇潰しとしては大袈裟な程のパーツを買い漁った。
退院してからも、寝たきりの生活が続きその間に下記、膨大な数のパーツを組んで貰った。
半年以上そのまま預かっていただいていた整備工場に本日連絡を入れ、来週届けて頂く事になった。
前車のセルボGからSRに乗り換えその上でノーマルに一切乗る事が出来ぬまま、下記パーツを組み上げ仕上げて貰った。
果たして、ノーマルのセルボGといいだけ弄ったSRの違いは如何に。
とはいえ、まずは慣らし運転から始める事になる。
※以下取付パーツ
Pal Sports
チューニングECU
TPISツインパルスイグニッションシステム
オーバーテイクブースター
フロントバンパー&グリル パーツ スズキスポーツ カスタム エアロバンパー
KENDA KL20 165/40R16
STEALTH Racing K36
スズキスポーツ シーケンシャルスポーツシフター
レカロAM19 SP-JC ASMクールレザー
ドアミラー 自動開閉キット オートリトラクタブルミラー
ウインカー付 スズキ純正OP ドアミラー サイドミラー 左右セット
オートライトユニット
TAKE OFF プッシュンR SS セルブローオフバルブ
HKS レーシングサクション
STREET RIDE 車高調 TYPE-K2 減衰調整
STREET RIDE ピロアッパーマウント
CUSCO ロアアームバー バージョンⅡ フロント
FUJITSUBO LegalisK typeII セルボ CBA-HG21S 2006/11- [マフラー] 450-81814
Defi SPORTS DISPLAY F / デフィ スポーツ ディスプレー F DF15903
Defi ADVANCE Control Unit SENSOR PKG (ADVANCE コントロールユニット センサーパッケージ) DF18901
ステルス ラテラルロッド
ヘッドライト35120-66k10
ヘッドライト35320-66k10
ボディー補修&アルミコーティング
ワコーズ フューエル1
大容量バッテリー
FirstWorks RallyDriver ハイフロータービン
Posted at 2023/10/18 16:47:46 | |
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2023年09月20日
私がアルファロメオを知ったのは、十代の終わり西風氏が描かれたGTromanの作中に登場したAlfaromeo Gulia SuperやGT1300Juniorなどの105系でした。
その中でいわゆる段付きと呼ばれるCoupeに強く惹かれるものがありました。
しかしながら、その当時にはまだネットも無く、実物を見るなんて夢の世界であり、5歳の時に地元で開催されたスーパーカーショーで見たカウンタックや512BBよりも見る事が難しい車でした。
私は先天性の病気があり、目黒区の病院に通っており、診察日には父が出勤する時に一緒に車に乗せて貰い、病院の近くに住む伯母の家に母と共に降ろして貰っていたので、道中目黒通りにはいくつもあったスーパーカーを扱う車屋がありフェラーリやカウンタック、ポルシェなどは間近ではないにしろ結構車窓から眺め興奮していたのを覚えている。
しかしながら、アルファロメオを見る機会は無かった。
そんな事もあり、西風氏描く105系の段付きには相当興味を持っていたのかも知れない。
そしてそれは、暫く経った後のある日突然に訪れた。
病院の診察とは関係なく、目黒の伯母の家に一家で遊びに行った日の夜、私達が伯母の家から帰る為に外に出た時、伯母の家の隣に路駐していた赤い宝石の様ななんとも言えないオーラを放つ1台の車が私の眼の前の薄闇の中に静かに底知れぬ存在感と共に止まっていたのであった。
伯母の家は閑静な住宅街の中にあり、その前の道路は一方通行であったから、その赤い車は本当に私の眼の前、触ろうと思えば触れる事も可能なそんな至近距離に佇んでいたのである。
私の眼の前に止まっていたのは、AlfaRomeoの段付きでもGulia Superでも無かったが、その見紛うばかりの美しさに一瞬で私の目は奪われた。
咄嗟に我に返り、その赤い宝石が当時私が興味を持っていた段付きではないと気付いてはいたものの言葉では
「見たいのはこれではない、これではない」と言いながらも、一時そのイタリア製の真っ赤な宝石に完全に心も奪われ、その場に立ち竦んでしまった事を今でも覚えている。
そして、それが私の人生で初めて目にしたAlfaRomeoであり、その後何度も買うチャンスはあったものの一度はHONDA CIVIC SiRⅡ・EG6にそしてその次は、日曜日朝の西湘バイパスですれ違ったBMW Z3に行ってしまい、Z3を手放した後ようやく手に入れたものは、同じAlfaRomeoでも156になってしまったのである。
私にとって156はそれはそれは、素晴らしい申し分の無い車だった。
悪名高いフェーズ1のSeleSpeedであったものの購入初期の段階でアーシングを徹底したからなのか、CITYモードをただの一度も使わずに、さながらMTにでも乗るかのように変速時にはアクセルを抜きゆっくりギアを変える乗り方が良かったのかそれともたまたま、当たり車両に巡り会ったからなのか、
トラブルとは一切無縁で、私が住む神奈川県から遠くは和歌山県まで、その他も京都や大阪、名古屋まで何度も156SeleSpeedで旅行に出掛けた。
Alfa156を機にAlfaRomeoの集りや女神湖などで段付きやRZを見掛ける事はあったものの、私が十代の終わりの頃、目黒区の伯母の家の前で出逢ったAlfaRomeo Spider Veloce S4を超える鮮烈な印象は何故か無かったのである。
やはり、細部は変ったとはいえ1966年から続くピニンファリーナのデザインは私にとって、My First AlfaRomeoとして今でも特別な存在なのである。
Posted at 2023/09/20 18:59:56 | |
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2023年09月17日
私はもう10ヶ月ちかく寝たきりの生活が続いている。
ようやく傷口も良くなって来たし、最近になって医者から座っても良いという有り難い言葉も貰ったが、まだ車椅子にも乗れず、毎日少しずつベッド上で座る練習を始めたばかりである。
さてここで私の大切な車たちはと言うと、
入院・寝たきり生活になる直前に購入した
SUZUKI セルボSRさんは、
納車後にお世話になっている整備工場へ入庫し、リペイント・チューンドECU・給排気系・脚周り・ボディー補強・車外タービン・追加メーターまで取付済で預かって貰ってあり。
セルボの購入直前にマセラティを主に取り扱うショップさんに現車を確認に行き購入した
ALFAROMEO Spider Veloce S4さんは、
レストアも終わり購入したショップさんにこちらも預かって貰ってある。
自分でも驚く事はこの2台の車、私はまだ一度も運転どころか運転席にも座った事が無いのだ🤣
ここまでくると正直自分でもかなり呆れるほどヤバい奴だと思えて来るが、入院前の予定では今年の春、遅くともゴールデンウイークには運転出来る筈だった。
いわゆる入院して患部にメスを入れたら予想をはるかに超える深刻な褥瘡だったらしく、
お尻のほっぺたに空いた穴は大人の男性の拳がすっぽり入る位であったらしい。
まぁそれは良くなったから良いとして。
さて、ここでようやく最も大切な物を準備せねばと考える。
私は車椅子ユーザーなので、当然ながら、手動運転装置をそれぞれの車に取付けなければ、運転が出来ないのであった。
昨年末まで20年間乗っていた
ALFAROMEO 156に付けてあった手動運転装置は、
個々の車両に専用設計とやらで、他の車には装着不可能なんだそうだ🤔
そこで仕方がないので、昨年末手放したSUZUKI セルボ(NA)で使っていた取り外し可能な手動運転装置を使い
手動運転装置を取り扱う店までそれぞれの車を運び取付して貰う必要がある。
話しによると、電子スロットルではないヴェローチェさんは、ハンドルの内側リング状の装置を付ける必要があるようで、
エレガントなヴェローチェさんの美観を損ねなければ良いのだが😔
と考える次第でありました。
Posted at 2023/09/17 02:40:03 | |
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