CLUB ZERO STYLEのブログ一覧

お久しぶりです。

先日、 ルーテシア ルノー スポールに試乗してきてました。

素晴らしい車だったのでインプレッションを載せちゃいます。




（まとめがへたで長文になってしまったので興味のない方はスルーしてください。）
※ＭＴ好きな方は是非つきあってください（笑


まず展示車のエクステリアとインテリアを眺めます。 




「カッコイイ！！」画像で見たイメージでは大きさはＰＯＬＯと同等かな～と
思ってましたがゴルフと同じくらいでした。（３ナンバーです。）

何よりフロントフェンダーのエアアウトレットとリアのディフューザーが目を引きます。



それとフロントのブレンボキャリパーと３１２ｍｍのローター 
２１５／４５／１７ タイヤ  



リアも３００ｍｍのローターと立派です。
（リアのローターサイズはＶＷも見習ってほしい）

ディフューザーから顔を出す両サイド出しのマフラーも素晴らしい！！
（音もノーマルにしては良かったです。）

残念なのはヘッドライト、プロジェクターなのになぜかハロゲン
（変ですよね～？価格設定に答えがあるそうです。）
ＨＩＤはオプション設定でも無いそうです。  



インテリアはＶＷに比べると質感がやや劣るかな～   

ＰＯＬＯと比べればオートエアコン、クルーズコントロール、オートライト
プライバシーガラスなどの装備が羨ましいな～と感じました。

ステアリングの質感は良かったです。
太目で握り心地が良くセンターに黄色の刺繍が入っていてそそります（笑

タコメーターも黄色（好みが分かれるところでしょうけど自分的には○）

シートはハッキリ言ってサイコー！ホールド性、すわり心地、抜群
（レカロなど社外品に換える必要はないと感じました。）

見た目や質感は別にして自分のレカロよりスポーツ走行には適しているでしょう（泣

着座位置はＶＷ乗りからするとかなり高く感じます。
（両車とも一番低い位置にしての感想で個人的にはもう少し低いほうがいいな～）

「シートポジション高いね～」と担当者に言うと他の輸入車に乗っている方からはよく言われますと
ただこれがルノーでルノーでは当たり前の事だそうです。

アルミペダルも質感良し、アクセルペダルの形状、角度 サイコー（ヒールトゥに最適）
ただ、フットレストが無いんです。
足を置く位置はあるのですがせっかくのアルミペダルなのだからアルミのフットレストが
ほしいところですね～
ＶＷみたいにプラでもいいから付けておいてくれれば社外品でなんとかなるのにと
思いました。（残念なとこです。）
   


エンジンは２ℓＮＡの２０２馬力（７,１００）、トルクは２１,９（５,４００）
６ＭＴ　２ℓＮＡとしては高いスペックということは数字からもわかりますが
高回転型で下がどうなのかというのが気になるところですね～


そしていざ試乗、まず最初に驚いたのがブレーキ！ディーラーを出るところでカックン！
オーバースペックで扱いにくいんじゃないの？と疑いましたが
（感覚としては５型のゴルフ３２のブレーキと似ているなと）
後にオーバースペックではなくこの車には必要なブレーキなのかなと感じました。
逆にノーマルでこのブレーキはすごい！さすがルノースポール、さすがブレンボと

ギアの入りは良好です。
シフトは長めに見えたのですがストロークはショート
（ＰＯＬＯよりショート）でカチッカチッと気持ちいいです。
※バックギアはノブ下のリングを引き上げて入れます。
　 （ＶＷ方式の押して入れるより楽に感じました。）

そして心配していた下のトルクですが、まったく通常走行には問題ありません。
おそらくスポーツ走行でも不満はないと思われます。
低速からＮＡの心地良い吹けを堪能することができます。

ピークパワーがくる５,０００回転以上を使わずしてのインプレッションなので
全快にしたら末恐ろしいなと・・・

そして何より素晴らしかったのがハンドリング！！
フランス車に乗ったのは初めてで輸入車ではＶＷ、ＢＭＷ、メルセデス、アルファと
走らせたことがあるのですが、そのどれにもあてはまらない独特の感じ？

当然、サスペンションがすばらしいからなのでしょうけどステアリングに伝わってくる
接地感や絶妙な重さが自分にはドンピシャ、クイックすぎるということもないので
遊びが絶妙なのかな～？

これぞ求めていたものだ！と思ってしまいました。
この車でワインディングを走らせたらどんなに楽しいのだろうと・・・（直線も速いでしょうけどね～）

よくプジョーの猫足と言うのを聞きますが同じような感じなのかな～？

人車一体（人馬一体）とはこの事なのかな～と・・・

ＰＯＬＯ（ＶＷ）も素晴らしいのですが残念ながらハンドリングは
１枚も２枚も上手に感じてしまいました・・・


あと剛性についてですが試乗前に担当者からドイツ車の方が上でしょうね～と
言われていたのですが（確かにドアは軽く感じました。）
これもサスペンションからくるものでしょうが？けっして悪く感じない
ドイツ車のような重厚感からくる剛性ではなく、角がとれたしなやかさからくる剛性のような・・・
しなやかと剛性は結びつかないかな～？

うまく表現できませんがドイツ車の剛性感とはまた別の感覚での剛性感がありました。


そんな素晴らしいルーテシア ルノー スポールですがモディファイ対象と考えた場合は
あまりに完成されている車なのでバランスを崩してしまうリスクが他の車より高いと思われます。
自分で購入を考えるとしても、仲間に勧めるとしてもここが重要かと
（モディファイ大好きですからね～）

特に自分で絶賛している脚廻りですが、車高はノーマルだとフェンダーとタイヤの間に
指４本が入りどうしても下げたいところ、せっかくフェンダーが大きく出ているのだからタイヤも
ツライチやハミタイにしたいところ・・・
インチも１７→１８にしたいかな～（得意の妄想です。笑）

ところが担当者いわく脚を換えれば過去の例からいって確実にデチューンになる
５０万、６０万の脚を入れてもノーマルには１００万以上の脚が入っていると考えて
くださいと 言ってました。
試乗前に聞いたので「いいすぎじゃないの～」という気持ちでしたが試乗後には
頷けるような気もしてきました（笑


この車はモディファイ対象に買う車ではなくノーマルを堪能できる人が買う車と
自分勝手に結論づけます（笑

自分が変われたらこの先購入対象になるのかな～？
でも１年位しか販売しないかもと言ってました。（あと１年で箱替えは無理ですね～）
 

この車 是非、試乗チャンスがあれば乗ってみてください。
モディファイ好きには何かを問いかけてくると思います。
 

この車が２９９万という価格だから正直、悔しい・・・
価格が高ければ「いいな～」で終わるんですけどね～
ただ、値引きもほとんどしないようですし（端数ぐらいだそうです。）
金利とかも考えると自分がＰＯＬＯを購入した条件と比べれば結構な差になりますね～


自分は、試乗好きで自己分析すると自分の車の良さを実感したくて試乗しているような感があり
（いわいるヒヤカシです。）、今まではそれが成り立っていた・・・でも壊れた・・・
ＰＯＬＯに申し訳ない・・・浮気だ・・・ゴメン（笑



今後はこの強力なライバルに立ち向かうべく、これまで以上にＰＯＬＯに情熱と闘魂を
注入して行きたいと思います。（やっぱドーピングしかないかな～　ＡＰＲ・・・）


長文、おつきあいありがとうございました。
日頃、試乗してもインプレッションをブログにしようなんて考えないのですが
それだけの「衝撃！！」を受けたとお許しください。


おまけ画像です。 
   


試乗した時にディーラーに整備で入庫していた車です。
メチャメチャ　カッコよかったので　パシャ！！